ハチ公ワンショット概論
どうもどうも 朔でございます ( *ˊᵕˋ)ノ
今回は『ハチ公ワンショット』の回でございます🐾
私の推しデッキである『ハチ公ワンショット』について色々とお話していくのですが、今回は2本立てという感じでいこうかなと思います。
この記事の中では、『本来の』ハチ公ワンショットについてのお話をしていきます。
どんなギミックなのか?どういう構築なのか?
ハチ公ワンショットの基礎に近い部分について話していきながら『ハチ公ワンショット』というデッキに対しての理解を深められるような回にしていこうと思います。
1.『特攻の忠剣ハチ公』について
通称『ハチ公』と呼ばれるこのカードですが、正式な名称は『特攻の忠剣ハチ公』です。
まぁ、『ハチ公』の方が呼びやすいですよね。
愛着、湧きますよね?(*´꒳`*)
このカードですが、初出を調べてみたところ『DMEX-12 デュエル・マスターズTCG 最強戦略!! ドラリンパック』が初収録の弾だったみたいです。
神聖龍 エモーショナル・ハードコアと同期だそうで。
ここでの初収録からしばらく再録等は無く、ようやく再録されたというタイミングが『DM23-EX1 デュエル・マスターズTCG 大感謝祭 ビクトリーBEST』になります。
それまで少し値を張ってショーケースに陳列され売られていた『特攻の忠剣ハチ公』ですが、この再録を機に一気にストレージ落ちになりましたとさ。
とはいえ意外にも収録されている弾はあの2つしかなく、再録も1度きりでプロモもフェスパックでしか手に入らなかったという点では割と希少だったり..…?
また、このカードの他とは異なる点として「同名カードでもデッキに4枚以上採用できる」という点がある。
基本的にはどのカードも4枚までの採用が上限としてルールが設けられているが、このハチ公に関しては例外であり4枚以上デッキに入れることが可能である。
とはいえ、『特攻の忠剣ハチ公』以外にもデッキに4枚以上採用可能なカードはちらほらあったりする。
意外とあるんだよね、4枚以上採用可能なカード達。
とまぁ『特攻の忠剣ハチ公』についての説明はざっとこんな感じ。
より詳しく知りたい方は是非ともググってくれ。
2.『ハチ公ワンショット』の構築
『ハチ公ワンショット』の構築については基本的には『特攻の忠剣ハチ公』+コストの大きいS・T(シールド・トリガー)とその足回りから構築されることがほとんどである。
一般的な『ハチ公ワンショット』の構築としては以下のようなものが挙げられる。
基本的なギミックとしては、『シビレアシダケ』や『青銅のバンビシカット』で序盤にマナを伸ばし、ハチ公を着地させた後にガチンコ・ジャッジでひたすら勝ち、盤面に後続のハチ公を増やしてダイレクトアタックまで持ち込むという戦法になる。
3.デッキのギミック
ここではデッキのギミックについて話しつつ、構築されているカードについても触れてお話をしていこうと思います。
①『ガチンコ・ジャッジ』
『ガチンコ・ジャッジ』とは?
