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AIに勝つ武器はこだわり
進化とはすべての無駄をなくす事なのか?
写真機、今から150年以上昔写真機は暗箱と言われ、写真を撮るのは写真師という技術者しか撮れなかった。
絞りはピンホールカメラ見たいに穴が開いているだけで変える事が出来ないシャッターも無いのでレンズに蓋をかぶせるだけ、フイルムも硝子盤に感光材を塗つて有るだけだからおそらく感光時間は2桁の分単位、これでは専門の技師が要るわけで、これが大正時代まで続いた。
ところがどうだろう、今はすべてオートにすれば誰でもシャッターを押すだけでとりあえず写真が撮れるし、その場で撮った 見る写真を見る事も出来る。
スマホに至っては絞りもシャッター調節しないで写真が取れてその場で世界に送れる。
これからおそらくAIとカメラが連動すれば今のジンバルの様な台がカメラについて被写体を指定すれば撮影者の意志を判断して自動で追いかけて撮ってくれるだろう。
こうなるとなんの技術もいらないで撮れる。
これでは写真が趣味ですなんて恥ずかしくて言えない。
ここまで進歩したカメラ、それでもたまに失敗する私は何なんだ。
こうなると防犯カメラの捉えた偶然に撮れた写真の方が良い写真が撮れかもしれない、かろうじてマニュアルの項目が有るのがメーカーの意地かもしれませんね。
フイルムカメラの時代は現像するまでの取った画像が自分の意志どうりに写っているか現像が出来るまでの時間が待ち遠しくて出来上がる日にはDPE屋さんに小走りで行って物です。
その辺の思い出も有り、私も最近少しですがフィルムで写真を撮る様になりました。
取り終わったフィルムも現在2本有るので自家現像に挑戦したいと思い今ストックしています。
AIにより仕事の無駄を省き、早くて便利な世の中に成りつつありますが趣味の世界は重箱の隅を突っつき、わざわざ面倒臭さを引き出しそれを楽しむところが有ります、この事はノスタルジックでも意地でもありません。
いくらAIが進化して普及しても人に闘争心や反骨心が有る限り趣味の世界ではAIに大きな顔はさせませんよ、人には「こだわり」という武器が有りますからね。
散歩ついでにヨドバシカメラに現像の用品を見に行きましたが、プラスティック製現像タンク約5000円ダークバック2600円あと薬品など込々で10000円以内で済みそうです。
今後の事を考えるとダークバックより洗面台をブラックカーテンで仕切る方が良いかなと思いユザワヤで生地探しとボトルや小物類を探しに百均も行かないと、学生時代の写真部の腕はなまっていないか今の気持ちはウキウキ、ワクワク。
頭の中では現像20度6分、停止30秒、定着20度3分なんて思いながら引き伸ばし機なんて売っているのか?スキヤナーで取り込みパソコン処理の方が安いかな、そんなことを考えながら歩いているとヨドバシカメラ遠い。
これから現像に夢中に成るんだろうな、それにしても趣味の世界は、広くて深い沼先が思いやられる。
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