大仏さんには会えなくても
◆奈良国立博物館 なら仏像館
奈良国立博物館に行く予定でしたが、残念ながら空海展の準備のためにお休みでした。
空海展を見に行きたいです。
(誰か見に行かれた人はいませんか?
仕方なく【なら仏像館】は開いていたので行ってみました。
飛鳥時代から鎌倉時代の日本の仏像を中心に展示してあります。
建物は明治27年に完成した奈良初の本格洋風建築です。
館内では写真撮影ができる仏像もあります。
大きな仏像も展示してありますが、私は小さな仏像が気になります。
あなたもお気に入りの仏像に出会えるかもしれませんよ。
驚きました、出会えましたよ!
吉野で行った金峯山寺の仁王門の金剛力士像に。
国宝仁王門改修工事の間にこちらで展示されていたのです。
出会えて大喜び!
約5メートルの高さで、近くで見るとすごく迫力がありますよ。
東大寺南大門の金剛力士像の次に大きいそうです。
2019年に搬出、2年かけて保存修理され令和10年頃の仁王門の修理完了までこちらに展示されます。
吉野の金峯山寺に行かれる人はこちらにもぜひお立ち寄りくださいね!
◆東大寺
東大寺は相変わらず人気です。
外国語が飛び交っていて、日本語はほとんど聞こえません。
人も多いので大仏さんに会うのは今回はパスして、まだ行っていない法華堂(三月堂)と戒壇堂に行くことにしました。
★法華堂(三月堂) 国宝
東大寺に今残っている最古の建物です。
天平5年(733)の創建です。
堂内には御本尊の不空羂索観音立像を中心に金剛力士像や四天王像など合計10体の仏像が立ち並んでいます。
奈良時代の作ですべて国宝です。
こちらはぜひ見ていただきたいなと思いました。
★二月堂
二月堂は夫が初めてなのでお参りしました。
一緒に行ったと思うけど、忘れているのかな。
それとも違う人と行ったのでしょうか・・
3月の修二会(お水取り)の舞台です。
修二会が旧暦2月に行われていたから二月堂と名がついたそうです。
★戒壇堂
鑑真和上から戒を受けるための御堂として建てられました。
受戒とは僧侶として守るべき事を、確かに履行する旨を仏前に誓う最も厳粛な儀式だそうです。
3度の火災にあい、現在の戒壇堂は1732年に再建されたものです。
堂内には四天王像(塑像)と多宝塔(木造)が安置されています。天平彫刻の傑作です。
四天王像は国宝でとても写実的でした。
多宝塔の中には釈迦如来と、多宝如来が並んで安置されています。
仏像が大好きな人にはオススメですが、展示が少しだけで狭く小さなお堂です。
◆せんとくん
最初はせんとくんを見たときビミョ~と思っていたけれど、見慣れると可愛く思えてきました。
◆あぜくらや
途中でお昼代わりに食べた
こちらは欲張りな人にオススメです。
わらび餅、白玉団子、みたらし団子に抹茶のセット(税込み990円)です。
最近は夫が甘いものに付き合えるようになったので、お昼にこれでも許してもらえます。
香ばしい団子が美味しかったですよ。
可愛いバンビカレーや大仏カレーもあります。
次回、最後の奈良の旅は平城宮跡です🌸