いますぐできる“ふりかえり”
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『カイゼン・ジャーニー』に出てきた“ふりかえり”がすぐに始められて効果がありそうなので紹介します。普段1人で”ふりかえり”をやっている人も多いと思いますが、意義のあるものになっているか見つめ直すきっかけになればと思います。
ふりかえりの目的は?
・プロセスをカイゼンするため
仕事をうまく回すため。
・不確実性の高い状況でも前進するため
この先どうなるかわからない状況で、状況を分析して得られた情報を計画に反映するため。
ふりかえりの“KPT”
ふりかえりのフレームワークとして"KPT"(ケプト)というものがある。まずはKeep、Problemを洗い出すことに専念し、その後Tryを挙げる。
Keep:やってよかったこと、継続したいこと。
一つもないということもない。少なくともふりかえりができているので。
「継続したいこと」ではあるが、実際に継続するかどうかは挙げてから考える。
2回目以降のふりかえりでは、挙げてあるKeepを今後も続けるか、それとも止めるかも考える。やった方がいいことは状況によって変わるし、形骸化したものは意味がない。
Problem:問題点、モヤモヤしていること。
できるだけ具体的に。感情的なことを挙げてもいいが、そのままだと対策しにくいので。
「モヤモヤしていること」は問題の兆候かもしれないので、見逃さないことが重要。
Try:Keep、Problemを踏まえて次に試したいこと。
Problemが多くてTryも多くなるかもしれないが、全部一度にやる必要はない。緊急度・重要度によって取捨選択しよう。
2回目の振り返りでは、前回のふりかえりのTryの効果を見てみる。継続したければKeepにし、Problemにどんな変化があったかを確認する。
ふりかえりの頻度
絶対的な基準はない。スパンが長すぎるとTry自体を忘れてしまうが、毎日だと変化が乏しいので効果がわかりづらい。
やり始めは1週間、慣れてきたら2週間、など頻度を変えていくのが良い。
なお、ふりかえりは一人でやっても効果はあるが、限界がある。限界については『カイゼン・ジャーニー』を読んでもらいたい。
感想:なんとなくの"ふりかえり"を変える
今までふりかえりはなんとなくやっていましたが、自己流で「きちんとふりかえりできているのか?」と疑心暗鬼になり続かないことも多かったです。
今回、"KPT"というフレームワークと考え方を知ったので、疑心暗鬼にならずに続けられそうです。
せっかく時間をとってふりかえりをするなら、なんとなくやるのでなく意義のあるふりかえりにしたいと思いました。
『カイゼン・ジャーニー』をぼちぼち読んでいますが、内容が濃く学びが多いです。他にもおもしろい内容があったら紹介します。
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