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私たちの時代がきたんやね。

今日の新聞(2019/05/01)

社説 令和時代に入る日本 (毎日新聞)

私は毎日このnoteに載せた文章を家族のグループラインに送っています。
そして、私の考えに対して母、時に父と姉が意見や自分の考えを述べてくれます。
昨日載せた平成天皇皇后両陛下に関してのnote↓

に関して、母が
「平成天皇と美智子皇后が考えながら創られた新しい“象徴”の在り方に頭が下がります。新しいお二人はその精神を受け継いでくれる方だと思います。」
とのコメントをくれました。

これを見て私はハッとしました。
平成天皇と昭和天皇の大きな違い。
それは、「国家元首である時代があったかどうか」なのです。
昭和天皇も戦後の憲法によって”象徴”となられましたが、第二次世界大戦中は日本のトップでした。
それに対し、平成天皇は即位されたときからずっと”象徴”であられたのです。

このことに関して、社説では
「戦後の憲法で天皇は象徴に変わるが、昭和天皇にはなお『元首』の名残があった。その意味で立憲主義と象徴天皇制が名実ともに強く結びついたのが平成期だと総括できる。」
と述べられています。
これを読んで、平成という時代は、日本の新しい仕組みが確立された時代と言っても過言ではないと考えました。

昭和平成、そして令和。

社説の最後にこう述べられていました。
「天皇は国民統合の象徴ではあっても、主体ではない。国の姿を考え、社会の調和を図っていくのは、国民自身の課題である。」

これまで平成の時代に確立された象徴天皇制を引き継ぎ、今その基礎が揺らいできている立憲主義を天皇ではなく、誰か、でもなく私たちが守っていかなくてならないと思いました。


感謝感激雨あられ!