『特別編2023けんりきが本気で選んだ超個人的名曲+15』
前回の記事『2023けんりきが本気で選んだ超個人的名曲15選』にリアクションいただけた皆様、読んでいただいた皆様、ありがとうございます。
2023年はライブシーンにおいてここ数年続いた、人数制限やら声出し禁止等の規制がほぼ無くなり、ミュージシャンにとって活動しやすい環境になった事も有るのか、名曲が非常に多く誕生した年でした。
更に個人的な事を言わせていただくと、大好きなMr.Childrenとスガシカオさんの待望のNewアルバム発売、しかもどちらも名盤という事もあり、15曲に絞り込むのに本当〜〜〜に悩みました💦
でも、泣く泣く外してしまった楽曲も間違いなく名曲ばかりなので、そんな曲たちも皆さんに紹介したい!みんなに聴いてほしいよ!
という事で、そんな曲たちを『+15曲版』として紹介していきたいと思います。
それでは行きます。
『特別編2023 けんりきが本気で選んだ超個人的名曲+15』
1曲目:唱(Ado)
”皆さんに紹介したい“とか言いながら、1曲目から誰もが知ってる大ヒット曲で申し訳ない笑
いや、でもホントに凄いんだから、しょうがない!
小さい子供から大人まで口ずさまずにはいられない中毒性といい、大バズりしたゾンビデダンスといい、Adoというプロジェクトが頂点に達したような曲だと思う。
圧巻のボーカルは言わずもがな。
いや凄い。「アナタが最強」です。
2曲目:ユウマ(um-hum)
俺が2020年から(ボーカルの乃愛ちゃんに関しては、そのちょい前から)推し続けてる大阪発インディーズバンドの最新アルバム『UMA-HUMAN』収録曲。
ボーカル小田乃愛ちゃんのボーカリストとしてのスキルが存分に発揮されてる快作。
最後の“呼ばれている“のリフレインの中毒性ヤバいな。。
この凄い才能と魅力は、もっともっと知られ、広がっていくべきだと心の底から思っている。
3曲目:Happiness is...(um-hum)
同じく『UMA-HUMAN』収録曲。
メインボーカルをリーダーであるギターの ろんれのんくんが担当しているこの曲は、とにかくメロディアスかつPOP。
乃愛ちゃんのクールなRAPも秀逸で、実に耳に心地良い。
そしてアルバム自体“これまでの集大成”と語るだけあって、デビュー曲である『GUM』の歌詞が散りばめられているのも、初期からのリスナーとしては、めちゃめちゃエモーショナルに感じた。
4曲目:硝子窓(King Gnu)
映画『ミステリと言う勿れ』主題歌。
もはや日本を代表するボーカリストの1人となった井口くんの美しい歌声が、抜群に映える曲。
サウンド的にも本当に複雑な事をやりながら壮大なバラードに仕上げていて、その楽曲としての完成度は異常。
“弱さは負けじゃない“と、タイアップ作品中に出てくる名言「弱くて当たり前だと、誰もが思えたらいい」(『ミステリと言う勿れ』主人公久能整の台詞)がサラッと入ってるのも、実に素晴らしい✨
5曲目:Banquet(Chevon)
2023年俺が最も衝撃を受けた、まだ結成2年の札幌発3ピースインディーズバンド。
演奏スキルの高さも「結成2年とか嘘やろ?」と思わせてくれるが、何と言ってもボーカル谷絹茉優ちゃんの「いや、1人の身体の中に3人くらい人が入ってんじゃないか⁉︎」と思わせるような圧倒的な歌声がヤバすぎる。
ギターのリフがクソかっこいいこの曲は、現在の茉優ちゃんの、Chevonの全てを曝け出したような強烈な楽曲。
このバンド、今知っておかないと損しますよ笑
6曲目:秘密(ズーカラデル)
大切な人だからこそ、最低な所も最高な所も普通の所も知ってる。
それでも上手くいかない時も有るけれど、そもそも生まれた時からバラバラに生きてきたんだから、そんなもん仕方ない。
バラバラだからこそ寄り添いたくて、互いを探し合っているんだ。
2023年、間違いなく俺の心のど真ん中に響いた曲!
