Kindleベストセラー獲得!その販売戦略の"裏側"を大公開
2023年6月9日に発売した僕のkindle『誰も教えてくれないSEOライティング術』が、Kindleストア激戦区のカテゴリー「SNS・ブログ」と「広告・宣伝」で《ベストセラー1位》を獲得しました!(※2023年6月10日 AM時点)
正直、ベストセラー獲得を狙っていたワケではありません。
1人でも多くの方に手に取っていただきたく、出版前後の販売戦略も力を入れました。
そこで、このnoteでは、僕がKindle出版でベストセラー獲得を実現できた“販売戦略の裏側”を、すべて隠さずお伝えしていきます。
このnoteで公開する内容は、Kindle出版でしか使えない限定的な販売戦略ではありません。
どんな商品・コンテンツの販売でも、そのまま使うことができる戦略だと自信があります。
僕のKindle販売戦略の一部始終をご覧いただき、あなたの商品・コンテンツを販売する際、少しでもお役立てできれば幸いです。
はじめに:僕のKindle出版実績
本題へ入る前に、僕「さくちょ(@sakuchoman)」のKindle出版実績を簡単に紹介させてください。
僕は2023年2月からKindle出版をはじめた、Kindle作家の後発組です。
Kindle出版は他の副業ジャンルに比べると、まだ実践者は少ない方でしょう。
2023年2月の初出版から、僕は以下の通り、月1冊のペースで出版を重ねていきました。
上記ラインナップの通り、僕のKindleは『副業ブログ』がメインテーマ。
副業ブログの実績をベースに、Kindleでは副業ブログの情報を発信しているという感じです。
* * *
こんな感じで僕は、ブログ界隈では一定の実績があるものの、Kindle出版は初心者中の初心者。
そんな僕でも、販売戦略を工夫することで、Kindleベストセラー1位を獲得できました。(※2023年6月10日AM時点)
これ以降には、僕が今回Kindle出版するにあたり実践していった「販売戦略の裏側」を語っていきます。
【ココが一番大事】販売前の市場リサーチ
今から世に出そうと考えている商品・コンテンツは、そもそもユーザーの需要があるのか―
すなわち、商品・コンテンツを作る前の「リサーチ」が最重要ポイントです。
リサーチの重要性は、今回出版したKindle『誰も教えてくれないSEOライティング術』でも徹底解説しています。
少し難しい話が続くかもしれませんが、「個人で戦う」なら重要な戦略になりますので、少しだけお付き合いください。
「プロダクトアウト」から「マーケットイン」への思考転換
「プロダクトアウト?マーケットイン?」と専門用語を出してしまったので、分かりやすく解説しますね。
まず「プロダクトアウト」とは、以下を基準にして商品を生み出すことです。
主語がすべて“自分”になっている通り、「プロダクトアウト」は自分主体の販売戦略と理解いただければOKです。
あなたは何か情報発信する際に、上記の考えを持って発信していませんか?
もし、あなたが大きな実績を持っていたり、高い専門性を有しているのであれば、プロダクトアウトはピッタリでしょう。
プロダクトアウトは「フォロワー数が何万人もいるインフルエンサーが取っている戦略」と言えるかもしれませんね。
「自分の作りたいモノ」が売れれば、最高&最強です。
そこに需要が無ければ、良い商品でもタダの自己満足です。
* * *
だったら、どうしたら良いんですか?という話になると思います。
その答えが「マーケットイン」の戦略です。
「マーケットイン」とは、マーケット(市場)からニーズをキャッチして、それを基に商品・コンテンツを作る考えです。
「プロダクトアウト」が自分主体であるのに対し、「マーケットイン」はユーザーありきの販売戦略となります。
プロダクトアウトに比べると、画期的な商品・コンテンツが作れないかもしれませんが、失敗しないと分かり切っているなら、少し強気の商品展開も可能になるでしょう。
* * *
ここで言いたいのは、「プロダクトアウト」と「マーケットイン」のどちらが優れているという事ではありません。
しかし影響力の乏しい僕のような方であれば、マーケットインの戦略を意識することで「いま知識が足りないのなら、学んだり実践して“できるようになる”」との考えを持って行動できるようになります。
