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『スガシカオ25周年ツアー 大感謝祭2022 inアワーズホール』レポ
11月4日、行ってきました!
『スガシカオ 25周年ツアー大感謝祭2022 in アワーズホール』‼︎
実は仕事で急な東北への数週間出張を打診されていたんでスガ、このライブが有るので断ってしまいました💦
だって諦めきれないし😭(出張には同僚が行ってくれました)
デビュー25周年を迎えた我等がスガシカオさんが、全国のファンに大感謝のキモチを伝えにきてくれるという、今回のツアー。
大阪・オリックス劇場公演に続き2度目の参加になった今回は、俺にとってのツアーファイナル。
思い残す事無く、全身全霊で楽しむ所存で参加しました!
会場に着き、まずはグッズのスガモリスフィギュアを3体購入。
オリックス劇場で2体被ってたためコンプリートを狙っての購入でしたが、まさかの3体全て金髪モリスくんになるという、ある意味ミラクル🤣
自力で5種類揃えるのは、なかなか難関だという事を思い知りました(苦笑)。
開場時間になり、無事に入場。
俺の今回の座席は1階E列DURAN側の、ほぼ端っこ。
端っこではあるものの、何と5列目✨
ちなみに、スガモリスに続いてのもう一つのミラクル。
久しぶりにお会いできたフォロワーさんが、何と3席隣でした🤣
俺のすぐ右側に花道があるため、そのフォロワーさんに「そこに来てくれたらいいですね!」って言われたんだけど、正直そのイメージが湧かなかった💦
ただ、せっかくの良席にも関わらず、俺の左斜め前に縦にも横にも大きなお兄さんが。
このままでは、どう考えてもスガさん&竜太さんの2人が彼の身体でスッポリ隠れて見えなくなってしまう。
考えた末、ジリジリと右側に寄り、かろうじてスガさんが見える位置を確保💦
(右隣のお姉さん、迷惑だったならゴメンなさい💦)
そんな中会場内にSEとして流れてたスガさんの名曲が鳴り止み、ステージに照明が当たり、さぁいよいよ開演‼︎✨
最強&最高のバンメンたちに続き、天才スガシカオ 、アワーズホール(明石市立市民会館)のステージに降臨!✨✨
オリックス劇場のラフな衣装と違い、今回は秋っぽいオシャレ衣装での登場だ!
スガさん(以下“スガ″)「行くぞ!午後のパレードーーーーー!」
1.午後のパレード
セトリを知ってても、やはりアガる‼︎
普段のツアーではみんな曖昧になる午後パレダンス前半も、コーラスのJUDYちゃんの先導のおかげで、バッチリでした✨
そして間奏になり、スガさんがセンターから外れて、こちらにやって来る。
おぉ!ホントに花道に来てくれた!✨
フォロワーさん予言者😊
スガさんが花道を・・・歩いて、、歩いて、、俺のすぐ横で止まったーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎😱✨😍✨😂✨😭✨
手を伸ばせば届きそうな場所で弾いてくれたギターソロ。
一生忘れません😭
『きっと明日は君の街へ パレードが ほら やってくる 胸躍るリズムに乗って 夏はまだ終わらない』
2.コノユビトマレ
改めて、スタートダッシュ感ハンパないセトリにドキドキとワクワクが止まらない。
コ口ナ禍以前には全力で叫んでた♪ハンドル手放すな!♪を叫べはしないけれども、スガさんに届け!とばかりに全力で腕を突き出しました。
『自分のことあまり好きじゃない人 ぼくのこの指とまれ ムリヤリもう かわらなくていい 誰かのために何かできる人 明日まで競争しようよ 君の方がずっと早いよ』
会場全体がHAPPYな空気に包まれる中、、あのゴリゴリのエログロFUNKの前奏が始まる。
ここで思わず歓喜の声を上げてしまった貴方は、間違いなくスガマニア😆
3.イジメテミタイ
客席にギターを差し出し、最前列の観客に弾かせるDURAN。
それを見ながら爆笑するスガさんに、狂喜する観客。
ユラユラ揺れたり激しく踊ったり、バラバラの反応をしてた観客が、サビになると一気に一体感が生まれるこの感覚、何度経験してもクセになる😊
間奏でスガさんとDURANが痺れるようなギターバトル‼︎✨✨
ギターヒーローDURANここに在り!と言わんばかりの超絶テクに、スガさん思わず土下座?跪いて崇めるようなポーズ😂
それにビックリしたのか、慌てて跪き返したDURANも可愛かった✨
『もっともっと激しくいじめてみたい いつまでもいつまでも抱きしめていたい』
