ルビー　（ウォッシュタイプ／秩父やまなみチーズ工房／埼玉県）

こんにちはフランスチーズ鑑評騎士の佐久間です。

今回は秩父やまなみチーズ工房さんのウォッシュタイプチーズ「ルビー」をご紹介します。
香り穏やかですが特徴的で、深いコクと旨味が特徴のとても美味しいチーズです。
同じ埼玉県産の日本茶である狭山茶とマリアージュした結果も載せておきますので、併せて楽しんでいただければ幸いです。

今回のチーズ

名称：ルビー
タイプ：ウォッシュタイプ
工房：秩父やまなみチーズ工房
https://chichibu-cheese.shop-pro.jp
平成の名水百選にも選ばれた秩父の「毘沙門水（びしゃもんすい）」の塩水で、ていねいに表面を磨きながら1カ月以上熟成、最後にベンチャーウイスキー秩父蒸留所の「イチローズモルト」でウォッシュしました。濃厚でまろやかな味が癖になるおいしさです。　〜秩父やまなみチーズ工房ECサイトより引用〜

また、去年行われた国産チーズのコンテスト、ジャパン•チーズ•アワード2020で金賞を獲得しているチーズです。

味わい

ウォッシュ独特の熟成香は控えめですが、仕上げにウォッシュするウィスキーの木樽を思わせる香ばしい香りとスッキリした甘い香りを感じます。
しっかりした旨味と深いコク、それでありながらミルクの甘さや香りが残っていて、バランスよく味わい深く、フニフニした食感も心地よいチーズです。

今回のドリンク

狭山茶　（煎茶／埼玉県）

「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と狭山の茶摘み歌で謳われているように、甘さとコク、程よい旨味を感じる味わい深いお茶。

マリアージュ結果

ルビーのミルキーさと旨味を狭山茶の香りと旨味が引き立ててくれ美味しい組み合わせです。ただ、ウォッシュタイプのチーズはやはり香りがしっかりしているので、アフターティストが少しチーズ優位かなと思いました。

そこで、ルビーに海苔を巻いて食べたところこれがものすごく美味しい！！
海苔の旨味がルビーの旨味と相乗効果を生み出し、口の中が旨味で溢れかえります。更に海苔の香ばしさがルビーの香りとマッチして、更に食べやすくしてくれています。

狭山茶と合わせると海苔の香りが狭山茶とルビーの中を持ってくれてバランス良い香りに。アフターティストも海苔の香ばしさが狭山茶の香りを引き出してくれ、スッキリと狭山茶とルビーの甘さを感じる余韻を残してくれます。

さらにお餅と一緒に焼いて海苔で巻くともう最高です。
別投稿に詳しく載せていますので、ぜひご覧になってください！
https://note.com/sakucafe/n/nccb60fe03a09

マリアージュの様子（stand.fmでのライブアーカイブ）

音声配信アプリのstand.fmでマリアージュの実験をしながらライブを行なっていました。リスナーさんのアイデアでルビーの海苔巻きができました。
アーカイブは下記のリンクからアプリがなくてもお聴きいただけますので、聞いてみてください。
https://stand.fm/episodes/5ffc53ba6e04f7688fa0c57d

チーズ工房紹介

工房名: 秩父やまなみチーズ工房
去年開催されたジャパンチーズアワード2020でルビーとリコッタでそれぞれ金賞を獲得しているチーズ工房さんです。

他にもモッツァレラやさけるチーズの「秩父スティック」、プロボローネタイプのセミハードチーズ「プロヴォ」そしてウォッシュタイプの「ルビー」などを製造販売されています。
ルビーがまた特徴あるチーズで、秩父の名水「毘沙門水」の塩水でウォッシュし最後にベンチャーウィスキー秩父醸造所の「イエローズモルト」でウォッシュしているそう。
今回ルビーもいただきましたので、食レポは後日アップします。

公式ECサイトがあり、オンライン注文が可能ですので、ぜひチェックしてみてください。
https://chichibu-cheese.shop-pro.jp