イントロが長い
全ての物事には前後が有るが一枚の写真の前後を写したい
わたしが生まれた頃というか 戦後すぐの頃、戦後の復興のためか明るい感じの歌が 流行りましたが楽しみがそれしかなかったのかもしれません。
音楽というものはやはり 聞いているだけで気持ちも向上するし 楽しい気持ちになりますよね 、当時の人たちがどれだけ明るい気持ちで復興に励んだか分かります。
物が何もない時代だからそれが頼りだったのかもしれませんね 、その頃の歌謡曲は イントロ 要するに 音声が出る前の前奏曲というか それが結構長かったんです 。
実際に聞いたわけではないのですが その頃親が聞いていた曲をなんとなく覚えているのだけれども 10秒 20秒 そのぐらいイントロがあったような感覚があります。
ところが 今の曲ってそれほど 長いイントロがないと言うか ほとんどなくて、 いきなり歌から入っていくような音楽も結構ありますよね。
音楽が楽しみというよりも自分の生活 自分のために歌ってるような感じの歌が増えてきたから かもしれませんが 時間 時短というものが重要視されてきて イントロ なんかもいらねえ やって感じになってきたのかもしれませんね。
でも物事は今(現在)だけではありません、過去が有って現在が有って未来が有る昭和の人間はそれが無いと感動しないんです。
たった3分程度の曲でもイントロを聞くと、さあ始まるぞ楽しそうな曲だななんて心の準備をして歌唱が始まり歌い終わると歌詞に感動して自分もそんな事有ったなと思いを寄せて聞く。
そんな時代だから子供を怒るのでも今見た物をそのまま怒るのではなく、たとえ手を上げても前の事を想像して今を見てこの後を考えて諭すように叱った。
子供だってなぜ怒られたか分かるから、逆らったりしないし自己判断できるようになる。
昭和生まれの子供は割と事の前後を理解して行動するんですよね。
私が初めて自分で買ったカメラ キャノネット だって かろうじて 露出計はついていましたけど 絞り優先 だったような気がするんですけれどもね 、それでもシャッタースピードは自分で決めなきゃならないし フィルムは高いから 昔の笑い話で、春の花見から夏の海水浴 冬のスキー が、一本のフィルムに映っていた。
だから 写真 っていうのが結構 集合写真が多かったですよね 。
今みたいに SD カード さえ 買ってしまえば 、ほとんど ただのように写真をどんどん とる時代ではなかったということだけは間違いないと思います。
今日は取り留めのない話ばかりでごめんなさい。実は今私の考えている事は一枚の写真の前後を想像できる写真を撮りたいそんな思いで書きだしたのですがそんな名人芸は一生無理でしょうね。