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【全文無料】(ポケカ)シティリーグ入賞デッキ分析【1月12日】

✓ シティリーグ【トーナメント進出デッキのみを集計】
✓ 開催時期:2025年1月11日~12日(全336デッキ※オープンのみ)
✓ 全文無料でご覧いただけます


■サーナイトex(入賞数65デッキ)

入賞数トップはサーナイトex

ポケモン

シャリタツの採用数は減少傾向

【採用率が増加したポケモン】
・『かがやくゲッコウガ』採用率61.5%(前週比+7.48%)
・『スボミー』採用率21.5%(前週比+5.32%)

【採用率が減少したポケモン】
・『シャリタツ(きゃくよせ)』採用率12.3%(前週比▲12.02%)
・『クレッフィ(いたずらロック)』採用率76.9%(前週比▲9.56%)

【採用・不採用理由】
『かがやくゲッコウガ』に関しては前回記事に記載済『スボミー』は採用率が減少傾向にあったものの、2割程度の採用に回復。今後も直前の環境を踏まえながら増加・減少を繰り返していくものと予想される。『シャリタツ』『クレッフィ』の採用率は減少。『マシマシラ』の採用数が増加しており、ベンチ枠に余裕がないことが要因と考えられる。

その他

その他変更点は前回記事より大きな変更項目はなかった(以下URL参照)

■ドラパルトex(入賞数45デッキ)

入賞数第2位は引き続きドラパルトex

グッズ

すごいつりざおの採用率が上昇

【採用率が増えたグッズ】
・『すごいつりざお』採用率28.9%(前週比+13.89%)
・『ロストスイーパー』採用率20.0%(前週比+10.0%)

【採用・不採用理由】
『すごいつりざお』の採用率は約3割程度。エネルギーの採用が少ない構築が主流であることに加え、『アカマツ』や『ワタル』など山札から対象カードを手札に加える≪サポート≫の採用が増えていることもあり、採用が増加したものと考えられる。『ハイパーボール』や『大地の器』『博士の研究』などを使用しやすくすることにも貢献しているものと考えられる。
『ロストスイーパー』は『ジャミングタワー』を採用する構築が増加している点(きらめく結晶を有効的に活用したい)また環境に多い『サーナイトex』デッキの『勇気のおまもり』を剥がすために採用されていることが予想される。

スタジアム

ボウルタウンの採用率は減少している

【採用率が増加しているスタジアム】
・『シンオウ神殿』採用率37.8%(前週比+10.28%)

【採用率が減少しているスタジアム】
・『ボウルタウン』採用率51.1%(前週比▲13.89%)

【採用・不採用理由】
『シンオウ神殿』に関しては従来同様『ルギア』デッキ対策として活用することに加え、『ミストエネルギー』対策、その他『ソウブレイズex』に採用される『レガシーエネルギー』への対応策として採用率が増加していることが予想される。
『ボウルタウン』に関しては環境トップの『サーナイトex』や苦手としている『ブリジュラスex』に逆に活用されてしまうことから採用が減少して気いるものと考えられる。
『ドラパルトex』デッキのスタジアムはその他『ロストシティ(採用率8.9%)』『崩れたスタジアム(採用率8.9%)』『タウンデパート(採用率4.4%)』など構築が定まりきっていない状況となっている。

その他

その他項目は採用率に大きな変動はなかった

■ルギアVSTAR(入賞数34デッキ)

入賞数第3位はルギアVSTAR

ポケモン

チラチーノラインの採用率が増加

【採用率が増加したポケモン】
・『チラチーノ』採用率85.3%(前週比+10.29%)
・『チラーミィ(ビンタ)』採用率38.2%(前週比+19.49%)
・『キチキギスex』採用率44.1%(前週比+19.12%)

【採用率が減少したポケモン】
・『アヤシシV』採用率17.6%(前週比▲19.85%)
・『イキリンコex』採用率64.7%(前週比▲16.54%)

【採用・不採用理由】
『チラチーノ』の採用率が増加。増加理由としては『ブリジュラスex』のシェア増加に伴い、高い打点の非ルールポケモンとして『チラチーノ』の採用率が増加したものと考えられる。また『チラチーノ』は『カビゴン』対面でも有効に活用できる(ロトムVやカビゴンを一撃で撃破できる)ことも採用理由となっている。『チラーミィ(ビンタ)』はHP70であることに加え、最も攻撃力の高く採用率が増加したものと想定される。『キチキギスex』は特性「さかてにとる」を活用するだけでなく、技「クルーエルアロー」がフィニッシャーとなることも一つのプランと考えられる。『アヤシシV』は前述の『チラチーノ』増加により減少。『イキリンコex』に関してはHPの低いexポケモンであり、環境トップの『サーナイトex』の『サケブシッポ』や『ドラパルトex』の技「ファントムダイブ」効果(ダメカン6個×3)で簡単に気絶させられる為、採用を見送るケースが多いものと考えられる。

