第6回健康屋台を終えて
2020年12月27日(日)健康屋台”大石喫茶”を開催しました。
まず、現在の状況ですが、第5回から場所をギャラリー悠前から病院駐車場に変更してます。(第4,5回を記事にするのさぼってました。すみません。)そして、色々な仲間が増えました。私の雑談(健康相談)コーナーに加え、自力整体、お茶屋さんのお茶コーナーが出来ました。また、ペンキ塗りや、頂いたお茶箱のリメイクを来ていただいた方と一緒にやったりもしています。(インスタグラムに活動の様子を写真にupしているので興味がありましたら是非! oishi_naika)
今回もたくさんの話が出来ました。 十返舎一九(実は十返舎一九は静岡出身だったんですね。初めて知りました)、お茶の健康効果、電磁波は体に悪いのか?、パーキンソン病遺伝するのか?、ある70代の女性の18歳から23歳までの人生、なぜ私が病院を受診する気になったのか?、趣味の手作りパン、バイク・・・・・
とある方が、茶の健康効果20選(日本茶業体制強化推進協議会)という冊子を持ってきてくれました。そこには、お茶の健康効果について書かれており、確かにお茶って健康に良いイメージありますけど、まじめに調べたことなかったので少し調べてみました。Pubmed(医学論文検索サイト)にgreen teaで検索すると、なんと1183件ヒットしますね。そこから一つご紹介。
緑茶摂取が2型糖尿病リスクの低減に有用かもという論文です。(Ninomiya T, et al. Diabetes Care. 2019 May 10. )
2007年の健診を受けた糖尿病のない40~79歳の久山町住民2,253人を対象に7年間追跡した研究です。研究では、対象者を血清エチルアミン濃度(緑茶の摂取量を反映する値)で4つの群(0.86ng/mL以下、0.87~2.10ng/mL、2.11~5.28ng/mL、5.29ng/mL以上)に分けて2型糖尿病の発症を比較検討しています。 追跡期間中に282人が2型糖尿病を発症し、年齢や性、その他複数の因子で調整した多変量解析の結果、血清エチルアミン濃度が最も高い群(緑茶をたくさん飲んでいる群)では、最も低い群に比べて2型糖尿病の発症リスクが31%有意に低いことが示された(ハザード比0.69、95%信頼区間0.49~0.98)とのことです。つまり、日本人は緑茶の摂取量が多いほど2型糖尿病リスクが低減する可能性があるという結果です。
また、自分的には”なぜ私が病院を受診する気になったのか?”という話はとても興味深かったので、自分なりに整理してどこかで記事に出来たらなと思っています。
さて、次回は1月31日(日)13時~16時です。お時間ありましたら是非お立ち寄りください。お待ちしております。
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