チーズx紅茶ペアリング ルクロンと栃木県大田原市の和紅茶
こんにちは、フランスチーズ鑑評騎士の佐久間です。
チーズのおうちでの熟成変化やティーペアリングの記録、チーズ日記を残しています。
音声配信アプリ、stand.fmでは音声で収録しています。
下記のバナーで再生していただければ、このページ上で再生できますし、バックグラウンドでも再生されるので、ぜひお気軽に聞き流しながら、各リンクを見てみてください。
チーズプレート
チーズ: ルクロン(フランス/ウォッシュタイプ)2月16日賞味期限
表皮は白カビがだいぶ後退しオレンジ色の部分が目立ってきました。
漬物のような熟成の香りときのこの香りに少しツンとくる香りも加わり、香り高くなっています。
味わいはバターのようなまったりとした旨味とミルクのコクと甘いニュアンスを感じ、その後から熟成の香りが鼻を通り、味わい深さが増しています。
賞味期限からも3週間ほど過ぎており、まだまだ美味しいのですが、少し過熟気味でピークを超えたかなという感じです。もう少し若くミルキーさがしっかりあった方がこのチーズの特徴が出ていると感じます。
チーズも小さめですし、さっぱりした雰囲気のチーズだったので、流石に賞味期限から3週間は長かったかもしれないです。
お茶:雲巌の静謐(栃木県大田原市/和紅茶)
香り味わいともに甘さが際立ちまろやかで苦味や渋みのない飲みやすい紅茶です。
ペアリングの感想
ルクロンの香りが強くなっているので、紅茶の甘い香りと合わさると少しスパイシーさとスモーキーさを感じながら、甘い香りが広がっていきます。
その後から、チーズのバターのような雰囲気と紅茶のまろやかさが相まって、まったりとミルキーな味わいが口の中に広がり、ミルクの甘い余韻で終わっていきます。
口に入れた時のスパイシーさ、スモーキーさと感じるところが不思議で、ルクロンの熟成香りがこの紅茶の風味を引き出しているかもしれないですね。