見出し画像

帰国子女だけどイチから日本で英語教育を受けて率直に感じたこと

こんにちはThe Splendid、SAKUです!
普段は整形外科医として働きながら、音楽活動しています!

昨日は久しぶりにメンバーと電話してテンション上がりました。そんな彼曰く「アメリカ関係のネタが面白い」とのこと。

というわけで、本日は

「帰国子女だけどイチから日本で英語教育を受けてみて、僕が率直に感じたこと」

について書いてみたいと思います。(題名長い)

はじめに

僕は4-9歳(1989-1994年)までをアメリカで過ごしました。学年で言うと幼稚園から小学校3年生の終わりまでの滞在でした。

英語に関しては、ほぼほぼネイティブの状態で帰国しており、時期的には日本では中学校から一通り英語の授業を受けています。

そんな僕が日本の英語教育に対し、率直に感じたことを書いてみたいと思います。

概要

以下です。

・スピーキングの授業が少なすぎる
・一方で文法の授業が多すぎる
・口語表現を習う機会が少ない
・英語が楽しく学べなかった

それぞれ見ていきましょう。

スピーキング(会話)の授業が少なすぎる

言語って結局「音」だと思うんですよね。

座学の授業しかり、やっぱり音から入ってくる情報って密度濃いですよね?

だから英会話で英語を学ぶのは実践的であるだけでなく、

・効率が良い
・しかも楽しい

と思うのです。

今は小学校から英語の授業はあるようですし、会話の授業もだいぶ増えてきて、変わってきているようですが、僕が英語教育を受けた当時(大体1999年〜2005年)は、スピーキングの授業は極端に少なかったです。

実際に英語を使用する機会は「文書でのやり取りより会話の方が多いのに」と子供ながらに思っていました。

文法(グラマー)の授業が多すぎる

英会話の授業は少ないのに、文法の授業が占める割合たるや。

僕は文法は自然にわかることだったので授業の内容、全無視でした。形容詞とか副詞とか、1個も理解してないです。

これは「会話中にいちいちそんなに文法を気にしてるのか?」あるいは、そもそも「会話中にそんな余裕あるのか?」って話ですね。

日本語は子供の頃から自然に身につけた言語ですから、前提が違うとはいえ「日本語を話す時に僕らは果たして文法をそんなに気にしているか?」そういうことです。

ちなみにあちらに住んでいた時の個人的な経験ですが、移民系アメリカ人(要するに英語が母国語でない人たち)は、文法は基本めちゃくちゃでした。でも彼らはそれを気にしている素振りもなく、ガンガン喋ります。

海外で英語を喋れていない日本人を見ると「あんなに一生懸命勉強したのに本当に勿体ない」と感じます。

口語表現を習う機会が少ない 

文語表現と口語表現は、けっこう違います。日本語でもそうですよね。

でも英語の授業で、あまり口語表現を教わった覚えがない。

文書での英語のやりとりももちろんあるから文語表現は必要ですが、ビジネスはじめ外国の方と交流する際に比重を占めるのは、どう考えても口語の英語です。

口語表現、簡単に言うと「ざっくばらんに日常会話で使える英語」をもう少し習うべきだと思いました。

口語表現がわからないから、使えないだけでなくて、日本人はリスニングも弱いんですよね。

リスニングが弱いせいで、字幕・和訳頼りになり、映画や洋楽の楽しみ方が半減しているように思います。

英語が楽しく学べなかった

教育にエンタメ要素が少ないのは日本語教育全体に言えることかもしれません。

逆を言うとアメリカは楽しみながら覚える授業が多い↓

あと読まされる題材や表現も微妙に古い?感じがしました。これも楽しくない要因の1つだったかもしれないですね。

みんなが興味がありそうな、それこそ「映画や音楽に関連するような題材を読ませてくれたら良いのに」と常々と思っていました。

現状、日本の英語教育で使用される題材についてですが「アメリカ人が日本にまだサムライがいる」のをイメージしてるような感覚といえばわかりやすいでしょうか。実生活に根付いてない固い内容のものが多かったですね。

まとめ

書いてみて気付いたのですが

「英会話の授業メインでいいのではないか?」

が僕が日本の英語教育に対して強く感じたことです。

英会話ができるようになれば、英語という存在自体が自然になるので、触れる機会が増えて結果的に文章が書けるようになったり、読めるようになったりするのではないでしょうか?

明日は「実際にどうしたら日本の英語教育が改善できるか?」そのアイディアを書いてみたいと思います。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
よろしければフォローとスキを何卒、よろしくお願い申し上げます。

僕のやっているバンドの最新MVはこちら↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?