テクノロジーの変化が目まぐるしいこれからは、マーケットインの戦略を知らなければ、Webビジネスで成功するのは難しくなっていくでしょう。
僕が実践したマーケットイン戦略
今回僕はどうやってマーケットイン戦略を実践したのかと言うと、非常にシンプル。
Twitterのフォロワーさんに向けて「どんなKindleを読みたいですか?」とアンケート調査しただけです。
アンケートにより「フォロワーさん(=読者候補)はSEOノウハウを知りたいんだな」というニーズをキャッチした僕は、SEOがテーマのKindleを執筆しようと決めます。
そして僕は、SEOに関して専門家ではないものの、副業レベルならある程度の実績があるため、「ボリュームたっぷり書こう!」と攻めの姿勢を取ることも決めました。
個人作品のKindleなら、平均文字数が15,000~20,000文字だと読みやすいと言われている中で、僕は最終的に70,000文字弱を1冊に詰込みました。
70,000文字のボリュームは、たじろいでしまう方もいると考えましたが、それより、本当に情報を求めている読者へのニーズへ応えることを優先しました。
このあたりは、また別の機会で皆さまにご報告できればと考えています。
発売前のプロモーション活動
読者のニーズをキャッチして方向性を定めれば、そこへ向けて一直線に作業していくだけ。
なのですが、その作成過程をリアルタイムに発信していくことで、読者の期待感をくすぶっていきます。(“ティーザー効果”とも言われる戦略ですね)
Kindle執筆過程を情報発信
という事で僕が今回、どんな感じで事前情報を小出しにしていったのか、実際のツイートを掲載していきます。
↑このツイート、なぜか添付画像がエラーで消えちゃいました…。(作成中のKindle表紙を添付していました)
Kindle書籍内の一部を切り取ってツイート
単純に「いまココまで作りましたー!」と作業過程を発信し続けるだけだと、やがてフォロワーさんは飽きてしまいます。
なので、僕はKindleの本文から一部を切り取り、その内容を適時ツイートしていきました。
「Kindle本文の内容をツイートするなんて…ネタバレさせちゃっていいの?」と思う方もいるかもしれません。
これに関して、僕はどんどん無料で出しちゃって良いと考えています。
フォロワーさんからも、僕のツイート内容に対して割と良い反応が得られています。(“いいね”やリプライ、インプレッションの数ではなく、フォロワーのコメントに着目するのが大事)
(Kindle販売の場合のみ)予約受付開始後のプロモーション
今回のKindle出版では「予約注文」を募る方法としました。
事前にフォロワーさんからのニーズや反応を見ていたので、一定の予約注文は見込めるだろうことを予想しての戦略です。
予約開始から販売まで一定期間を設けることで、発売日までのプロモーション活動のツイートネタが作れるし、話題性も維持できる点ためオススメです。
具体的な行動を求めれば、多くの方が拡散してくれる!
予約受付開始のツイートをした際、ツイートの末尾に“拡散にご協力頂けると嬉しいです”と具体的な行動を促す一言を入れたのも重要ポイント。
この一言が「 ある / ない 」によって、拡散威力は数倍も変わるでしょう。
少し長くなりますが、引用リツイートの形でお力添え頂いた方のツイートを、これ以降に掲載していきます。
ありがたい事に、引用ツイートで拡散いただいた方のツイートを見て、僕のKindleに興味を持ってくださった方も数名いらっしゃいます。
拡散が拡散を生む、これぞTwitter最大の威力です。
フォロワーさんに具体的な行動を促すのは、めちゃくちゃ重要。
「この商品良いですよ!」や「〇日後に発売ですー!」と大声で叫んで終わってしまう方が大勢いるため、とても勿体ないんです。
これは、Webマーケットの世界だとCTA(Call To Action:コール トゥ アクション)と呼ばれており、今回出版したKindle『誰も教えてくれないSEOライティング術』の中でしっかり解説しています。
気になる方は、手に取って読んでみてくださいね!
発売後のプロモーション活動
商品・コンテンツの発売日って、発売する立場だとワクワクしますよね!