7曲目:痛いよ(スガシカオ)
恐らく2023年、私けんりきが最も口ずさんだ曲。
アルバム『イノセント』の中でも最もディープで内省的な歌詞に、初期の名作『夕立ち』にも通ずるオシャレなサウンド。
中毒性有りすぎでしょ。。
「痛いよ」は「イタいよ(イタい奴的な)」と捉える事もできるし、「会いたいよ」に置き換えても成立する。
スガさんのワードセンスは凄いな。。
8曲目:バニラ(スガシカオ)
スガシカオのある意味真骨頂でもある“エログロどファンク“を、今の時代にアルバムの先行シングルとして配信し、更に放送禁止になっちゃう程過激なMVまで作ってしまうという暴挙w
でもね、この曲死ぬほどカッコいいんですよ!✨✨
先日(2023年12月11日)に開催された『SPACE SHOWER TV ×J:COM スガシカオPrecious Live』では、ステージ上でまさかの“MV再現“を強行しちゃうというメチャクチャをやってのけたスガさん。
何と言うかもう、、何歳になっても攻めの姿勢を忘れない所、ホント好きですw
9曲目:灯火(スガシカオ)
『イノセント』収録曲の中で唯一のバラード。
いや、これがまた、とんでもない名曲で。
「痛いくらい握ったあの日の約束は 簡単に捨てられないみたい」というフレーズには、何度聴いても”あの日のスガさん”や“あの日の自分の気持ち”とリンクして、胸がいっぱいになってしまう。
10曲目:讃歌(スピッツ)
アルバム『ひみつスタジオ』収録曲。
人気アニメの主題歌『美しい鰭』が大ヒットした2023年のスピッツだけど、俺はこの曲が好きです。
圧倒的に美しいメロディー。
“陰“を感じるAメロから、段々温かく優しいサビに向かっていく世界観がホントに素晴らしい。
大切な人と一緒に観られた地元高松でのスピッツのライブで、この曲に打ちのめされてしまった。
90年代からずっと変わらない、マサムネさんの歌声にもホレボレする。
11曲目:Starting Over(sumika)
2023年、悲しすぎる出来事が起きてしまい、一度は止まってしまったsumika。
そんな中発表されたこの曲は活動休止前にレコーディングが終わっていた曲なのだけれど、残された彼等の心情に怖いくらいにリンクして、またsumikaを前に進ませる原動力になった曲と言っても過言ではないだろう。
「喜びや悲しみや苦しみも全部持って 憧れや羨みも隠さずに持っていって 諦めのその逆を血の滲むような強さで 抱きしめて捕まえて もう二度と離さないで」
終わらせない、辞めない事を決めた彼等のこれからのストーリーに、期待しかない!
12曲目:&疾走(Dios)
昨年2ndアルバム『&疾走』をリリースしたDios。
表題曲であるこの曲は、「願いを叶えたいなら、地道に自分に合った“正しいフォーム”を見つけて走るしかない。奇跡や魔法なんてないんだ」とリアルを歌う、彼等の新境地。
共に走る仲間を、友を、人生のパートナーを、演りたい音を見つけた たなかは、ついに正しいフォームを見つけたんだと思う。
後は全力で疾走するのみだ。
2024年から彼等の快進撃が始まると確信している。
13曲目:Bye-Bye Show(BiSH)
2023年6月29日、ずっと掲げてきた大きな夢であった東京ドームでのライブにて、8年間に渡る活動に終止符を打ったBiSH。
BiSHにとってラストシングルとなったこの曲は、BiSHのご先祖様のような存在であるTHE YELLOW MONKEY(BiSHの楽曲にはイエモンを意識したフレーズが度々登場する)吉井和哉氏プロデュース。
これまでのBiSHの歴史が散りばめられた歌詞が、ホントに素敵だ。
アイドルというものにほぼ興味がない俺がBiSHの音楽に魅かれたのは、アイナの歌声とか楽曲のクオリティーの高さとか色々要因はあるんだけど、1番は彼女たちの生き様に有ったんだと思う。
そう。BiSHは教えてくれたんだ。
「コンプレックスだって個性なんだ」って。
「誰にだって全力で笑って泣いて生きる権利があるんだ」って。
だから響くんだろうな。
14曲目:We have no time(Mr.Children)
最新アルバム『miss you』収録曲。
初聴きだった地元香川のレクザムホールでのライブで、桜井さんがアコギをかき鳴らしブルース調で唸る歌い出しから、一気に心を掴まれてしまった。
「俺たちには、もう時間は残されてない」と歌いながら、”まだまだいけんじゃない?“とプライドと自信を覗かせる。
長く日本の音楽シーンの頂点に立ってきたはずなのに、老いを自覚しながらもまだ新しい自分を模索し、ファイティングポーズを取り続けるMr.Children・・・まだまだいけんじゃない⁉︎✨
15曲目:Fifty's map〜おとなの地図(Mr.Children)
10代の頃に尾崎豊さんに憧れた桜井さんが、50代になって作り上げた『十七歳の地図』へのアンサーソング。
「自分で蒔いた種を拾い集めるだけの日々」ってフレーズは、本当に沁みた。
若い時には全く理解できなかっただろうけど、人生って本当にそうだよな、と思う。
10代20代の頃に思い描いてた理想の自分には、なれてないかもしれない。
思うようにいかない現実と、否応なしに求められる責任感と、重たくなっていくばかりの身体とプレッシャー。
でも桜井さんは、Mr.Childrenは、“似てる仲間がここにもいるよ“と歌ってくれる。
そう。思えばMr.Childrenは昔からずっと、そんなバンドだった。
いつだって、”僕だってそうなんだ”と僕たちの心に、人生に寄り添ってくれていたんだ。
以上!『特別編2023 けんりきが本気で選んだ超個人的名曲+15』をご覧いただきました。
どうですか?皆さんの心に届く曲、響く曲は有りましたでしょうか。
前回の15選本編も含めて、2023年も最高の音楽に包まれた1年になりました。
このnoteでは2024年も、素晴らしい音楽を読者の皆様と共有できれば嬉しいと思っています。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
今夜放送の本家関ジャムのランキング後編も楽しみですね!
I LOVE ROCK!
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I LOVE FUNK!
I LOVE MUSIC!✨✨
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