お互いの山札の一番上を捲り、数字の大きい方が勝ちになり、対象の効果が発動するというものである。
また、この時にお互いの数字が同じ場合にはガチンコ・ジャッジを仕掛けたプレイヤー側が勝ちになる。
大体2ターン目にマナブーストをして3ターン目にハチ公が着地し、1体目のハチ公がアタックをして後続のハチ公を増やしていくのだが、その上でハチ公のシールドブレイク後のガチンコ・ジャッジでは特殊な場合として、『逆転王女プリン』がガチンコ・ジャッジ中に山札から捲れるとガチンコ・ジャッジの勝敗問わずバトルゾーンにあるクリーチャーをタップorアンタップすることが出来る。
ここで『逆転王女プリン』の数値(5)で勝っていれば相手のクリーチャーをタップしてブロッカー要因を減らしつつ後続のハチ公をより安全に出すという動きも出来る、この時に負けてもアタック中のハチ公をアンタップして再度アタック出来るようにすることも可能になる。
②『Q.Q.QX.』がバトルゾーンにいる時
『Q.Q.QX.』がバトルゾーンにいる時、ガチンコ・ジャッジの時の数字の比較判断基準は通常と異なる。
テキストに書かれている『相手は、自身の山札を見たり、順番を入れ替えたりできない。』により相手はガチンコ・ジャッジ中にカードを表に出来ない。
そのため、無条件で相手のガチンコ・ジャッジの数値は0になる。
こちらも0を出そうが仕掛けている側になるため問答無用でガチンコ・ジャッジは勝ちになる。
ガチンコ・ジャッジで負ける要因を減らしたいというプレイヤーがこのカードを利用することが多い。
ちなみに、『Volzeos-Balamord』『新世界王 ヴォルゼオス・バラモルド』を構築するキング・セル単体は表になろうが無条件で0になるので要注意。
③『轟く革命 レッドギラゾーン』の『革命チェンジ』
ハチ公が何体か着地をしてからのアタック時に手札に『轟く革命 レッドギラゾーン』があれば『革命チェンジ』をするとこのターンに初めてハチ公→レッドギラゾーンに『革命チェンジ』をしていた場合のみバトルゾーンにいるアタックを終えたハチ公は全てアンタップし以降レッドギラゾーンが盤面にいれば自分のコマンドを持つクリーチャー(主にハチ公)は相手にブロックされなくなるという特性を持つようになります。
何体目のハチ公が出た時に『革命チェンジ』を行うのかは賭けとも取れるプレイになるかと思います。
④『フェアリーギフト』による最速着地
初手札にこれがあれば迷わないで下さい。
大人しく2ターン目にハチ公を出して全力で殴りに行きましょう。
なお、初手札になくガチンコ・ジャッジで山札から捲れ現れたフェアリー・ギフトはカスです。
⑤『侵略』宣言と『革命チェンジ』
ここでは勝ちの価値を更に高めるプレイについてお話していきます。(言いたいだけ)
ハチ公である程度打点を増やし相手の盾がラスト1枚になったというタイミング、どうしてもシールド・トリガーは踏みたくないですよね?
そんな時に使うと良い方法が『侵略』と『革命チェンジ』の二刀流です。
『特攻の忠剣ハチ公』でアタックする時に『侵略』の宣言をし『熱き侵略 レッドゾーンZ』を侵略します。
そして、そのまま同時に『熱き侵略 レッドゾーンZ』から『轟く革命 レッドギラゾーン』に革命チェンジの宣言をします。
そうすることで『熱き侵略 レッドゾーンZ』の出た時効果により相手のシールドを1つ墓地に送ることが出来ます。
そしてその状態から『轟く革命 レッドギラゾーン』に革命チェンジし、ブロックされないダイレクトアタックが届くようになります。
これが決まれば最高に気持ち良いです( -`ω-)b
ちなみに、侵略と革命チェンジの同時宣言については公式のQ&Aでも取り上げられています。
4.最後に
ここまで読んで頂きありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
この記事を機に『ハチ公ワンショット』というデッキのおおまかな動きについて理解して頂けたら幸いです🐾
今回紹介した構築は『ハチ公ワンショット』というデッキが出来てから比較的初期段階のデッキの構築を参考にお話をさせてもらったので、当然今組まれている他の方の『ハチ公ワンショット』とは構築は異なることがほとんどかと思います。
ファンデッキながらもしっかり強く、比較的安価で組めることがポイントな『ハチ公ワンショット』
皆さんも是非組んでプレイの幅を広げてみて下さい。
それでは、次回
『ハチ公ワンショット暴論』でお会いしましょう。
(。・ω・)ノ゙ バイバーイ