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発表も大事。

パワーナップは様々な企業で導入が始まっている。主に午後のとる20分程度の仮眠で、集中力アップや体力回復、ストレス軽減などに効果があるとされている。

日経MJ 10月25日

パワーナップとは、30分以内の仮眠のことらしい。北海道旭川市の家具メーカーカンディハウスが開発中の背もたれが抱き枕になる木製の「ハグチェア」についての記事の一文。

10月30日のTHE TIMEという朝の番組でも、中学校で昼寝を導入しているという話を取り上げていた。企業では、以前から聞くことはあったけど、学校でもするようになったのか。

小学校のとき午後の授業でよくウトウトして、学級会の議題にされたことがある自分にとっては、いい傾向だと思う。仕事の効率化ということで話題になるけど、この制度を取り入れている企業数は、それほど伸びていないらしい。昼寝のために休憩時間を増やすと退社時間がおそくなってしまうという理由も増えにくい理由の1つ。現状、昼休憩で各々寝ているだろうし。先ほどの中学校も10分間だけ。もうちょっとほしいけど、それ以上だと終わる時間に影響してくるんだろうね。部活もあるし。帰りが遅くなるからね。

でも、昼寝ですっきりするのは確かなので、この分野のことが取り上げられると商品も増えてくると思う。今知られているモノは、机で寝るためのうつぶせ寝用の枕、アイマスク、耳栓。商品が限られたモノしかないなか、新しい選択肢とより寝無理に落ちやすいように考えられた新商品、ハグチェア。導入に対して、昼寝時間がネックになっているなら、その時間が短くてもすぐに寝落ちできる体勢をとれるようとの想いでできた商品かな。来年の発売を予定している。前回も書いたけど、商品(強み)を磨いている途中なのですね。この製作過程にある物語を知りたいです。

ただ記事では、「この商品価格は未定、100万円程度になるかも」とのこと。この値段設定だと商品を売って、広めてというよりは、複雑な加工する技術力とアイデア、提案力を兼ね揃えていますとアピールして、本業の取引先を増やすことが目的かもしれませんね。どちらにしろ、興味深いです。

木工所とかかわることが多いので、「木」で、あまり聞かない仮眠分野チャレンジしたと聞くと素直に「すごい、なんかうらやましい。」と思う。このような新しい分野での試みは、想像していて楽しいですね。

この会社は、この商品で「国際家具デザインコンペティション旭川2024」で最優秀賞をとっている。会社にとってどのような目的があろうとも、やはり人に知ってもらってなんぼということですね。

強みを磨くことは大事だけど知ってもらうことも必要。発信することは大事だけど、発表の場があれば、なおいい。アスリートも大会や試合というひと目につく発表の場がある。お客さんの目にふれる場に立つことが大事。第三者に評価されたということは、ひとりよがりではなかったという自信にもなるでしょうし。

補助金使って、試作品つくる。そのついで、コンテスト応募してみてもいいと思いますよ。

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