開業前に身につけたい、患者さんの緊張を解きほぐす方法とは?
治療院開業サポートを主催しています、作尾大介です。
この度は問診について書かせて頂きました。
問診は施術と同じくらい大切なことだと考えています。
ですので、問診につきましては何回かに分けて書かせて頂きたいと考えています。
※この度は過去の自分の体験を元に書かせて頂きました。ですので、少しマウントしているような表現があるかもしれません。
そこはどうか昔の自分に指導をしていると思い読んで頂けますと幸いです。
将来整骨院や鍼灸院、治療院を開業したいとお考えでしたらこのnoteの記事がお役に立てると考えています。
お時間の許すときに読んで頂けますと幸いです。
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聞き上手は成功の秘訣?人気の先生に共通するポイント
「初診の患者さんを問診するのは苦手なんです…」
「患者さんが緊張して全然話をしてくれない」
開業前の私の悩みごとでした…
当時修行をしていた、整骨院の院長やオーナーからも
「先生もそろそろ問診なんとかしないと…」
と、注意を受けることもありました。
実際に私が初診の患者さんを診させていただくと、
・1.2回で患者さんが通院しなくなる
・患者さんが緊張して、問診でお悩みを聞き出せない
・「取り調べみたい」と、患者さんから言われる
こんな状態だったので、職場で一番ベテランの先生を参考にさせて頂き、徹底的に研究してみたのです。
「僕の問診と何が違うんだろう?」
注意深く観察させて頂きました。
すると、ベテランの先生が問診をすると、患者さんがリラックスしていることに気がつきました。
なぜ初診の患者さんは問診中にリラックスしていたのだろう?
僕のダメな問診と決定的な違いがありました。
患者さんの緊張を解きほぐす〇〇とは?尋問と問診の違い
患者さんの立場になって考えてみると、初めて施術を受けるときって緊張するものだと思います。
そんな患者さんの緊張を解きほぐした方法が、ベテランの先生の「笑顔」でした。
「これなら簡単にできる!」
そう考えて、次の日から取り組んだものの顔がこわばってできない…
実際に意識して取り組んでみると難しいことに気づきました。
そこから毎日鏡を見て口角を挙げる練習をしました。
すると、不思議なことに友人から
「なんか優しくなったな~」と言われる機会が増えました。
さらに、修業中の整骨院でも患者さんから
「先生と話をすると元気になる」
「優しい先生」
と言われるようになってきたのです。
笑顔を意識して患者さんや同僚と接することで、相手に好感をもっていただけるようになってきたのです。
問診が上手な先生は聞き上手?
自費診療で予約が取れないほど人気の先生の治療院を見学させて頂き、問診を聞かせて頂くと、
患者さんが話す割合が8割に対して、先生が話をする割合は2割でした。
問診時の会話を聞かせて頂くと、患者さんは楽しそうに
「そう、そうなんです!」
「実は、昔と同じようにバレーがやりたいんです。」
と、ご自身の過去や、将来の目標までお話されていました。
笑顔で患者さんの緊張を解きほぐすことで、気持ちよく話して頂ける環境ができることを教えて頂けました。
問診が上達すれば、沢山の患者さんのお悩みを解消するきっかけになると信じています。
下働きの間は大変かと思いますが、笑顔で患者さんや同僚と接していけるようにお互い頑張りましょう。
この記事が開業を目指す先生のお役に立てれば幸いです。
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(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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