最高‼︎✨✨
スガ「スガシカオ 25周年大感謝祭へようこそ!スガシカオです‼︎今日、生まれて初めて明石にやって来ました!初めての明石なのに、2階までビッシリでありがとうございます!」
観客拍手‼︎
スガ「そう。今年俺はデビュー25周年という事でね。本来だったら、みんなの方から“おめでとう!“とか祝福してくれるもんだと思うんだけど、今回はその逆でね。俺の方からみんなに“25年も応援してくれて、どうもありがとう“って事を伝えたくて、こうやってツアーを周っています!」
スガ「だから今日はね。初っ端からやかましいぐらいの音量でお届けしましたが、こういった盛り上がる曲から、しっとりした曲。それから、これまであんまりツアーで演れなかったレア曲から、最近全然歌ってこなかった初期の曲まで、いろんな曲をギュッと詰め込んだ、そんなセットリストになってますのでね。いつもより、ちょっとだけ長い時間演らせてもらいますけど、みんな本当に自由に聴いてください。」
スガ「座りたければ座ってくれていいし、ガンガン踊ってくれてもいいし。寝る以外は何やってもいいんで(笑)。どうか最後まで、よろしくお願いします!」
大きな拍手で応えるオーディエンス。
スガ&竜太さん(以下“竜太“)&JUDYちゃん(以下“JUDY″)「♪涙の色はきっと!♪」
スガ「おいおいバンマス、今歌ってた?」
竜太「歌ってた歌ってた💦」
スガ「全然聞こえないんだけど。混声三部合唱なんだから頼むよ(笑)。」
スガ&竜太&JUDY「♪涙の色はきっと! にぶい僕には見えやしないから〜♪」
今度はバッチリ完璧に決まった!✨
あ、でもやっぱり斜め前の巨漢さんの体に隠れて、竜太さんの姿は1ミリも見えませんでした笑
4.アシンメトリー
スガさんの作る楽曲の凄い所は、アシンメトリーみたいに毎回のようにライブで披露する曲でも、飽きるどころか聴けば聴くほどに深みが増していくところだと思う。
そして、何百回聴こうとも、♪手に入れたのは自由じゃなく 自由のまがい物ばかり♪の歌い方が、世界一大好きだ‼︎✨✨
『きっと ぼくらの明日なんて 始まりも終わりもなく そこにぼくと君がいればいい 君の涙の色はきっとにぶいぼくには見えやしないから そう・・・だから何度も 君のその手を確かめる』
そして、、次の曲の前奏が始まった瞬間、思わず息を呑んだ。
大阪では演らなかった、あの大名曲。
セトリ変わった。。
5.黄金の月
25年間もの長い期間、スガシカオの音楽はずっとリスナーの心を、命を照らし続けてきた。
それは決して、真っ青な空に燦然と輝く太陽のような光ではないけれど、まさに夜空に光る月のようで、その光が有ったからこそ、ボクらはきっと暗闇でも迷わずに歩いて来られたのだと思う。
この日の黄金の月は、いつも以上に沁みた(ノд<。)゜。
隣のお姉さんも泣いてました。。
『ぼくの未来に 光などなくても 誰かがぼくのことを どこかでわらっていても 君のあしたが みにくくゆがんでも ぼくらが二度と 純粋を手に入れられなくても 夜空に光る 黄金の月などなくても』
6.アストライド
人気曲である『斜陽』を『黄金の月』と入れ替えた事で不満に思った人も居るかもしれない。
だけど、“最初の15年の象徴のような『黄金の月』“から″この10年の象徴のような『アストライド』“に繋がるこの日の流れは、本当に本当に素晴らしかった。
神々しささえ感じるような照明に照らされながら歌うスガさんを、身動き一つできずに見つめていました。。
『なんでなんで ぼくらはいつも どうして うまくいかないことばかり それがぼくたちの かけがえない明日になるんだ 何度だってやり直せばいい 何度だって恥ずかしくはないよ 君が思う世界へ まず君が歩き出すんだ』
スガ「どうもありがとうございます!えー、、このツアーはね。9月の、まだ暑さが残ってる時から始まったんですが、基本的には10月メインのツアーなんで、″10月の曲演りたいね〜“って話になって、毎回凄く盛り上がっていたんですが・・・もう11月になっちゃったよね?困ったなぁ〜って思ってますw」
観客「(笑)。」
スガ「一応聞いとく?10月生まれの人、どれくらい居ますか?」
10月生まれの観客挙手!
もちろん俺も今回も元気いっぱいに手を挙げました😊
スガ「・・・少ねーなぁ(笑)。11月に(歌詞)替えて歌おっか(苦笑)。じゃあ、、11月生まれの人!」
11月生まれの観客、思わず歓声を上げながら挙手!
