地域コミュニティスペース「ケイジンほっとてらす」の大掃除
地域コミュニティ施設として2019年に開設した「ケイジンほっとてらす」。
空き店舗を改装し、地域コミュニティスペースとして、地域の交流場所、フリースペースとしての利用目的にて開設しました。
たくさんの地域の活動団体が集まってくれるようになった矢先のコロナ禍。開館したり閉館したりを繰り返すうちに、せっかく集まってくれるようになっていた多くの活動は、他の場所へと移ってしまいました。
せっかくの機会を繋げず、利用者さま方にもご迷惑をおかけしました。
しかし、コロナ禍においても時々は新しい出会いがあり、オレンジカフェの開催場所、学用品リユースの開催場所、地元学校の美術部の展示場所等に、使ってもらえるようにもなりました。
今回は、来年こそ再び当初の活動を再開したいという願いも込め、気合を入れて大掃除してきました!
この施設のある駅前地区、お弁当を食べる場所を求めてさまよう高校生や、塾待ちで寒空に佇む中学生、学校帰りに雨露しのげておしゃべりできる場所を求める子どもたち。小さなお子様を連れてお散歩コースを探求する子育て世帯、お食事がてらあつまる奥様方、喫茶店に集まるおじい様方など、日中に商店街付近を訪れる方は実は少なくないという事も、ケイジンほっとてらすの活動を通してわかってきました。
一方で、「行く場所」「用がある場所」はどんどん少なくなっています。
「人が居ない」のではなく「滞在場所(機会)が少ない」のが今の姿であり、これこそが今後の課題なのではないかなとも感じます。
という事で、
ケイジンほっとてらす、まだまだこれから新しい出会いがあると思います。
まだ安定しない情勢ではありますが、キレイにお掃除して、新しい出会いに備えておきたいと思います。