[シニアの旅日記]③江の島へ
☆11月30日
今日も早起きの2人。
最高の青空が目の前に広がります。
でもね、風が強いのでとっても寒い朝です。
藤沢から小田急江ノ島線で片瀬江ノ島まで7分くらいです。
江の島に行くのに藤沢は便利ですね。
駅からは長い「江の島弁天橋」を渡って徒歩10分くらいで江の島です。
初めていくようなまっさらな気持ちで、富士山を眺めながら江の島に向かいます。
子供達と来た時には、階段が多かったのとタコせんべいを食べた事、お土産屋さんを見た事くらいしか覚えていません。
子供ばかりを見ていたんでしょうね。
◆江の島の入り口 青銅の鳥居
鳥居をくぐると両側にお土産店や食事処があります。
◆江島神社の鳥居と瑞心門
江島神社の御祭神は宗像大社や厳島神社と同じ三姉妹の女神様です。
仏教との習合により、弁財天女とされ江島弁財天として信仰されています。
辺津宮、中津宮、奥津宮の3社を総称して江島神社と言います。
階段がきつそうなので、屋外エスカレーターの「江の島エスカー」に乗る予定でした。
エスカーなら5分くらいで頂上まで楽々行けるそうです。
まだエスカーの出発まで40分くらいあるので、それなら歩いて行こうということになりました。
長い階段、大丈夫でしょうか?
私はエスカーが良かったです。
修行の道を選ぶ我が家。
とほほです。
◆江島神社 辺津宮
田寸津比賣命をお祀りしています。
◆江島神社 中津宮
市寸島比賣命をお祀りしています。
江戸時代には商人や芸人の信仰を集めました。
◆山二つ
大きな海食洞の天井部分が陥没したあと、山が2つに分かれているように見えます。
◆江島神社 奥津宮
多紀理比賣命をお祀りしています。
どこからでも睨まれました。
◆龍宮
龍宮大神をお祀りしています。
龍神の像がインパクトがありますね。
あとから行く岩屋洞窟の真上に建っているようです。
ここからは長い急な階段を降りて海岸に出ます。
つまり帰りは登りですよね、自信ないなぁ。
帰れるかな私。
目の前に広がった美しい海に感動します。
地球のエネルギーを感じて元気になれる気がします。
だからきっと大丈夫。
海を見ているとそわそわどきどきします。
ここで地震が起きたらどうしようと不安になってしまいます。
大丈夫、龍神さんが守ってくれるはずと気分を切り替え、岩屋へ向かいます。
最近は切り替えが早くなりました。
◆江の島岩屋
長年の波の侵食によりできた洞窟です。
弘法大師や日蓮上人が修行されました。
戦勝祈願で源頼朝が立ち寄った場所でもあります。
第1岩屋
洞窟内はロウソクを持って進むので、
ますます探検気分が盛り上がります。
洞窟内には岩屋の資料が展示されていたり、奉納された石造物が並んでいます。
二股に分かれた左の側を進むと行き止まりになります。
この奥は富士山の氷穴に続いているという言い伝えがあるそうです。
本当に続いているかもしれませんね。
ロマンがありますねぇ。
二股の右を進むと江島神社の発祥の地があります。
多くの人が祈りを捧げた場所ですね。
私達もお祈りさせてもらいました。
第2岩屋に行くには一度戻って洞窟の外に出ます。
第2岩屋
龍神様の鳴き声を聞くことができます。
ちょっと驚いちゃいますよ。
江島岩屋はパワースポットとか心霊スポットとか言われているようです。
私にとっては美しい空と海と祈りのパワフルな場所でした。
辰年に龍神様を感じることが出来て、江の島にもう一度来れて本当によかったです。
これで安芸の宮島、近江の竹生島と日本三大弁財天様を参拝できました。
いつまでもこの美しい海と空が続いて欲しいです。
帰りの登りの階段は少し息切れがしました。でも大丈夫!
途中から島民が通るという横道を歩くことにし、階段を使わずに無事に帰れました。
お土産屋さんは見れなかったけど、緑の多い道を歩いてリスにも会え膝の痛みもでませんでした。
◆お昼ご飯 江ノ島小屋
江の島の観光を急いで終えると、孫たちと待ち合わせてお昼を食べました。
残念ながら漁ができず生シラスが手に入らないそうなので、こちらのお店で違う丼を食べました。
どちらも海苔をちぎってかけて食べたり、手巻き風に巻いて食べたり、漁師汁をかけてひつまぶし風に食べるといいようです。
おいしくいただきました。
食後は新江ノ島水族館に行きました。
双子の孫達は藤沢に住んでいるので、年間パスポートでよく来るようです。
孫たちが館内を案内してくれ、魚の名前も教えてくれました。
動物園や水族館が大好きな2人。
お散歩がてらに水族館に来れるなんて羨ましいです。
夕飯も誘われたけど、疲れてもいけないので無理しないように解散しました。
明日はいよいよ目的のお宮参り。
孫ちゃんに会えるのでドキドキです。
今回も読んでくださりありがとうございます。