スガ「10月でいきますw」
期待させてからサッとハシゴを外す感じ、どSなスガさん降臨で、とても良いです、はいw
スガ「ミドルテンポの曲で、俺も凄く気に入っている曲です。『10月のバースデー』。」
7.10月のバースデー
アルバム『Sugarless III』の収録曲の中でも、飛び抜けて耳馴染みが良い曲と言うか、何度リピートしても飽きない楽曲。
囁くように歌うAメロBメロがこの日もやっぱり美しく、ジッと聴き入っていました。
『あれこれとめんどくさい連絡 全部すっ飛ばして ぼくがいま消えたなら みんな悲しむかな?』
続いて始まった美しいイントロに、会場の空気まで変わったような気がした。
8.コーヒー
全然スガさんのファンでも何でもない2人の友人から、何の脈絡もなく送られてきたメールを今でも思い出す。
「スガさんの『コーヒー』って曲、いい曲だね!」
J-FUNKの最高峰である一方で、ビターなバラードを作らせたら日本一というもう一つの顔を持つスガシカオ 。
『Sugarless Ⅱ』から沼に足を踏み入れた俺にとっても思い入れのある曲の1つで、このツアーで久しぶりに聴けて本当に嬉しかった😂
『“ずっと今でも 君のこと・・・“ その後に続く言葉は いくら探しても ぼくには見つけられないんだ』
スガ「今日、ちょっとビックリしたんだけどさ。この会場、お客さんの顔が凄くよく見えるんだよね。だから、みんな油断してたら、ちゃんと俺から見えてるからね(笑)。2階も見えてるんだから、油断すんなよ!2階の2列目の人寝てんなぁとか、全部見えてるからねw」
観客、笑いながら拍手‼︎
スガ「俺はこの25年間、いろんな曲を作って歌ってきたんだけど、他のアーティストに曲を提供したりもしてきたのね。最初はSMAPで、その後森高千里さんとかSEAMOとか、リトグリ、JUJU、さや姉、あとiDOLiSH7にも書いたし。そんな曲たちを最初は全部歌おうかって思ったんだけど、そしたらそれだけで1時間半ぐらいかかっちゃうんで、やめましたw」
スガ「で、それぞれ思い出はいろいろ有るんだけど、やっぱり凄く印象に残ってるのはジャニーズに書いた曲たちなんだよね。売れたってのも勿論有るんだけど・・・まぁ、さして話題にならなかった曲とかもあるしね。決して(俺の中で)平等では無いんですよ(笑)。・・・SEAMOの曲の事じゃないよ!ww」
大阪に続いてのSEAMOイジり(笑)。
シーモ(下)ネーターだけにSEAMOで落としてるんかな?とか思いました🤣
スガ「嵐に書いた『アオゾラペダル』って曲が有るんだけど、これも思い入れが有ってさ。嵐が休止しちゃう前に、Mステで共演したんだよね。その時に嵐のメンバーに囲まれて、“スガさん!ライブに来てくださいよ!“って言われて観に行ったんだよね。」
スガ「そしたら、この曲をスタジアムの7万人のお客さんが大合唱してくれたんだよね。」
(※正確にはスタジアムではなく東京ドーム公演)
スガ「櫻井翔くんがピアノを弾いて、1番は普通に歌ったんだけど、2番になると一旦音が止まって、スクリーンにブワーッと歌詞が出てさ。“みんな一緒に歌ってください“って。で、俺の曲を7万人が大合唱だよ?もう感動だよね。。いや、そりゃあ俺のライブで7万人が大合唱してくれるのが1番嬉しいけど(笑)、その次ぐらいにね。嬉しかったです。」
観客大拍手‼︎
スガさん「まずはね、SMAPに書いた曲を。SMAPには『夜空ノムコウ』って曲の歌詞を書いたんだけど、その前のSMAPのアルバムに『ココニイルコト』って曲を提供したんだよね。」
この日も、ここで湧き上がる大きな拍手。
みんな、ずっと聴きたかったんだよね😂
スガ「この曲はね・・・俺、デビューする前のインディーズの頃、全然歌詞が書けなくてさぁ。友達に書いてもらってたの。曲は書けるのに、ホント詞が書けなくて。」
スガ「でも、この曲の時1ヶ月ぐらいかけて、やっと初めて自分一人で詞を完成させたんだよね。それから何かスイスイ書けるようになっていって。だから、これは俺が初めて1人で完成させた曲です。」
9.ココニイルコト
生まれて初めて完成させた歌詞がこれとか、もうホントに天才すぎやしませんか😂
スガさんのファンになってから、何度も何度も救いになってくれた曲。
マスクの下で声を出さずに口ずさみながら聴いていました。
今回はメドレーだから1コーラスだけだったけど、いつかフルコーラスで、、期待してもいいですかね?😂
『別れの瞬間は闇をつたって やがて思い出のすべてを いたみに変える かんじるいたみは ココニイタコト ふるえるあなたと ココニイタコト』
10.アオゾラペダル
思えばこの曲も、俺が初めてスガさんのライブに行った時歌ってくれたなぁ。
あれからの10年間を思い起こしながら、感慨深い思いに浸りながら聴いていました。
『あの日の風の色は 思い出せるけれど あの時のユメと日々は ずっとくすんだまま』
11.夜空ノムコウ
SMAP解散と共に一度封印したこの曲。
封印を解いてからスガさんが歌う夜空は、何と言うかSMAP解散前とは聴こえ方が全然変わったと思っていて、それはリスナーであるこちらの気持ちの問題も有るかもだけど、スガさん自身が“この曲を守っていく“という決意をしたんじゃないか、と感じている。
この日も、“ジャニーズ提供曲メドレー″という枠の中では有ったけれども、切なく、そして美しく、リスナーの胸に響く歌声でした😭
『悲しみっていつかは 消えてしまうものなのかなぁ・・・ タメ息は少しだけ 白く残ってすぐ消えた』
そして、夜空ノムコウの余韻を一瞬で吹き飛ばすかのような、DURANのギターの爆音が場内に響き渡った。
待ってました‼︎✨✨
