snsに載せない幸せ
先日奄美大島に行き、そこで現地の人と
たくさんお話しする機会があった。
奄美の人は外からの目、いわゆる見栄や評価を
気にしない。そんな生き方が島全体から感じられた。
だからなの?すんごく居心地がよかった〜〜
時間はゆっくり流れいて、誰も自分のことを良い意味で気にしていないという安心感。
自分を大きく見せる必要もない。
良く見せよう、良く思われよう、そんな価値観が存在しない場所。私はそう感じた。
奄美から帰って来て、誰かに魅せる前提の生き方では
何も残らないような気がした。
自分が良いと感じるものをシェアする為、誰かに評価してもらう為ではなく、自分が幸せで満たされていればそれで良い。魅せることを主体にしてしまうと勿体無い。
カメラを片手に撮影したレンズ越しの記憶よりも、
自分の細胞全部使ってその瞬間に見たもの、嗅いだ匂い、聞いた音、触れた物、そういったものの方がずっと自分の中に残る。
カメラに残す記憶はカメラに全集中して残す。
自分が経験したこと、幸せな思い出を誰にもシェアせずその場にいた人しか知らない。
そんな風に大事に独り占めする贅沢もある。
むしろそれぐらい目の前の時間を味わい尽くせる
生き方ってこの上なく幸せなのかもと思う。
私はまだまだ日常をシェアしがち。
それが良いとか悪いではなくもっと味わえる生き方がしたいと思った。スマホの存在を忘れてしまうぐらい。
自分が楽しむ為に写真や動画に収めて、後から余韻に浸る時間もたまらなく幸せ。シェアして共感してもらえることも嬉しい。
結局は人生自己満足。その自己満足を満たすツールとしてsnsと上手に付き合っていきたい。
そんなことをぼーっと考えて感じた奄美旅。
また絶対に行きたい。