愚直に守る。
コマツの大橋徹二会長のインタビュー記事から
ものづくりにおける優先順として、
また、この順位が重要であることを記事では書かれていました。
「経営が厳しいと、大事なことを省いて利益を上げたくなる。」
うちあたい(沖縄の言葉で、身に覚えがあり、恥じ入ることの意味)です。
暇なときに仕事の依頼が来る。なにか引っかかるものがある。だけど売り上げが欲しい。悩みながらも引き受ける。ほぼ100%後悔。でも、繰り返す。
自分で決めた引き受けるときのルールを決めたのにやぶってしまう。弱い。だからと言って、ルールは必要。少なくとも判断基準ができる。大事なのは、その判断基準の優先順位を決めて、結果を守ること。あとは、鼻先のエサに惑わされず、空腹に耐え、将来の不安に負けないこと。なんくるないさー。
「なんくないさー」沖縄の言葉で「何とかなる」という意味だけど、けっして楽観的、投げやり的な意味ではなく、「できることしていれば、いいことあるさー。」と思っている。(それにしても、沖縄の言葉は、言い得て妙な言葉が数多くある。うまくひと言で表していると思う。)
愚直にルールを守ることで、ひとから信頼を得て、将来につながる。そう思うから、仕事請けるかどうしようかと迷っている社長さんには、「会社理念みたいなものつくりましょう。」と機会があれば言っている。判断基準になりますよと。
自分が何回も失敗、後悔しているから、「愚直に守る」需要さはわかる。やっと最近、苦しいときでも守れるようになってきた。なんくるないさー。