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学資保険の見直し
前回の投稿で
我が家の固定支出を算出したのですが
保険料が高いなと改めて思いました。
計算してみたところ、
保険料は全体の固定支出の、なんと17%・・・。
我が家の保険は3つ
①学資保険
②変額保険
③米ドル積立保険
一つずつ契約内容を改めて見直しました。
まずは学資保険について。
子供が10歳になるまで払い込み
17歳から40万ずつ5年間受け取れるというもの。
子供が1歳の時に契約したので
9年間で189万円(月約1.7万円)払い込み、
子供が17歳になると200万もらえる。
その差益は11万円。
元本保証と、死亡保険もついていついているというもの。
これを投資信託で月1.7万円積みたて
3%の利回りで運用できたと仮定すると
9年間で運用益は約26万円。
5%の利回りだと運用益は約46万円。
学資保険と同じように7年間寝かせると
3%の利回りで運用益は約75万円
5%の利回りで運用益は約141万円
学資保険は
現金預金よりはマシ、といった感じでしょうか・・・
今後日本で毎年2%のインフレが本当に起きた場合
子供が1歳の時から17歳になるまでの16年間で
物価は(1.02の16乗で)1.37倍になる計算です。
9年間かけて1.7万円ずつ払い
その間も物価は上がるため
単純に計算できませんが
2%のインフレに対しても、負けている気がしますね。
死亡保険と
保険の営業さんの人件費
会社としての利益
などなど考えると、こんなもんでしょうか。
投資は元本割れのリスクもあるし
子供が大学生の時に大暴落が起きている可能性だってある。
でもドルコスト平均法で毎年積み立てて
暴落に備えてある程度預金を残しておけば、
余程大丈夫ではないかと気がします。
(大学に行っている間、ずっと暴落してることはないだろうし)
どちらのリスクをとるか、ですね。
ちなみに2%のインフレが35年続くと
物価が2倍になります。
現在の現金預金の価値が、35年後には半分になる。
老後に備えて預金しかしてないのが
どれほどのリスクかよくわかりますね。