元声オタが佐久間くんと声優さんの距離感を夢想するnote
どうも、彗星の如く現れたスーパースター佐久間くんの沼に親指を立てて沈んだ新規担、ゆうです。
\さくちゃんは今日もかわい〜!!!/
今日は元声オタの時点から
佐久間くんと声優さんの距離感、
ひいてはアイドル、声優さん、アニメなんかのコンテンツの今後の関係性について語ろうかなぁと思います。
それにあたって、誰得ですが
私"ゆう"のオタクスペックを前提として書いておきます。
小学生 嵐沼に落ちる
(ちょうどこの辺りが5×10
供給もすごかったんだよね)
中学生 アニメにハマる
声優沼に落ちる
まだこの時代は
アニオタの人権がなかったので、
到底人に話せる趣味ではなかった
でも週に10本はアニメ見てた
杉田智和さん、中村悠一さんの
沼に落ちる
高校生 本格的にアニオタ 声オタ
杉田さん中村さんの
イベントとかも行ってた
到底人様に言える趣味ではなかった
大学生 舞台オタの友達が
アニメ、声優に理解があり、
この頃から謎に世間的にも
アニメオタクが人権を
獲得し始めたので、
徐々にアニメ好きを隠さなくなる
自身が茶の間になっていたのもある
同時に金銭的に自由になったことから
嵐に再びハマり、お金を使う
社会人 突然SnowManという
恐ろしい沼に落ちた
もがいている
ざっと書くとこんな感じです。
簡単に言えば、結構長く声優、アニメ沼にいたんですよね。
いた、と過去形になっているのはジャニーズ界隈でいう「担降りをした」というまでの意味ではなく、現在は茶の間でゆるりと彼らを応援するゆるーい"ファン"でいるということです。
特に杉田さん中村さんのイベントなどは最近めっぽう参加していませんが、
YouTubeを始められたので、それは毎回楽しく視聴しています。十代美少女です☆(わしゃがなネタ)
基本裏方仕事である彼らのビジュアルすら観るのも昔は結構大変だったんですが、いい時代になったね。
ジャニーズ界隈も声優界隈もまたーりと観てきた自分ですが、
だからこそ、佐久間さん主演の「白蛇:縁起」について思うところがたっくさんありました。
今回は3つの観点から、お話ししていきたいなーと思います。オタクの戯言ですので、お手柔らかに……。
・「声優」という地位のこと
・佐久間くんの「アニメコンテンツ」へのリスペクトのこと
・"アイドル"と"アニメ"
コンテンツの融合と、これからの可能性
「声優」さんという地位のこと
私自身、声界隈はまだ10数年でして
あまり多くを語れる古参ではないのですが
その間にも、ほんっとうに「声優」さんというお仕事の地位は上昇しましたね。
少し前に「声優パーク」さんという番組で
声優さんの世代表を作ってらしたのですが
(以下の画像参考)
私は4〜7世代ど真ん中、という感じです。(この世代の声優さんを特に熱心に応援していました)
私の勝手な印象では3〜6世代あたりの方が
じわじわTVなどの大衆メディアに露出を始め、しっかりと「声優」としての立ち位置を確立するために戦ってこられたように思います。
とはいえ、正直初めの方はあまり声優さんの扱いって良くなかったように思います。語弊があったらすみません。誰が悪いというでもなく、どうしても「イロモノ」枠になりがちだったからです。(イケメンボイスで喋る人、アニメボイスで喋る人、みたいな)
圧倒的に大衆に知られている俳優やアイドルなどのタレントさんが主体の番組に、一部の界隈に熱狂的な支持者がいる声優さんが出てくるとどうしてもアンバランスな空気になってしまう。
声優さんも、声優界隈で通じた空気がなかなか外では伝わらず、苦戦しているような雰囲気があったように感じます。
マモ(宮野真守さん)とか一時めっちゃバラエティ出てきてましたが(ジャニーズ番組で言うとVS嵐とか)見てて苦しくなる瞬間めっちゃありました。マモの面白さがいまいち受け入れられてない…!みたいな笑
声優さんの界隈は大衆メディアにめちゃくちゃ歩み寄ろうとしていたのですが、
大衆メディア側があんまりそれを受け入れなかったというか。しょせん「イロモノ」枠から外さなかったというか、、。
もどかしい時代が何年も続きました。
それでも、そんな先人の方の努力から、徐々にアニメ文化や声優さんが大衆に受け入れられ始め、
声優さんの地位は随分と確立されたし、