12.Real Face
スガさんとJUDYの先導で、観客みんなでタオルをブンブン振り回す‼︎
ひたすら楽しい!楽しい!楽しい‼︎✨✨✨
『ギリギリでいつも生きていたいから Ah ここを今飛び出して行こうぜ このナミダ・ナゲキ→未来へのステップ さぁ 思いっきりブチ破ろう リアルを手に入れるんだ』
超絶盛り上がった“ジャニーズ提供曲メドレー“が終わり、セトリを知ってるからこそ俺が一番ワクワクする時間帯がやってきた。
13.前人未到のハイジャンプ
伝説の1stアルバム『Clover』の1曲目を飾った、まさにスガさんの音楽人生を予言していたかのような名曲。
この日も1音も聴き漏らさないように、ステージのスガさんをジッと見つめながら聴いていました。
『いけ! 前人未到のハイジャンプ 誰もみたことのないハイジャンプ さあ! ぼくのチカラでハイジャンプ 誰もみたことのないハイジャンプ』
スガ「最近ね、いろんな事を忘れる事が多くて(苦笑)。この前もさぁ、朝からお風呂に入って・・・朝シャンしてたんですよ。」
観客「(笑)。」
スガ「でも頭洗って終わって、さぁ出ようってなった時に、“あれ?俺身体洗ったかなぁ?“って解んなくなってさ(苦笑)。」
竜太「先シャンプーするとか、体洗うとか、決まってないの?」
スガ「決まってないんだよ!だから解んなくなって。でも、そのまま(風呂から)上がって、もし体洗ってなかったらシャワー浴びずに出る事になるじゃない?それは嫌だからさ。結局もう一回体洗ってから出たんだけど・・・そんな事が最近増えました!って話ですw」
ス・・・スガさん!面白いけど、、面白いけど心配になっちゃいますよぉぉぉ😱
スガ「でね、何でこの話をしたかって言うと、今回いつもは歌わない懐かしい曲とかいっぱい歌ってるんだけど・・・どうやって作ったとか結構忘れてるんだよね(笑)。」
観客「(笑)。」
スガ「覚えてないから、“あっ、この歌詞はこうなって最後はこうなるから、あれは全部伏線になってて、こうやって回収されるんだ〜“とか感心しちゃったりして(笑)。」
スガさん・・・それ完全に歌詞カード読みながらスガさんのCD聴いてる時の俺です🤣
スガ「で、昔の曲歌ってるうちに、ふと“あっ、この曲は俺を振って酷い目に遭わせたあの女の事書いた曲だ!“とか思い出して、無駄に傷ついたりしちゃうんだよ(笑)。あの子、今頃何してんだろうなぁ。。。w」
観客「(笑)。」
スガ「今から歌う曲も、そんな風に懐かしい感情がいっぱい甦ってくる、そんな曲です。」
14.ぬれた靴
モヤモヤするパッとしない日常を、どうやったらこんなにも上手く表現できるんだろう?って、この曲を聴く度に思ってしまう。
やっぱり、この曲好きだなぁ・・・。
『もう あきれてしまうくらい ぼくの毎日は
だらしなく過ぎ去ってしまう』
そして、個人的クライマックスと言っていいこの曲の前奏が始まり、この日もやはり身動き一つできなくなった。
15.春夏秋冬
スガさんの歌声が優しくて、あまりにも暖かくて、大阪では我慢できた涙が気がついたら頬とマスクを濡らしていた。
スガさんのファンになってからの10年間が走馬灯のように頭の中を駆け巡って、何かもう・・・どうしても堪えきれなかったんだ。(ノд<。)゜。
『今日の勇気と昨日のイタミを 同じだけ抱きしめたら あなたの明日に ぼくができること ひとつくらいみつかるかな・・・ 明日へ向かう意味を探して ぼくら立ちすくむけど 大切なもの 守るべきもの やっと少しだけ わかったんだ』
スガ「どうもありがとうございます!えー、、今歌った『春夏秋冬』って曲はね。『NEWS ZERO』の初代テーマソングだったんだよね。オファー受けたはいいけど、全然曲が出来なくて、結局完成しないまま番組が始まっちゃったっていう・・・そんな曲ですw」
観客「(笑)。」
スガ「でね・・・。」
喋ってるスガさんの後方にスクリーンが降りてくる。
スガ「何だよ!今まだ話してる途中なのに、、何これ?」
スクリーンにデカデカと“ニューアルバム『イノセント』2023年2月1日発売決定‼︎“の文字が踊る。
観客大拍手‼︎
“構想3年‼︎・・・コ口ナ禍のため″
スガ「コ口ナ禍のためとか言うなよ!w」
″最高傑作のアルバムがついに完成‼︎・・・当社比です“
スガ「うん。それは間違いないよ(笑)。」
“『19才』を超える問題作『バニラ』本日解禁‼︎″
観客歓喜の拍手‼︎
声出しOKなら、もの凄い歓声が飛び交っていたんだろうな😂
スガ「そうなんですよ。来年2月、アルバム出します!という事でね。今どんどんアルバムが出来上がっていってるんだけど・・・やっぱりさ、新しい曲を少しでも早くみんなに聴いてもらいたいので、今日!何曲か歌わせてもらいます。名付けて、、『新曲爆音試聴会』‼︎」
観客大拍手‼︎
スガ「まずは、リード曲になる『バニラ』って曲なんだけど。これがね、曲も凄いんだけどMVも凄くて。恐らく放送禁止になっちゃうと思うんだよね(笑)。」
スガ「前に『19才』のMV発表した時に、教育委員会から“教育上よろしくない″って言われて、YouTube以外のメディア全部放送禁止で流れなくなっちゃったんだけど、今回はそれを超えちゃうかもしんないな〜。マズイな〜ww」
スガさん、、「マズイな〜」とか言いながら何か嬉しそう🤣
スガ「では、その曲をまずは聴いてください。『バニラ』!」
16.バニラ
オリックス劇場公演ではDURANのギターの爆音に消されがちだったスガさんの歌声も、座席運のおかげか、ハッキリと聴こえた!✨
歌詞もメロディーも超刺激的で、この曲がリード曲だと言うだけで、ニューアルバム『イノセント』には期待しかない!
