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異質な趣味

機械好きの私がなぜ占いごときの気学にひかれるのか

私のプロフィールを見ると趣味としてオーデオ、カメラ、時計、気学と書いてありますがおかしいと思いませんか、実際に動きや音が見えたり聞こえたりする物の中に得体の知れない、気学という世間的に占い見たいなものと理解されたものが入つているの不思議だと思いませんか。
今回は私がなぜ気学にハマったかという話をします。
私の父は商売をやってかなり成功していましたが、私が大学4年の時脳卒中で急に亡くなり、兄が跡を継ぎ商売も手広くしていたので私は就職も決まっていたのですが家業を手伝うことになりました。
実は高校生の頃街頭の易者に見てもらった時、あなたは跡取りだから進学しても家業の事をよく覚えておきなさいと言われました。
10年ほどして兄が病気で亡くなり本当に私は後を継ぎました。
我が家にあまりにも不幸が続くので、母親が宗教に興味を持ち色々な集会などに出席しだしましたが、私が反対してすべて止めさせていました。
有る時こたつの上に本が置いてあり見たら気学の本でした。
読んでいく内に私の方が興味を持ち占いの歴史から現在の気学まで10年ほど勉強しました。
時代背景もあり商売ではとても我が家は立ち上がれないと思い廃業して、サラリーマンに成り定年後、暇なので気学を占いで見るのではなく学問として研究してみました。

気学の考え方の根本


自然界のすべては空気で出来ていて、微細な粒子で構成され八方体の形です。
その空気の集まり方により色々な物体が構成されその空気は九種類(一白~九紫)あると考えます。
空気は体(例えば貨幣なら)と用(世の中を流通する)を持っており、自然のすべては体と用を人に教えていると考えます。
自然は今の世界から考えると、人の生前、現在、死後の世界が有ると考えて自然を説明しますこの考え方が気学の根本です。
以上の考え方から作られたのが先天盤で体を表し、後天盤で用を表します、この盤が年月日時の4盤にて森羅万象表し、この様な盤が5000年以上前に仮説として作られた事に驚きを覚えました。

その用を表す後天盤
その物を表す先天盤

上の図から(後天盤)中央の周りに八つの空気をおいて遁甲(決められた動きで9個の空気を動かす)させて良い空気と悪い空気により運命が変わるという仮説を立てています。
私の母は信心深く多くの占いをしていましたが私の知る限りどの占いも根拠は見つかりませんでしたが、気学は仮説まで立てても根拠を示しています。
私は仮説とはいえ根拠を立証しているので、気学を占いと捉えずに学問と捉えて只今勉強しています。
気学を学問として捉えると、後天定位盤が機械の歯車のように見えてきて機械好きの私の心を捉えて、益々奥深くに入り込んでいきました。
この様な考え方から心霊現象や占いを全く信じない私が、気学だけは信じている理由です。
人なんて単純なもので理屈さえ通れば今まで疑ってた、占いでさえ疑いを持たなくなり、あまつさえ信じかけてくる。
電池やバネさえあれば裏切らずに動く機械しか信じない私が、唯一エネルギーを使わずに動く事を、信じているのが気学です。
これからも気学を学んで私ともども周りの人たちと幸せになるよう修練するつもりです。


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saku
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