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彩〜sai〜(小池彩夏さん)/初出店者インタビュー
さくほリビングマーケットに初出店した方のインタビュー記事を連載しています。なにかにチャレンジしている人たちは、どんな思いをもって活動しているんだろう?背景にあるストーリーをお聞きしました。
佐久穂町の「道の駅八千穂高原」や小海町の「八峰の湯」でハンドメイドのレジンアクセサリーを販売している小池彩夏さん。今回はレジンを使ったワークショップが子どもたちに大盛況でした。
――さくほリビングマーケット(2025.1.26)に出店してみてどうでしたか?
思った以上にたくさん子どもたちがワークショップに来てくれました。それぞれに作りたいものを好きに選んでもらい、わたしも一緒にレジンでものづくりができて、とても楽しかったです。
――ハンドメイドを始められたきっかけは?
もともと、ビーズなどでアクセサリーを作るのが好きでした。娘を出産後、仕事を辞めてしまい、自分ができることで少しでも収入になればとヘアゴムなどのハンドメイド作品を「八峰の湯」の売店で委託販売してもらったのが始まりです。最初は趣味の延長だったのですが、商品づくりを始めてみると、レジンのハンドメイドのパーツにはかわいいものがたくさんあって!きらきらするものや立体のものなど、パーツを集めるのが止まらなくってしまいました(笑)
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――本当に好きなのが伝わってきます。ワークショップ形式で子どもと一緒に作れるのもいいですね
大人も子どもも一緒に楽しめるのがいいですよね。でも、当初はこういったイベント出店をまさか自分がやるとは思っていませんでした。いざ、出店してみると、出店者同士の交流があったり、知り合いが増えたり、活動の幅が広がっていくのを楽しんでいます。委託販売だとお客さんの顔は見えないけれど、直接販売できると「かわいい」って言ってくれるお客さんの顔が見えて、やっぱりうれしい。それから、子どもと関わると楽しいだけじゃなくて勉強になることもあります。
――勉強になること、ですか。
子どもが作るレジンの作品って、発想が豊かなんですよね。パーツの合わせ方とか、形とか、アイデアとか、ワークショップで子どもたちと一緒に作っていると勉強になるんです。これも、ワークショップ型の出店をするようになって広がった楽しみですね。
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――今回は、小学2年生の娘さんと一緒に出店されていましたね。
この活動を始めたときは赤ちゃんでしたが、今ではすごく頼りになる存在です。今回も、わたしがワークショップの対応につきっきりだったので、物販は娘が対応してくれました。子どもにとっても、イベント出店するたびに知り合いや経験が増えて、世界が広がっているようです。娘を出産して仕事を辞めたことがこの活動を始めたきっかけなので、今こうやって一緒にできているというのはとてもうれしいですね。
――これからやりたいことはありますか?
好きなことだから、続けてこられたと思います。これからも、「あれもいいな、これもいいな」と素敵な素材合わせにうきうきしながら、レジンの作品を作ったり、子どもたちと制作できるワークショップなどを開いたり、楽しみながら続けていきたいと思います。
writer 細川敦子
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