あっ、スクリーンに流れる映像(MV?)は大阪に比べて歌詞だけの部分が増えて、多少マイルドに変わった印象。
AV級のエロ・・・では無かったですw
スガ「いきなり酷い曲から始まりましたけど(笑)。もちろん、こういう酷い曲ばっかりじゃなくてね。いい曲も、いっぱい入ってますからね(笑)。今度は、その“いい曲″を聴いていただきたいと思います。」
観客拍手‼︎
スガ「・・・俺の友達の中で、いつもライブを観に来てくれてる友達が何人か居て。俺が1人で演る『Hitori Sugar』って弾き語りのライブのファイナルにもね、その友達が福岡まで観に来てくれて。」
スガ「で、一緒に打ち上げして凄く楽しかったんだけどさ。その日解散した後に、その中の1人の30代の女性が突然倒れて、そのまま福岡の病院で亡くなっちゃったんだよね。。何か俺はそれを凄く引きずってて。俺のライブに来なけりゃ、こんな事になってなかったんじゃないか?とか思ったりして。」
自嘲気味に話すスガさん。
一度オリックス劇場公演で聞いた話ではあるけど、何か胸が苦しくなって涙出てきそうだった。
スガ「で、アルバムの曲をいろいろ作ってる時に、海外のアレンジャーと一緒に作った曲が有って。それは爽やかな明るい曲だったんだけど、その歌詞を書いてる時に、その亡くなった彼女の事を、どうしても歌詞にしたくなって。」
スガ「彼女に向けて作ったつもりだったんだけど、完成してみるとね。。彼女に向けて書いたつもりなのに、そうじゃなくて、″残された自分たちがこれから、どう生きていくのかが大切なんだ″って、そんな曲になりました。それでは聴いてください。『さよならサンセット』。」
17.さよならサンセット
この曲も、大阪の時よりハッキリとスガさんの歌声が聴き取れ、スガさんが心に抱いたであろうやるせ無さ、切なさ、そして優しさ、、がより伝わってきて、グッとなりました。
きっと届いてますよ、、スガさん!
スガ「ニューアルバムからもう1曲お届けしたいと思うんですが。今回のアルバムはね。何か、作ってるうちにどんどん濃厚になっていっちゃって(苦笑)。あんまり濃厚過ぎるのもどうかと思って、バンマスに相談したのね。」
スガ「で、“もう少しマイルドな感じの曲を間に挟みたいんだよね〜“って話して。そしたら″おう!任せとけよ!″みたいに言ってくれて。で、2人で作っていったんだけど・・・何かいろいろやってるうちに、それもどんどん濃くなっていっちゃって(苦笑)。」
観客「(笑)。」
スガ「もう北京料理→上海料理→エスニック料理→北京料理・・・みたいなアルバムになってしまいましたw 何かすいませんww」
スガさんは面白おかしく話してくれたけど、このエピソード、スガさんと竜太さんの絆の深さを感じて、何か凄く嬉しかったです😊
スガ「それでは、そんな風にバンマスと作った曲を聴いてください。『国道4号線』。」
18.国道4号線
忖度抜き、贔屓目抜きで、マジで名曲だと思います。
前の2曲もそうだけど、デビュー25周年を越えて、まだ進化、深化を続けるスガシカオというアーティストに感動。
2月1日のアルバム発売日が、今から楽しみで仕方ない!
そして、『新曲爆音試聴会』は終了。
特別な空間に浸るような会場の空気を切り裂くように、耳慣れたオリエンタルチックなイントロが鳴り響いた。
19.アイタイ
前事務所時代の懐かしい名曲たちも、メジャー復帰後の何度もライブで聴いてきた曲たちも勿論素晴らしいんだけど、独立時代の楽曲を聴くとあの頃スガさんと、スガマニアのみんなと一緒に体感した空気・色・匂いまでが一瞬にして鮮明に甦ってくるんだ。
妖しい真っ赤な照明に照らされたスガさんとメンバーが、何か1つの芸術作品のようだった。。
『自分みたい じっとしてる蜘蛛 大キライ 五月蠅い虫も好きじゃない ねぇ 世界って どうしてこう残酷なの?』
20.サナギ
『HOLiC』の世界を彩った名曲を立て続けに演るの、反則でしょ。
どんだけ気持ち良くさせてくれるんだ、このライブ。。✨✨
そして、この曲の前辺りから前列の巨大なお兄さんは時計を気にしながら席を立ち、お帰りになりました。
もう俺の視界にはスガさんは勿論、竜太さんやJUDYのお顔もくっきりハッキリ✨
竜太さん!声だけじゃなくて、ちゃんとステージに立ってたんですね!安心しましたw
『家畜に名前がないように あなたの名前を忘れてしまうの 思い出して泣いてしまうよりも あなた自体を消してしまうの』
そしてそして、スガシカオのライブと言えばこの曲!
もう盛り上がるしかない!
21.19才
セクシーで猥雑で、それなのに最高に激しく美しい、こんな曲を作れるアーティストが世の中に何人居る?
もう何かリミッターが外れたかの如く、会場一体となって盛り上がりました!
