柔道整復師・鍼灸師として生涯働き続けていくために理念って必要なの?
※noteでは、15年前の柔道整復師の学生だった自分に向けて伝えることを前提に書かせて頂きました。
ですので、すこし上から目線のように感じる表現やマウントをしている表現があるかもしれません。
そこは、若かった自分に指導していると思ってみて頂けますと幸いです。
整骨院開業は売上の為だけ?開業している柔道整復師の年収は…
朝日新聞の記事を引用させていただくと、柔道整復師の数は増えているものの、平均年収は右肩下がりで減っています。
私が柔道整復師を目指してした働きをしていた頃、整骨院を開業しているほとんどの先生が良い暮らしをしていました。
ですが、今は15年前と比べて行政のしめつけも強くなり、保険診療をメインに運営している整骨院は苦しい状況になっています。
それに追い討ちをかけるように、新型コロナウイルスの影響で整骨院を廃業するという先生もいらっしゃいます。
こんな状況の中、私たち柔道整復師や鍼灸師はどうやって診療を続けて行けば良いのでしょうか?
コロナ禍でも施術の予約が取れない先生方にお話を伺った内容をもとにnoteで記事にさせていただきました。
将来柔道整復師・鍼灸師として独立開業をしたい。
あるいは、整骨院・鍼灸院を開業しているという先生にとってこの度の記事がきっとお役に立てると考えています。
お時間の許すときにご覧いただけますと幸いです。
施術家として生きていく為、柔道整復師・鍼灸師の仕事を選んだ理由
私の場合、自分自身が格闘技を学んでいて怪我をすることが頻繁にありました。
そんな時に助けてくれたのが整骨院の先生でした。
困った人を助けた上にお金まで頂き、なおかつ感謝までしていただける。
「この仕事なら一生続けていける!」
働くなら昔の僕と同じように、怪我や体の不調で悩む方の役に立てる仕事をしたいと決意して、柔道整復師の道に進みました。
ですので、患者さんから「ありがとう」と言われるたびに嬉しくなります。
人は価値観や信条を元に行動を起こすと言われています。
だからこそ僕は施術家になりたいと思ったのです。
ただのお金儲けだけを考えるのでしたら、施術家という仕事は効率的ではないかもしれません。
・新型コロナウイルスの感染流行
・身内に不幸が起きる
・人に騙されて借金をする
・病気やストレスで体調を崩す
といったアクシデントが起こったとしても、ブレずに仕事を続けていけると信じています。
理念って本当に必要?コロナに負けない整骨院を続けていくために!
少し話が変わりますが、
例えば山を登るときに、山頂まで行くことが目的になります。
でも、高い山になると1時間では登ることができません。
そこで1時間でどこまで登るのか?
3時間でどこまで登るのか?
ということが目標になります。
これを仕事に置き換えると目的が理念になります。
そして、目的を持って目標を作ることでブレない行動ができると考えています。
将来施術家として働いていく上で、理念を作っておくと何年たっても自分自身を成長させていけます。
理念がないと
「〇〇が儲かるから、うちの治療院にも取り入れてみよう」
「▲▲先生が値引きチラシをまいて当てたから俺も真似してみよう」
と、すぐにブレた行動をしてしまうことになります。
そんな行き当たりばったりの行動を続けていると、先生のことを頼って来院なさる患者さんだけでなく、一緒に頑張ってくれるスタッフまで振り回されることになります。
その結果大切な人が先生の元を離れていくことになりかねません。
なぜ治療家になったのか?
施術の仕事をしていて心から嬉しくなるのはどんな時なのか?
あるいは「患者さんの助けになりたい!」と思うときはどんなときなのか?
一度書き出してみると、生涯仕事を続けていく原動力なります。
仕事をしているときっと嫌なことや、落ち込むこともありますよね…
でも、そんな辛いことを乗り越えていくために自分の理念を持って一緒に精進していきましょう。
15年前の僕に伝えたいと思っています。
最後に
少しだけ宣伝させて下さい。
私が主催させていただいております治療院成功塾では、保険診療にたよらない整骨院・鍼灸院を作るお手伝いをさせて頂いております。
「将来整骨院を開業するときは保険に頼らない整骨院を作りたい」
「保険診療をやめて自費診療メインの整骨院にしていきたい」
と、お考えでしたら治療院成功塾で提供させていただくコンテンツがきっとお役に立てると考えています。
自費移行や保険診療に頼らない整骨院・鍼灸院を開業する際にお悩みでしたら、下記QRコードを読み取っていただきlineの方からご相談ください。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾 大介)