今日の新聞(2019/03/21)
メディア論評「性的マイノリティー報道の課題」 社会学者・倉橋耕平さん(毎日新聞)
「婚姻を異性間に限るのは多様化する家族の実態とあっていない」という言葉がありますが、「多様化する家族」という問題は、同性愛者だけではなく事実婚やシングルを選ぶ人にも関係するものである、という認識をもちました。
そして、問題の根幹は「家族」を中心とした社会と制度の設計そのものだという倉橋さんの意見になるほど、と思いました。
私たちは、例えば同性婚の問題を考えるときに同時に夫婦別姓など他の「家族」に関する問題についても考えるべきなのだと思いました。
性的マイノリティーだけの問題だと思わず、自分には関係のないことだと考えず、「私はマジョリティーだけど、マイノリティーへの理解を進めて支援をする」のでもなく、倉橋さんの言葉を借りると「マイノリティーの問題は、同時にマジョリティーの問題であるという意識」、つまり自分ごととして考えることが必要なのだと考えました。
いいなと思ったら応援しよう!
感謝感激雨あられ!