もしも猫展 広島県立美術館
朝の散歩で猫さん達に出会うと、人のように話せたら楽しいなと、勝手にセリフをつけて記事にしてしまいます。
そんな私にピッタリの展示を見に広島に行きました。
猫が人だったら、人が猫だったら
もしも猫展
武者絵で有名な歌川国芳の猫の擬人化作品を中心に、江戸時代の面白い擬人化の作品等が展示されていました。
写真撮影OKで不思議で楽しい猫ワールドを体験できました。
いくつか紹介しますね。
流行猫の曲鞠
こんな猫さんなら会いたいです。
新版猫の玉のり
おもちゃ絵と呼ばれる子供向けの浮世絵です。
新板猫の温泉
私の大好きな温泉も猫さんだらけですよ。
又たび湯ってのがいいですね。
拡大してみると
なかなかセクシーでしょ。
この頃、浮世絵によく使われた桃色が鮮やかです。
猫角力あそび
お相撲さんにもなれる猫さんたちです。
荷宝蔵壁のむだ書
蔵の白壁に子供が落書きしたという体裁をとる役者戯画。
拡大してみると
真ん中の猫さんぐだぐだで良い感じ。
漫画みたいで楽しいですね。
流行猫の戯
道行 猫柳婬月影
拡大してみると
葉っぱはアジの開き、花は貝。
猫さんの好きな物に置き換えるアイデアが面白すぎます。
人に驚きや笑いを与えて、楽しませようという精神が素晴らしいですね。
国芳もやう
正札附現金男 野晒悟助
大きな骸骨が描かれた代表作の【相馬の古内裏】のように、こちらにもドクロが描かれています。
でも着物のドクロの模様をよく見ると猫さんなんですよ。
よく考えましたよね。
猫の当字 かつを
こちらの字も猫さんだらけですね。
百面相まで猫さん。
最後は歌川広重さんの作品です。
大河ドラマのべらぼうにも出てきた、吉原遊郭の一室。
夕日に染まる吉原も忙しくなる時間、飼い主の遊女さんは接客中でしょうか簪が落ちています。
猫さんは何を思って外を眺めているんでしょうね。
大河ドラマの葛屋重三郎の波乱万丈の生涯も面白くなりそうです。
sakuさんは見ていますよ。
横浜流星くん、かっこいいしね。
名所江戸百景
浅草田甫酉の町詣
県立広島美術館のもしも猫展は
2月9日までです。
にゃんとも楽しかったにゃあ
国芳さんの頭の中は面白いことでいっぱいだったんだにゃ
新潟、京都、名古屋でも巡回展していたにゃよ
見た人いるかにゃ？
大阪でも今、歌川国芳展をしてるにゃよ
2月24日までにゃ〜ん
ことしは国芳ますます流行りそうだにゃ
人間のみんな、浮世絵は面白いにゃよ
sakuのふりした猫より
いいなと思ったら応援しよう！
