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2021年 ナショナルズが狙うべき選手は?【第ニ弾】

前回の記事の続きになります。

前回に引き続きナショナルズが今オフに狙うべき、狙ってほしい選手を紹介していきます。なお中には個人の妄想が多数含まれているので悪しからず。選手の年齢は2021年シーズンに合わせています。

③ソトをブロックできる強打の外野手

マーセル・オズーナ(30)

20年成績 60試合 .338/.431/.636 18本 OPS1.067

アダム・イートンの退団で外野が一枠空いたのでフアン・ソトをブロックできる右の強打者を補強したいところです。ある程度の資金を投じて大物を狙うならオズーナがベストでしょう。オズーナは今季、本塁打と打点の二冠王に輝くなど素晴らしい成績でブレーブスの地区優勝に大きく貢献しました。今年の打撃成績だけで言えばFA市場の外野手でNo.1評価を得ているジョージ・スプリンガーよりも上です。首位打者のソトと並んで「三冠王打線」の形成に期待したいですね。

ヤシエル・プイグ(30)

19年成績 149試合 .267/.327/.458 24本 OPS.785

オズーナほどの金額を要さずにソトをブロックしたいならプイグは狙ってみてもよいでしょう。今季のプレーが無く1年間のブランクがありますが、17-19年は3年連続20本塁打以上と実績は十分です。また3年連続二桁盗塁の走力と通算DRS+28の守備力ではオズーナをリードしており、トータルで見ればオズーナにも負けない働きが見込めるでしょう(コンディションが万全ならですが)。

ドミンゴ・サンタナ(28)

20年成績 24試合 .157/.298/.286 2本 OPS.583

バウンスバック狙いで獲得するならサンタナを推したいと思います。ブルワーズ時代の17年に30本塁打を放った長打力は魅力です。昨季は不調でしたが19年にも21本塁打と及第点の数字を残しています。お手頃にパワースタッツを確保するなら選択肢に入れても良いでしょう。

④キーブームの保険となるベテラン三塁手

トミー・ラステラ(32)

20年成績 55試合  .281/.370/.449 5本 OPS.819

来季の三塁は若手のカーター・キーブームとルイス・ガルシアが争う形となりそうですが、年$8M前後の資金を投じ、レギュラー格を加えるならラステラを推したいです。元々はコンタクト重視で非力な選手でしたが19年に80試合で16本塁打を放つなど開眼。ナショナルズはダニエル・マーフィーやハウィ・ケンドリックなどコンタクト力の高いベテラン内野手を好む傾向にあるので現実味もあります。二塁や一塁も経験があり内野のポジションが定まっていないチーム事情にもフィットするでしょう。

ジェーク・ラム(30)

20年成績 31試合 .193/.283/.352 3本 OPS.635

バウンスバック狙いで安価に獲得するならラムがフィットしそうです。17年に30本塁打を放った長打力は見過ごせません。ここ2シーズンは打率1割台と低迷してますが2年とも平均打球速度とバレル性の打球を放った割合はメジャー平均を上回っており、コンタクト面を改善できれば復活の可能性はあります。有望株のキーブームが控えている以上、大物を獲得するわけにはいかないでしょうからラム獲得もあり得ると思います。

以上5選手を紹介しました。野手は今オフに退団した選手が多いだけに大幅な補強が必要になります。どんな選手を狙っていくのか注目したいところです。

Photo:https://flic.kr/p/27gzXgs



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