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2/13(日)のさくほリビングマーケットvol.6をオンライン開催【バスケットボールを通じた子どもの居場所づくりを目指して】

2/13(日)さくほリビングマーケットvol.6をオンラインで開催しました。出店者は、佐久穂町ミニバスケットボールクラブ会長で、佐久穂中学校男子バスケットボール部、部活指導員の油井大輔さん。バスケットボールを通じた子どもの居場所づくりの構想をお話しいただきました。

バスケットボール、部活動、居場所づくり、まちづくり。さまざまなキーワードが飛び交うテーマで、オンライン会場には、常時20名程度が集まり、チャットを通した様々な意見も交わされ、関心の高さがうかがえました。

バスケットボールでの留学経験もある油井さんは、その経験を生かし、小学生を対象としたミニバスケットボールクラブと、佐久穂中学校の男子バスケットボール部にて指導をしています。

「現在、ミニバスに在籍する児童は52名。その家族も合わせると、佐久穂町にはバスケットボールに関わる人たちが数百人程度いるのでは」と油井さん

しかし、少子化の影響もあり、部活動の数は縮小傾向。
ミニバスを卒業したあと、学校以外でもバスケットボールを楽しめる場所が、地域の中にあってもよいのでは、という思いが油井さんの中に生まれました。

地元、佐久穂町に対する強い思いがある油井さん。「佐久穂町の看板を背負って、全国で活躍するクラブチームを作りたい。バスケを生かしたまちづくり、地域おこしができたら最高だな」と話します。

全国には、民間が運営するコミュニティスペースで体育館を併設している事例もある。

そのために、必要なのが「場」。イメージは、体育館とコミュニティスペースが一緒になったような場所。町内にある廃校の利活用も検討している。

廃校の利活用については、参加者からも「日常的に人が使っているほうが老朽化しないため、災害指定避難場所としても都合が良い面があるのでは」という意見も。

「たとえば、毎週金曜日は試合があって、一般開放されていて。誰が来ても良い。おいしいクラフトビール飲みながら子どもの試合を見る、というのもいいな」
「佐久穂町は小さな町ですが、小さくても、きらりと光る、ダイヤモンドのような場所になれば」
「とんがった活動をしている人たちはたくさんいる。きらりと光るものの集合体。スポーツ、音楽、ダンス、食べ物など。佐久穂のオールスターズで作っていくのが理想!」(油井さん)

このような構想に、チャット欄でも「(クラフトビール以外に)レモネードもいいね」「カレー出します!」「ドッグランなんかもあれがいいな」と盛り上がりました。

参加者の中から、応援者、支援者として手を挙げるひとたちが出てきて、次のアクションにつながっていく雰囲気はとてもわくわくしました。地域の中で、一緒につくりたい、という人にまだまだ出会えそうな予感がします。

さくほリビングマーケットは、佐久穂町の「産学官⺠共創プラットフォーム構築事業」の一環で行っています。油井さんの話す「佐久穂のオールスターで作っていく」という考え方が、まさに「産学官⺠共創」にもつながっているように感じました。

さくほリビングマーケットとさくほリビングカレッジ

さて、2021年度のさくほリビングマーケットは、今回の開催でいったん終了となります。プレイベントを含めて全7回の企画を実施することができました。さまざまなコミュニティをつなぐプラットフォームの1つとして、リアルやオンラインなどの方法を探りながら、たくさんの方にご参加いただけたこと、うれしく思います。

さくほリビングマーケットと並行して「さまざまなゲストから話を聞くことを通して、佐久穂町での暮らしを見つめ、新たなアイデアや挑戦のヒントを見つけにいく学びの場」としてさくほリビングカレッジも行っています。

現在、さくほリビングカレッジ#1の動画を公開中です。
https://www.youtube.com/watch?v=hk8OwRDLrRU
感想もこちらのフォームで募集しています!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdZvLx1P6wKjd5ez0Tjn5y_bMQmp2d1w_JuL79Yq0whlx00_w/viewform

ゲストをお迎えして収録予定だったさくほリビングカレッジ#2は、まん延防止等重点措置の適用に伴い、残念ながら延期となりました。
別企画として、さくほリビングカレッジ#1をご覧になった皆さまの感想をご紹介予定です。

writer 細川敦子


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