小児喘息との付き合い方
ご覧いただきありがとうございます!
私には年長児と2歳児の2人の娘がいます。
長女は投薬治療でほぼ完治。
次女は入院を繰り返すほどの小児喘息があります。
「小児喘息と診断されてどう付き合っているか」の一例として見て頂ければと思います。
小児喘息とは
小児喘息の診断基準の一つに
「体調を崩した後に咳がなかなかおさまらない」
「風邪を引いたときに、ゼーゼー・ヒューヒュ―音が聞こえる」
といったものがあります。
・体調を崩す度に咳が続く
・夜間~早朝に咳がでることが多い
・「ゼーゼー」「ヒューヒュ―」という音が聞こえる
・肩で息をしている(息苦しそう)
・呼吸時、肋骨の下がペコペコしている(この症状で即入院になりました)
といった症状に注意してね、とかかりつけ医に言われました。
これらの「喘息と思われる症状」が3回以上、定期的に表れることで
喘息治療が開始されます。
喘息治療はどんなことをするの?
喘息治療には2種類あります。
①予防的に毎日行う治療
小児喘息は根気よく治療することが必要です。
喘息の原因になるアレルゲンを調べる方法もありますがかかりつけ医によります。
我が家はアレルギー検査はしていません。
風邪の度に咳症状があった為、治療の流れになりました。
長女は粉薬(シングレア細粒)のみで通院約3年を経て現在ほぼ完治。
次女は粉薬(シングレア細粒)と、朝夕の吸入(パルミコート吸入液)で治療を行っています。
②症状が起きたときに行う治療
吸入器を使って吸入ステロイド薬を投与します。
長女が通っていたA小児科は2種類の吸入液を処方してもらい、
一時的にレンタルしてもらえる吸入器を使い自宅で吸入していました。
次女が通っているB小児科は処方してくれませんでした。
「毎日吸入しに通院してください。」と言われ
咳が出始めると毎回1週間ほど通院することに・・・。
(医師の下でしか投薬できない、と言われたので薬の種類が違うのかもしれません)
次女の治療方針
「小児喘息」と診断されて治療を始めた頃は
「シングレア」という粉薬を夕方に飲むといった方法でした。
しかしすぐに咳をしはじめ、薬と吸入で落ち着かせ、また咳が出て…
きゅ、吸入器…!!
病院で使っているもの、長女のときにレンタルしていたものも同じ種類だったので扱いやすいであろうこちらを購入。
そして夕方のみ吸入しても喘息の症状が現れるので、朝夕の1日2回予防としての吸入と粉薬の掛け合わせの治療方法になりました。
吸入って、じっとしてなきゃいけないし、嫌がる子も多いですね。
予防としての吸入をしはじめたころはフルタイムで働いていたため
早い日は7時に家を出発しなければならず、朝は本当に1分1秒も無駄にできません。
「吸入する」ということを優先するために、使えるものがあるなら
何でも使おう!と、Youtubeを見られる時間にしました。
すると、「もくもくの時間やでー」と伝えると、スッと吸入している場所に来て「ゆーちゅぶみる!」とすんなり吸入できるようになったのです。
4月からはしっかり毎朝夕吸入をしているので咳が出ることも減ってきたように感じますが、まだまだ先は長そうです。
普段から気を付けていること
ペットは飼っておらず、喫煙者もいません。
・ハウスダストや埃が原因とならないように掃除
・体調を崩しかけた(少し咳が出始めた)ら早めに受診
を心掛けています。
それでも、保育園に通っていると
必ずいろんなウィルスに接触することになるので
何度も入院することになっているのですが・・・(涙)
特にRSウィルスにはご注意ください。
呼吸器系のウィルスのしぶといこと…。
子どもの入院と付き添いの話もまたできればなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!