ドラマ「TRICK」について語る
突然だが、皆さんはドラマが好きだろうか?
私はあんまり、である。なぜなら話が進むにつれて見るのが面倒になるから。要は飽き性なのだ。(ドラマ好きな人に怒られそう)
しかしそんな私にも、大好きなドラマが1つある。
「TRICK」である。
実はこのドラマ、放映時に私はまだ生まれてなかった。再放送で知ったわけだが、まあ当然同世代の人は知るわけない。
(私にはこういうエピソードが多い…。)
友達が妖怪ウォッチやらポケモンやらやっている間に私はTRICKにドはまりしてたってわけ。
というわけで、今日はTRICKについて話していこうと思う。
願わくば同世代に普及したいぜ。
まず、TRICKとは何ぞや。
ふーん。ちょっと主人公が濃いような気もするけど、まあよくある探偵物なんじゃないの。
と思ったそこのあなた。甘いね。
じゃあ、何が魅力なの?
お答えしましょう。
このTRICKというドラマ、シリアスなミステリードラマ……。ではなく、愉快な登場人物たちがふざけにふざけ倒したコミカルかつ緊張感のあるドラマなのである。
主人公2人だけじゃない。出てくる人9割ヤバい人なのだ。(異論は認める)
登場人物もれなく濃いし、とんでもない量のパロディがドラマ中に散りばめられていて、
これだけヤバいとドラマ自体崩壊しそうなんだけど、シリアスな部分があることでなんとか?保たれているような感じ。
冒頭でも書いたがこのドラマの本筋は、事件や超常現象を解決していくこと。
でも解決してめでたしめでたし。で終わるようなドラマじゃない。
つまり明確な「完全懲悪」をテーマにした作品とは言えなくて、
「真実を暴くことに救いはあるのか。」「誰のための救いなのか。」
をすごく考えさせられるようなドラマなんです。
肝心なトリックはなんじゃそりゃって、そんな単純だったの?って思うくらいなんだけど、(なんなら、そんなんで大丈夫なのか心配になるくらい。)
終盤になって「え…。」と言わせるようなエピソードが多いこと多いこと。気づいたら「I am god child~♪」(ED曲)って流れてるんだよね。
このシリアスな部分とコメディ部分のミスマッチ感がなんともクセになるんだよなぁ。
ちなみに私が一番最初に惹かれたのは、ドラマ冒頭に流れるあの「語り」。
そしてCMの切り替わりに流れるあの「卵」。
パカっと割れるとそこには何ともきみのわるい黄身が…。
初めてみた時、なんじゃこれぇぇええ!!って
こんなドラマ今まで見たことない!!って
そこからTRICKの世界に引きずり込まれてしまったとさ。(内容じゃないんかい笑)
あと主人公を演じる仲間由紀恵さんが美人すぎる。登場人物皆美人。
(ちなみに私の一押しは、エピソード3のパントマイムで人を○す女性。美しい…。)
さあ、ここまで見てくれた人の中で興味を持ってくれた方に、おすすめエピソードを紹介するよ!!
1.母之泉(TRICK エピソード1)
言わずもがな。まさに原点にして頂点。全てはここから始まった。
ドラマトリックシリーズの一番最初の話。終盤のあの後味悪い感じを味わってほしい。
2.六墓村(TRICK2 エピソード1)
聞いたことあるような題名…っていうのは置いておいて、この話はとにかく仕掛けが本格的で見ごたえあり。
あの着信音が頭から離れない…。
3.絶対に死なない老人ホーム(TRICK3 エピソード3)
最後がもう衝撃。犯人が吐き捨てる言葉に胸糞度が限界突破する。
想像以上に悲しい親子の話。
4.パントマイムで人を殺す女(TRICK エピソード3)
個人的に一番好きなエピソード。
女性の最後のきめ台詞がそそられる。
ということでここまで、拙いながらもTRICKの魅力について書いてきたわけだけど、
改めてまとめ直してみて、思った。
やっぱTRICK最高すぎんか!?
ということで、興味持った方よかったら見てみてね~。
おわり。