アニメ趣味も昔に比べたら随分"人権を得た"(公表しやすい趣味になった)んじゃないかなぁと思います。
鬼滅の刃、が爆発的ブームになったときに、それを実感しました。花江くんや下野さん、花澤さんが毎日のようにテレビに出てきてて、しかも「イロモノ」枠じゃなくて、ごくごく普通の「タレント」ひいては「声で演技する俳優」の枠で出てきてて勝手に感動しちゃいました。
やっと彼らが等身大で評価されるようになった気がする…!って。
佐久間くんの「コンテンツ」へのリスペクト
さて、そんななかで中国アニメーション「白蛇:縁起」の主役に起用された佐久間さん。これには個人的にはいろいろ思惑もあったのかなぁと思ったりします。(後述します)
風間くんが遊戯王やっているし、
ジャニーズ × 声優の組み合わせは
特段異色とは言えませんが、
佐久間さんの異色なところは、
「自ら声のお仕事を懇願していた」というところ。
声優さんでない人がオファーされるときって
大抵「受動的」なんですよ。
杉田さんの言葉を借りれば「ゲスト声優」
でも佐久間さんは、昔からすごくアニメの世界、声のお仕事に関心を持っていたし、
好きだからこそ業界への知識も深かった。
すごくこの世界に「歩み寄って」いたし、敬意もあった。てらしー(寺島拓篤さん)とかとも交流あるし。それスノの収録中抜け出して、マモ(宮野真守さん)の楽屋に挨拶に行ったってのも、マモのラジオで聴いて、「本当に好きなんだな」って笑ったし、すごく愛を感じた。
それが彼自身にも、声優さん界隈の世界にも
すごくいい効果だったなぁと思います。
大学時代お芝居のお勉強をしていたのもあって、彼自身の演技も抜群だったのは勿論
吹き替えの全体的な空気感もめちゃくちゃ良かった。ただの佐久間さんゴリ押しにならず、浮かなかったというか。まさに「共演者」だった!
舞台挨拶のときの空気を見て
いっそうそれを感じた。
一俳優、声優としてお互いがリスペクトしあってそこにいる感じ。
ジャニーズを変に特別扱いもしないし、
声優さんをイロモノとしても扱わない、
すごく自然な関係性があってよかった。
今回「アイドル」と「アニメ」の界隈の人たちがこういうフラットな関係を作れたのって、今後にもつながる素敵なことだと思うんだな。
"アイドル"と"アニメ"
コンテンツの融合と、これからの可能性
サブカルの中に含まれるこの二つのコンテンツは、近そうに見えて火と水のような関係性だったときもあったように思う。
オタクの雰囲気も違うし、
お互いが近寄ることは決してなかったというか。
でも、それぞれのコンテンツが
それぞれ発展していくことで
"結果的に"お互いの内容が被ることが出てきた。
声優さんがアイドルをやることも増えたし、
アイドルがボイスドラマやることも、アニメ界隈のコンテンツに関わることも出てきた。
それぞれの文化の発展とともに、挑戦するコンテンツの幅も広がってきた。
それはお互いの侵食ではなく、発展だと思う。
今回「白蛇:縁起」に佐久間さんが起用されたのは以下みたいな理由もあったのでは個人的に思っていて
制作サイド🇨🇳:とにかく動員できる人材が欲しい
ジャニーズ:中国との繋がり欲しい
→動員に強く(スノのお金使わせる力はすごいってこの前博報堂さんのリリース?にも出てた)
Weibo始め中国への発信も頑張っている、
かつコケない実力
→\佐久間さん起用/
みたいな……憶測ですが。笑
世界市場、アニメ市場、アイドル業界、
多方向に対して佐久間さんは「ポジティブな影響」を与えたんじゃないかなって思います。
これからも世界規模でさまざまなコンテンツがどんどん発展していくためには、
お互いの関係性がもっと"深く"なっていく
ことも大切だと思う。
それには互いの歩み寄りが欠かせなくて、
きっとその架け橋的な存在に佐久間さんはなれるんじゃないかな。
元声オタとしては、
ぜひ文化放送とかでアニメの番組持って
どんどん声優的なお仕事のフィールドを増やしてほしい。
これまでのお仕事や、声のお仕事に関わらず
表現力の鬼、の佐久間さんの活躍が
もっともっと広がって、
いろんな人に愛されてほしいです。
クソ私情としては、AGRSチャンネルとか、
わしゃがなTVに佐久間さんが出てきた日には……もぅ全俺が泣く!!
以上、オタクの妄言でした。
※博報堂さんのリリース記事
俺らが足を向けて寝られない広告代理店さまがこんな評価を出してくれてるのマジ最高だな!!!