サビで煽るDURANに呼応して、みんなでJUMP!JUMP‼︎✨✨✨
マスクしてるから苦しい!でも楽しい‼︎楽し過ぎる‼︎\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
『ククククロアゲハチョウの様に 誇らしい羽根で飛びたい クククくだらないって言わないで そんな人生がいいの ククククロアゲハチョウになって 誰からも愛されたい ククク九分九厘ないとしても ほんの一瞬でいいの いいの・・・』
スガさんが叫ぶ。
スガ「みんな!もっとドキドキしてくれーーー‼︎」
22.ドキドキしちゃう
ステージのスガさんがあまりにもあまりにも楽しそうで、“スガさんが笑ってる・・・それだけでいい!“って、先程の『コーヒー』の歌詞みたいな事を思いながら聴いていました。
この曲もサビでピョンピョン飛び跳ね、♪ ぼくにとってー君にとってー‼︎♪って心の中で絶叫しながらスガさんに向けて思いきり腕を突き出しました!
『ユメのように朝になって イタミなんて全て消えてほしい ぼくにとって 君にとって すばらしすぎる朝が くればいいけど』
盛り上がり最高潮の中、、スガシカオ史上最も毒々しく、最も刺激的なあの曲が始まる。
23.Thank You
絶望の淵に立った時、″もう消えて無くなってしまいたい“とか″みんな死んじゃえばいいんだ“とか思う人は多いと思うし、もっと言うなら″自分と自分の愛する人以外、みんな居なくなっちゃえ‼︎″という自己中極まりない負の感情を抱いた事がある人も多いと思う。
少なくとも俺はそうだ。
でも、そんな感情を人に話した事は勿論無いし、そんな気持ちを歌詞にするアーティストなど居るわけがないんだ。
ただ1人、スガシカオを除いて。
取り繕った綺麗なコトバじゃないからこそ、ピンポイントでボクらの胸に刺さるのだと思う。
この日も間奏でスガさんが叫ぶ。
スガ「俺からの感謝の気持ちを受け取ってくれ!」
感謝しなきゃいけないのは、こっちの方なんだよスガさん。
何度貴方の歌に救われたか。
何度貴方のライブで幸せを感じたか。
貴方の音楽に出会えて良かったと、心から思うんだ。
スガ「♪ 月が出てればいいけど 暗闇でもう迷うのはイヤだもの 海にうつった月の道 たどれば神に近づける♪」
大切な友人を亡くしたり、スガさんもいろいろ有ったようだけど、このツアーのスガさんはキラキラしていて、向日葵のようだなって思った。
だけどそれは、太陽に向かって咲く向日葵じゃない。
夜空に幻想的に浮かぶ月光に照らされて咲く向日葵だ。
そんな事を頭の片隅でボンヤリ思いながら、気持ち良過ぎるグルーヴに身を任せました。
『そばにいて そばにいて そしてぼくの味方になって 許さない 許さないけど 君にいてほしいよ・・・ありがとう ありがとう いつも抱きしめてくれて ありがとう ありがとう ぼくにウソついてくれて』
ここで本編終了。
スガさんたちが一旦ステージから去り、程なくしてアンコールを求める熱い拍手が始まる。
そして、ステージに再び照明が当たり、盛大な拍手に迎えられ、スガシカオと最強のバンメン(愉快な仲間たちとも言う笑)がアワーズホールのステージに再降臨!
この日もみんなツアーTシャツに着替えての登場。
そして、この日もやっぱりハナブーはスガさんと同じ赤Tシャツでしたw
スガ「アンコールどうもありがとう!え〜今日は25年分の感謝の気持ちを込めて、いろんな曲をお届けしてきましたが、どうでしょうか。届いてますでしょうか?」
観客大拍手‼︎
スガ「ありがとう!では、もうちょっとだけ演るので、お付き合いください。」
☆真夏の夜のユメ☆
ずっとずっとライブで聴きたくて、でも一度も俺が行ったライブで演ってくれなくて、スガさんのライブに行き始めてから11年目にしてやっと聴けたこの名曲。
自分の人生に重なる部分も多いこの曲の歌詞が胸にチクチク痛かったりもするのだけど、本当に本当に聴けて良かった。素晴らしかった。。
『もし 約束のあの場所に たどり着けないとしても 君の手を ぼくは はなさないだろう・・・』
スガ「今日ここまで一緒に演ってくれたメンバーを紹介します!まずはバンマス!坂本竜太ー‼︎」
竜太「あと2公演になっちゃいましたけど、、何かあっという間でしたね!」
スガ「ホントだね〜。」
竜太「で、本日わたくしが紹介しますのは、このスガモリス!・・・と思いきや〜、、シカオちゃんが着てるTシャツって、復刻版のやつだよね?」
スガ「そうそう。これはね、初めてアーティスト名が入った最初のツアーTシャツの復刻版なんだよね。」
竜太「最初のツアーって事は絶対俺も(メンバーに)居たはずなんだけど、何故かそのTシャツに見覚えが無いんだよね。で、何でかな?って思ってたらさ。たぶん25年前って、こうやってツアーT着てアンコール演る、みたいな習慣が無かったんだと思うんだよ。」
スガ「そうだったっけ・・・?」
竜太「そうそう。だから物販は物販で、ステージはステージで、みたいに完全に別だったんですよ。だから見覚え無いんだ〜って思って。」
