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【できたら言わないで】整形外科医が苦手なワード ベスト3
こんにちはThe Splendid、SAKUです!
普段は整形外科医として働きながら、音楽活動しています!
本日はちょっとふざけた企画「整形外科医が苦手なワード ベスト3」です。
真面目に読み過ぎ注意です。笑
第3位 草むしり
出たー!って良くなります。笑
草むしりは僕も実家でもたまにやるのですが、腰が悪くなる要素しかないです。
・中腰姿勢
・同じ姿勢の継続
・膝・股関節の深屈曲
まず中腰姿勢はめちゃくちゃ腰回りの筋肉(脊柱起立筋などと呼ばれます)に負荷がかかるので、炎症を起こして痛くなりやすい。
同じ姿勢の継続は、筋肉が固くなる原因になります。筋肉は固い状態で動かすと筋肉の膜、筋膜で炎症を起こすことがあります。
関節を深く曲げることを深屈曲っていうのですが、膝や股関節は深屈曲すると関節内の内圧が高まるので負荷がかかります。膝関節や股関節は腰部と密接に関係があり、結果腰痛の原因になります。
草むしりは長時間やらないこと、どうしても長時間やるなら汚れてもいい服(つなぎとか)で寝そべってやること、などを個人的には推奨してます。
#寝そべると汚いけどね
第2位 雲梯(うんてい)
「上腕骨顆上骨折を生み出すマシーンだ」と昔先輩が言ってました。笑
6歳くらいまでの児童が良くなる肘内障という肘の脱臼も良く起こします。
雲梯は、全国の整形外科医がいつか廃止されることを願っていると思います。笑
第1位 痛みさえ取れれば…
これは、気持ちはわかるんです。
でも「さえ」って最低限、って意味で使ってると思うんですけど、整形外科医は「痛みを取る」のを最終ゴールとして治療しているんでよね。笑
内服治療もリハビリも、そして手術も痛みを取ることを目標にしてます。痛みを取ることでさらに機能も獲得してもらう。そんなイメージです。
痛みって皆さんが思っている以上に複雑なので、非常に難しく、日々整形外科医が頭を悩ませながら治療しているので「痛みさえ取れれば」と整形外科の先生に訴えるのは、あまりお勧めしません。笑
#先生をうまく使って1番いい治療を引き出そう
まとめ
「今は痛くないんだけど」「畑仕事」「ジャングルジム」なども次点で、個人的に苦手なワードですね。笑
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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