🏄性格テスト「制御焦点」でモチベーションタイプを知る

🏄月曜日は仕事（キャリア）について

昨年に続き、転職活動を行なっています。
3連休の最終日、今日は時間を取って自己分析のワークを行おうと思います。

転職＆天職ハック 鈴木 祐(監修) - 宝島社

鈴木祐監修の「転職&天職ハック」という本を参考に「制御焦点」という性格テストを実施してみました。

制御焦点とは

制御焦点（Control Focus）は、個人がどのように自分の行動や結果をコントロールすることに焦点を当てるかを示す心理学的な概念です。具体的には、以下の2つのタイプがあります。

1. 内部制御焦点（Internal Locus of Control）

自分の行動や努力によって結果をコントロールできると信じる傾向。自分自身の能力や選択に責任を持つため、成功や失敗を自分の力で変えられると感じます。

2. 外部制御焦点（External Locus of Control）

結果は自分の行動ではなく、運や他人の影響、環境要因などの外部要因によって決まると考える傾向。自分ではコントロールできないと感じ、他の要因に責任を感じることが多いです。

制御焦点の特徴

制御焦点は、個人の行動やストレス対処、目標達成において重要な影響を与えるとされています。内部制御焦点が強い人は、自分の努力次第で状況を変えられると感じやすいため、積極的に行動する傾向があります。一方、外部制御焦点が強い人は、外部要因に依存するため、受け身になりやすいと言われています。

「制御焦点」で自分のモチベーションタイプを上手く利用する

性格テスト「制御焦点」

制御焦点そのものは心理学的な概念ですが、私は参考にした本「転職＆天職ハック」に掲載されていた16の質問を使って性格テストを実施しました。
※私の所要時間は約2分でした。

診断結果の理解

モチベーションタイプは「攻撃型タイプ」と「防御型タイプ」の２つに分けられます。
自分がどちらのタイプかを知ることで、自己理解が進みます。
そして転職活動への活かし方もあわせて考えていきます。

1. 「攻撃型タイプ」内部制御焦点を活用する

◾️特徴　
利益を重視する。
金や名誉など外的報酬に影響を受ける。
◾️パフォーマンスが上がる職場
昇給や昇進システムが明確。
進歩や成長を感じられる。
失敗したりしても、チャレンジを評価してくれる。
◾️適した職業
コンサルタント、投資系、テクノロジー系、ソーシャルメディア系、出版、広告、デザイナー、フリーランス、起業家など

本「転職＆天職ハック」より一部省略

◾️転職活動への活かし方
• 自己効力感の強化: 自分の能力や努力によって結果を変えられると信じることで、積極的に行動しやすくなります。これにより、応募書類の作成や面接の準備、ネットワーキングに積極的に取り組むことができます。
• 学習と改善のサイクル: 転職活動中の失敗を他人のせいにするのではなく、自分で改善点を見つけ、次の機会に活かすことができます。

2. 「防御型タイプ」外部制御焦点を意識的に調整する

◾️特徴
安心、安全を重視。
正確で注意深い。
ライバルがいるとやる気が削がれる。
ネガティブフィードバックの方がやる気が出る。
時間の余裕がない状況では、大きなストレスを感じる。

本「転職＆天職ハック」より一部省略

◾️転職活動への活かし方
• ストレス管理: 転職活動には自分ではコントロールできない要素も多いため、外部制御焦点が高い場合は、その要因を認識し、ストレスを軽減するための工夫（例：リラクゼーション、気分転換）を取り入れることが重要です。
• 他者の助けを借りる: 外部要因に頼りがちな場合でも、他人からのアドバイスやフィードバックを積極的に受け入れ、それを自分の努力に組み込むことで、より良い結果を得られる可能性があります。

3. バランスの取れた視点

自分のモチベーションタイプを知りつつも、柔軟に考えていくことが必要です。

• 柔軟な姿勢: 自分の力でできることと、外部要因に左右されることのバランスを取りながら、現実的なアプローチを持つことが、長期的な成功につながります。

最後に

「制御焦点」を理解するとこで、仕事や転職活動において自分の行動を効果的にコントロールできると感じました。
また、友人や同僚など周囲の人のモチベーションタイプを意識することで、より良い関係を築けるのではないかと考えています。
今後もこの概念を活かして、仕事と転職活動に取り組んでいこうと思います。