僕も今回のKindle発売日は、期待と不安に胸を膨らませて朝を迎えました。
でも、その勢いで「ついに発売しましたー!買ってくださいー!」と言っても、残念ながらほとんどの人は振り向いてくれません。
もっと悪く言えば、あなたの事前プロモーションを多くの人は、スイーッとスクロールして読み飛ばしており、ほとんど目に入っていないのです。
その様な意識の元で、ワクワク感は自分の胸の中にしまっておき、発売後も新規ユーザー向けのプロモーション活動を進めていく必要があります。
「商品の魅力」や「手にすることで得られるメリット」を語る
発売後のプロモーションでは、「商品の魅力」や「商品を手に取ることで得られるメリット」をしっかりアピールしていきます。
僕は次の通りにツイートし、これを固定ツイートに置くことにしました。
安売りする場合はターゲットを絞る
上記ツイートでは、あえて「~を学びたい人"だけ"、本書を手に取ってください」と書きました。
これは今回発売から3日間、破格の99円セールを実施することにしたので、本来手に取るべきではない人が「何となく」手に取ってしまうことを、少しでも防ぐためです。
今回発売するKindleは自信作だったため、無料で読めるKindle Unlimited会員に限定せず、多くの方にお届けするために、99円セールを実施しました。
その一方、本来手に取るべきではない(ターゲットではない)人も手に取ってしまうリスクがあり、それが故に最悪の場合はクレームが届くこともあります。(Kindle出版の場合は「低評価」を付けられます)
一定の低評価はやむを得ないものの、ひと言入れるだけで、少しでもリスク低減できるのであれば、やらない手はありません。
商品が売れている様子をリアルタイムで伝えていく
商品販売後は、販売数やランキングなど「数字で見せられる商品販売実績」をリアルタイムで発信していくのが効果的。
なぜなら、多くの話題を集めている商品があれば、まだ手に取っていない方にとって気になる商品に変わるからです。
僕が今回発売したKindleだと、Amazonの売れ筋ランキングを適時見せていく戦略としました。
そうしていると、また多くの方が拡散してくれる!
このように、販売後も売行きをリアルタイムで伝えることで、話題性が維持され、多くの方が再び拡散に協力してくれます。
中には何度も拡散してくれる方もいて、本当に感謝です!
強力な方々も応援してくれたヒミツの場所
以上の通り、販売までのプロモーション活動はTwitterを中心に行っていきました。(その他、僕のメルマガでも案内は流しています)
それが↓コチラ。
詳細は「よしー」さん(@yoshi_buppan)のツイートをご覧いただきたいのですが、このLINEオープンチャット「ビジラボ」は、運営者を中心としたメンバーがTwitterでの企画などを後押ししてくれる場所です。
でも「ビジラボ」は違いました。
こういう場を上手く活用させていただき、自分の活動にブーストをかけることも時には重要なんだなと、今回のKindle発売を通じて学ばせていただきました。
さいごに
長々と書いてしまいましたので、最後に重要なポイントを復習しましょう。
商品を作る前の「リサーチ」が最重要ポイント
個人がWebビジネスで戦うなら「プロダクトアウト」から「マーケットイン」への思考転換がオススメ
商品発売前は情報を小出しする「ティーザー効果」を狙う
情報を拡散してもらうための「具体的なひと言(CTA)」を忘れない
「あなたの事前プロモーションは誰も見ていない」という意識で発売後のプロモーションを行う
安売りする場合はターゲットを絞ってリスク低減を狙う
商品の売れ行き状況をリアルタイムで発信し続けて話題性をキープする
このnoteでお伝えすることは以上です。
ぜひ、あなたの商品・コンテンツ販売戦略の参考になれば幸いです。
* * *
僕が今回発売したKindle『誰も教えてくれないSEOライティング術』は、SEOをテーマにしていますが、すべてのWebビジネスに通用する『本質・原理原則』を解説しています。
もしあなたが、まだ『誰も教えてくれないSEOライティング術』を手に取っていなければ、ぜひこの機会に読んでみてください。
下記のテキストリンクをクリックすれば、Amazon販売ページへアクセスできます。
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もしあなたが副業ブログに少しでも興味あれば、僕が出版している「他4冊のKindle」も読んでみてください。
僕の出版しているKindleは、僕のブログで紹介しています。(下記のリンクから僕のブログへアクセスできます)
1つだけお願いがあります…!
もし、このnoteが少しでも役に立った!と感じた方は、下記リンクから僕のツイートを引用ツイートする形で感想を聞かせていただけると嬉しいです。
では、本noteは以上となります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございましたー!
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