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【刺繍】チャコペーパー 比較

チャコペーパーそれぞれの「特徴」と「写しやすさ」と「消しやすさ」を検証していきたいと思います。

【条件】
・図案を写す生地…シーチング 白と黒
・太さ、0.7のボールペンで写す。
・消し方…右半分を水筆で撫でながら濡らす。

1、チャコペーパー 片面5色

「チャコペーパー株式会社」のチャコペーパーです。

特徴
・青、赤、黄、緑、白の5色 各色1枚入り
・水洗いでしるしが消える
・写す材料や手を汚さない

①写しやすさ ★★★★

5色どれでも、しっかり写すことが出来ました。
生地の色でチャコペーパーの色を選ぶことが出来るのは便利です。

単色のみも販売しているので、試しに5色を買って無くなったら単色を買うことも出来ます。

②消しやすさ ★★★

少し図案が残っています。
もう1、2回濡らせば完全に消えそうです。

2、スーパーチャコペーパー 青、黄

「CraftCafe」のチャコペーパーです。
トーカイという手芸店で購入しました。

特徴
・少しの水でしるしがすぐに消える
・図案写しに最適な片面タイプ
・青色は色の薄い布地に、黄色は色の濃い布地に適している

①写しやすさ ★★

青は、薄く写っています。
チャコペンで書き足せば刺繍できそうです。

黄は、しっかり写りました。

②消しやすさ ★★★★

キレイに消えました。
かかった時間は10秒くらい。

※追記
デザインが変わっていたので、もしかしたらチャコペーパーの仕様も変化しているかもしれません。

3、クロバーチャコピー クリアータイプ 片面2色

「クロバー株式会社」のチャコペーパーです。

特徴
・青2枚、赤1枚 2色セット
・スプレーで水を吹きかけるとしるしが消える

①写しやすさ ★★★★

はっきりと写りました。
写りやすいせいか、図案以外のところにも色が付いてしまいました。


②消しやすさ ★★★★★

水が付いたところから、すぐ消えます。
素早く、きれいに消えるのでとても良いです!

4、クロバーチャコピー 片面 白

特徴
・しるしがはっきり見やすい、消しやすい
・水洗いでしるしが消える

①写しやすさ ★★★★★

はっきりと写りました。
チャコピー青と比べると、線が細いです。

②消しやすさ ★★★★

水洗いで消せるとあったので、水をつけただけでは消えないかと思いましたが、きれいに消えました。

チャコピー青よりは時間がかかるけれど、10秒くらいで消せました。

5、COSMO 刺しゅう用コピーペーパー 青

「COSMO」のチャコペーパーです。

特徴
・刺繍のトレース用として特別に開発されたコピーペーパー
・刺しゅう布に、鮮やかに図案が写せる
・軽くたたき洗いをするだけで、線が消える
・コスモ刺しゅう布への使用を想定して作られている

①写しやすさ ★★★★★

とても濃く写ります。
線の太さもちょうど良いです。

刺しゅう用だけあって、刺繍がしやすそうな図案になりました。

②消しやすさ ★


30秒くらい水筆で撫でてみましたが、キレイに消えません。

色が周りに広がっていってしまいました。

表記のとおり、たたき洗いが必要そうです。

おすすめのチャコペーパー


小さい図案なら、「クロバーチャコピー」がおすすめ!

小さい図案は、図案を消す回数が多いです。
なので簡単に素早く消せるクロバーチャコピーが良いと思います。

大きい図案でも使用できますが、図案以外のとこに色が付いてしまったので、その色と図案が重なってしまうかもしれません。

大きい図案なら、「チャコペーパー」か「COSMO刺しゅう用コピーペーパー」がおすすめ!

12センチ以上の大きい図案は、布が汚れにくくてしっかり写るチャコペーパーかCOSMO刺しゅう用コピーペーパーが良いと思います。

図案を消す労力は掛かりますが、頻度が多くないのでメリットの方が多いかと。


今回やった、チャコペーパーではフェルトなどのふわふわした布には写せません。

次は、フェルトに写す方法をまとめてみたいと思います。






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