スガ「・・・それはね。あの頃、前の事務所が俺に全然グッズを渡してくれなかったんだよ!」
竜太「(笑)。」
スガ「まぁ、とにかくそんな時代からずっと一緒に演ってくれて、今日のSEとかも全部考えてくれてます。坂本竜太‼︎」
スガ「続きまして、今回のツアーが初参加!コーラス!JUDY‼︎」
JUDY「よろしくお願いします!私、最近ウォーキングやったりしてるんですね。で、昨日は川沿いの道を1人で、まだ暗い中歩いてて。でも、暗闇の中で黒い服着て歩いてるから、車とか自転車の人から見えなくて、危ないじゃないですか。そしたら、これが役に立ちました!」
グッズのカラフルなタオルを掲げるJUDY。
何かTVショッピングのお姉さんみたいになってる(笑)。
JUDY「カラフルな色が目立つんで、暗い中でもこれが有ると危なくないんです!」
スガ&観客「(笑)。」
スガ「続きましてドラム!Fuyu‼︎今回のツアーはね、ドラム2人体制でやってるんだけど、Fuyuは今日でファイナルなんだよね。寂しいよね。。」
Fuyu「寂しいっすね。。」
スガ「Fuyuはね、ホントにドラムが上手いんだけど、ただ上手いだけのドラマーだったら、いくらでも居るんだよね。でもFuyuは、俺の歌をちゃんと聴きながら叩いてくれてるんだよね。」
スガ「なかなか、それが出来るドラマーって居ないんだよ。ホント素晴らしい。今日もね、すっごい良かったよ!」
Fuyu「ありがとうございます!」
最高の笑顔で視線を交わすスガさんとFuyu。
思えばFuyuはスガさんと2人きりでフェスやイベントに出たり、他のアーティストのライブよりスガさんのライブを優先したりしてくれてきた。
2人の相思相愛ぶりに、2人の笑顔を見ているだけで嬉しくなってしまう😊
スガ「・・・ところで(Fuyuは)何でマスクしてんの?」
Fuyu「このマスク、めっちゃいいですね。付けたまま(ドラムを)叩いても全然息苦しくないですよ。」
スガ「・・・あっ、それグッズのマスクか(笑)。付けてくれて、ありがとね(笑)。」
Fuyu「(観客に)ぜひお買い求めください!」
スガ「(笑)。えー、、続きましてキーボード!ハナブサユウキ‼︎ハナブー‼︎」
ハナブー「よろしくお願いしまーす!」
スガ「ハナブーはねぇ、、ツッコミどころが多すぎて(苦笑)。どこからツッコんでいいのか解らないんだけど・・・とりあえずお前、まず便秘をどうにかしろ!本番前にもずっと、″いや〜最近便秘なんすよ。全然出ないんすよぉ“って言ってて、、もう何なんだよ。何日出てないんだっけ?」
ハナブー「5日ぐらい・・・。」
観客「えーっ⁉︎」
スガ「マジで何とかした方がいいよ。便秘でプレイしても、いい音出ないだろ⁉︎」
ハナブー「そんな事無いと思いまーす。」
スガ「あ゛⁉︎💢」
ハナブー「そんな事有りまーす💦」
ハナブー、、またスガさんをイライラさせちゃってますよ!😱(恐らく確信犯w)
ハナブー「あっ、でも今日は頑張って、ちょっとだけ出ました。」
観客拍手‼︎
俺の人生の中で、人の便秘解消に拍手するの間違いなく最初で最後だと思います🤣
スガ「(苦笑)。あとさぁ、何なのその金髪メガネ。」
観客「(笑)。」
そう!このツアー中ずっとハナブーとDURANはTwitter上でスガさんをイジる投稿を続けていて、ハナブーはその投稿のためだけに金髪&サングラスでスガさんに見た目から寄せていく・・・という悪ふざけをやっていたのです🤣
スガ「いや、こいつさ。ツアー始まる頃には緑色の髪だったんだよ。だから″大仏と同じ色だな″とかMCでイジってたわけ。で、毎回イジってるから悪いと思って、大仏のキーホルダー買ってプレゼントしてやろうと思ってさぁ。で、ライブ当日になって渡そうと思ったら、こいつ緑じゃなくて金髪になってるの。マジで何なの!(怒)」
ハナブー「それは、マジですいませんでしたぁ(笑)。」
スガ「(苦笑)。そして最後にDURA〜N‼︎DURANはね、、ギターの音がデカ過ぎるんだよ!この辺り(俺の居る辺り)大丈夫だった?(爆音が)直撃だったでしょ?“ギターがうるさ過ぎて俺の声が聴こえない″って、絶賛苦情殺到中なんだよwだから今日、(ギターの)ボリュームを下げたんだけど、それでもデカい。」
あ、俺がオリックス劇場公演でギターの爆音でスガさんの声が一部聴き取りづらかったのは、やっぱりそういう事だったんですね😅
スガ「音が2階に逃げるように今日はしたんだけど、、2階のあの辺(前方辺り)が1番聴こえなかったと思うよ。ごめんねー(笑)。」
DURANはニヤニヤしながら、大阪でも披露したフレディ・マーキュリー仕様のボトムレスマイクスタンド(脚のない短いマイクスタンド)を持って歌う真似(笑)。
スガ「何でマイク持ってんだよ。コーラスもしないくせに。マイク要らねーだろw」
DURAN「このマイク、カッコいいでしょ?(ニヤリ)」
スガ「カッコいいけどさぁ。。」
DURANから受け取ったマイクに顔を近づけるスガさん。
スガ「臭っ!w」
DURAN「使ってないから!臭いわけないよ!」
スガ「何だ、使ってないのかw・・・え〜、こういうメンバーでお送りしております(笑)。」
