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フライフィッシング入門

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元々「初心者だけでなく、先行している本で上手くいかず困っている人も取り込める内容を」と20年ほど前に企画したものです。 今はない某出版社の依頼で、(当時の釣りブームでは)最後発の…
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2019年2月の記事一覧

入門用フライ釣り道具・私論

 だいぶ以前、某所で何十万円もする高価な竹のフライロッド(バンブーロッドという奴ですね)…

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フライキャスティングを解体する(1)

 フライフィッシングが敬遠され気味な理由はさまざまあります。釣具のシステムが独自すぎてわ…

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フライキャスティングを解体する(2)

●再び「たった4つのルール」 初回で示した4つのルール。糸を一本の棒、いや、槍のように扱…

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フライキャスティングを解体する(3)

●最後に投げる「シュート」について さて、前後に振る方法については前回解説した方法でよい…

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フライフィッシングでの「手」について

 キャスティングのところで、グリップ=竿と糸の握り方について、すっ飛ばしてました。簡単な…

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魚の視界 〜水面、空中に対して〜

 魚は色盲であるとか、極端な近眼であるとか、いろいろ言われます。しかし、明暗、色彩を感知…

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魚はどこにいるか

 雑談の二回目は魚のいる場所、いわゆる「ポイント」についてです。これはわかりにくいので、図をつけますが、うまく伝われば幸いです。 ●渓流の場合 もう渓流のことに関しては、餌釣りの本ですが、伊藤稔さんの「山女魚遊学」あたりを読んでください…みたいなところ、あります。  よく、フライフィッシングの教本に書かれている「こんなところにいる」「ここがポイントだから狙いなさい」といった、岩の陰や障害物の周囲などは、餌を食う場所ではなく、アプローチの下手な観察者の姿を察知して逃げ込んだ場

アプローチ=毛鈎の流し方・その1

 魚は流れてくる餌をどう見ているんだろう? が今回のテーマです。昔、アメリカの本ですが『…

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アプローチ=毛鈎の流し方・その2

 フライフィッシングの基本、というと、上流へ向かって投げる「アップ・ストリーム・キャスト…

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水生昆虫とナチュラル・ドリフト私論

フライフィッシング、特に水面に浮いた虫に見せかけて釣る「ドライフライ」の釣りでは、流れの…

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最低限持っていたい毛鈎の種類

今回の更新は毛鈎の話。ですが、かなりやっている人向けの内容ですし、写真がないので、あくま…

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釣り鈎に関する一考察

釣り鈎を、ただただ「何が何でも魚を掛ける」ということに特化していくと何が起こるのか? 行…

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雑談:魚と音

 昔からよく聞く「手を叩くと池の鯉が寄ってくる」という話。人が池のほとりに来た足音(振動…

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