観客、笑いながら大拍手‼︎
毎回楽しいメンバー紹介ありがとうございますw
笑顔いっぱいのメンバー紹介が終わり、、始まったのはシリアスなあのナンバー。
☆真夜中の虹☆
スガさんの25年間の中で、やはり『THE LAST』はとても大きな意味を持つアルバムで、そのリード曲であり、アルバムの中で最も制作に苦しんだこの曲こそ、1つの節目となるこの大切なツアーのアンコールで歌うに相応しい。
あの伝説となった『THE LAST ~ENCORE ~』ツアーの魂が震えるほどの熱狂を思い出し、またライブハウスであんな空間に身を委ねられる日が来る事を願いながら、熱唱するスガさんを見つめていました。。
『「悲しむだけじゃ 未来は変わらない」 君は笑顔で言う わかってるよ いつかまた君と歌う日が来たら七色の歌がいい そう思うんだ』
そして、最後の最後に演奏されたのは、やっぱりこの曲。
この曲が有ったから、どんな逆境の中でもスガシカオは、スガシカオの音楽を愛する僕らは、光を見失う事なく、今日まで歩いてこれたんだ。
☆Progress☆
スガ「♪ ぼくらは位置について 横一列でスタートをきった つまずいている あいつのことを見て 本当はシメシメと思っていた 誰かを許せたり 大切な人を守れたり いまだ何一つ サマになっていやしない 相変わらず あの日のダメな ぼく♪」
初めてこの曲を知った時、まだ全然スガさんのファンでも何でも無かったけど、まるで自分の人生を見られてたかのように感じる歌詞に衝撃を受け、速攻シングルCDを購入したのを昨日の事のように覚えている。
たぶん、あれは運命だったんだと思う。
あれから、スガさんにも、俺にも、スガシカオで繋がった愛すべき皆さんヒトリヒトリにも、本当にいろんな事があって。
たぶんこの先も、うまく行かない事、悲しみに襲われる事、自分を見失いそうになる事、いっぱい有るに違いない。
それでも、きっとこれからも、ずっとこの曲が背中を押してくれる。
スガさんが歌い続けてくれる限り、きっと大丈夫。
ステージのスガさんを見上げながら、力一杯人差し指を天に突き上げながら、確かにそう思えたんだ。
『ずっと探していた 理想の自分って もうちょっとカッコよかったけれど ぼくが歩いてきた 日々と道のりを ほんとは“ジブン“っていうらしい ねぇ ぼくらがユメ見たのって 誰かと同じ色の未来じゃない 誰も知らない世界へ向かっていく勇気を ″ミライ“っていうらしい 世界中にあふれているため息と 君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・ ″あと一歩だけ、前に 進もう“』
スガ「今日は本当に、どうもありがとうございました!じゃあ記念撮影しよう!結構サイドまでしっかり写るから、写りたくない人とか、写ったら都合悪い人は顔隠しといてくださいw」
写真撮影後、このライブを支えてくれたバンメンたちは一足先に退場。
ステージには、スガさんHitoriが残った。
スガ「今撮った写真は、来年2月に発売になるニューアルバムの会場限定盤っていうやつを予約してもらえば、それに今回の写真が付いてきます。ぜひお買い求めください・・・って、レーベル担当者が言ってました(苦笑)。」
観客「(笑)。」
スガ「まぁ、発売日の時には会場限定盤に付く全部の特典がバラけちゃうんで、お早目に。そういう事でね。。楽しかったねー‼︎みんなも楽しかった?」
観客みんな笑顔で拍手‼︎
いや、ホントに楽しかったし、幸せいっぱいのライブでした😂
スガ「ありがとうー‼︎でね、今日みんなが座ってた座席一つ一つに、俺からの手紙とプレゼントが有ったと思うんです。それは家に帰ってから開けてほしいんですが、、その俺からの みんなへのプレゼントをメルカリに売る奴が居るんだよ!w」
観客爆笑‼︎
いや、でもホントにダメですよ皆さん!
スガ「メルカリはやめて。。本当マジでメルカリは。。あ、ヤフオクとかも一緒だよ!絶対ダメだからね!」
スガ「そりゃ要らないっていう人も中には居るかもだけど、あくまで俺からの気持ちなんで。。気持ち、受け取ってもらってますか?」
観客大拍手‼︎
スガ「ありがとう!スガシカオでした!また会いましょう‼︎」
笑顔で手を振りながら、スガさんはカッコ良くステージから去っていきました😊
これにて、『スガシカオ25周年ツアー大感謝祭』俺的ファイナル終了!
スガさん!最高のツアー、最高のライブをありがとうございました!
25年分のスガさんの感謝の気持ち、確かに受け取りました‼︎
竜太さんはじめバンメンの皆さん、スタッフの皆さんも、ありがとうございます!
いつもスガさんを支えてくださって感謝です!
これからもよろしくお願いします😊
あの日アワーズホールに集まったスガマニアな皆様、音楽好きな皆様にもありがとう!
笑顔いっぱいの、最高のライブでしたね!✨
そしてそして、この今更感満載のレポを最後まで読んでくださった、そこの貴方。
そんな貴方にも、本当にありがとうございます😊
サンキューベイッ‼︎😉