グッズ

ネストボールの採用率が微減

【採用率が減少したグッズ】
・『ネストボール』採用率88.2%(前週比▲11.76%)
・『ダークボール』採用率2.9%(前週比▲15.81%)

【採用・不採用理由】
『ネストボール』の採用率が減少。これは『イキリンコex』の採用率が減少したことが要因と考えられるが、採用率は約90%と高く、1ターン目に『ルギアV』を場に出すためにも採用すべきと考える。『ダークボール』に関しては『スーパーボール(採用率32.4%)』との比較になるが、筆者としては『ダークボール』を推奨する。『スーパーボール』は基本的に運要素によるものとなるが、『ダークボール』は『ナンジャモ』を使用された後は確定サーチになり使用感が良いと感じている。

その他

その他項目の採用率に大きな変動は見受けられなかった

■ブリジュラスex(入賞数31デッキ)

CL大阪チャンピオンデッキがシェア第4位

ポケモン

今週はディアルガ採用型が増加している

【採用率が増加したポケモン】
・『オリジンディアルガVSTAR』採用率58.1%(前週比+16.69%)
 ※ディアルガVも同様

【採用率が減少したポケモン】
・『テツノツツミ(ハイパーブロア)』採用率48.4%(前週比▲27.47%)
・『イキリンコex』採用率25.8%(前週比▲15.57%)

【採用・不採用理由】
今週は『オリジンディアルガVSTAR』を採用する型が増加。環境トップの『サーナイトex』に対し『オリジンディアルガ』を採用しない『ブリジュラスex』は不利な対面(サナ側の事故・ジャミングタワーでお祈り)であり、正面突破するには『オリジンディアルガVSTAR』の技「スタークロノス」による≪エクストラターン≫が不可欠。サナ1強の環境下において≪ディアルガ型≫が増加することは必然と考える。一方≪ディアルガ採用型≫は採用の空き枠やベンチの空き枠が限られることに加え、『ネストボール』の対象は『ジュラルドン』『オリジンディアルガV』が優先となる為、『テツノツツミ』や『イキリンコex』の採用が減少したものと考えられる。

サポート

ネジキは≪ディアルガ型≫では必須の1枚

【採用が増加したサポート】
・『ネジキ』採用率51.6%(前週比+17.13%)

【採用・不採用理由】
≪ディアルガ型≫の場合、対戦相手はベンチに置いた『ディアルガV』を最優先で攻撃し、進化する前に気絶させられることが多い。そこで『ネジキ』を使用し、1ターンで『ディアルガVSTAR』に進化→攻撃するプランを可能としている。『ディアルガ』を気絶させられたターンは手札干渉を受けているケースが少なく、また『キチキギスex』の特性「さかてにとる」により手札を増やすことも可能であることから、一定の再現性を有したプランとなっている。『ディアルガV』をベンチに置くタイミングで複数の『ジュラルドン』をベンチに準備することが重要なプランとなっている。

その他

その他項目の採用率に大きな変動は見受けられなかった

ソウブレイズex(入賞数29デッキ)

ソウブレイズexがシェア第5位

ポケモン

オリジンパルキアVSTARの採用率は減少

【採用率が減少したポケモン】
・『オリジンパルキアVSTAR』採用率79.3%(前週比▲13.28%)
 ※オリジンパルキアVも同様
・『マシマシラ(アドレナブレイン)』採用率72.4%(前週比▲16.48%)

【採用・不採用理由】
『オリジンパルキアVSTAR』の採用理由は特性「スターポータル」を活用し『かがやくゲッコウガ』の「げっこうしゅりけん」を活用する点にある。本プランに対し、『マナフィ』を採用する構築が増加した為、『オリジンパルキアVSTAR』の採用を見送った型が増加したものと想定される。

■リザードンex(入賞数18デッキ)

かつてのシェア№1がシェア回復傾向の第6位

ポケモン

中間進化ポケモンの採用は増加傾向

【採用率が増加したポケモン】
・『リザード(フレアヴェール)』採用率94.4%(前週比+15.87%)
・『ピジョットex』採用率100%(前週比+14.29%)※ポッポも同様
・『かがやくリザードン』採用率72.2%(前週比+15.08%)
・『ロトムV』採用率88.9%(前週比+10.32%)
・『ネオラントV』採用率88.9%(前週比+17.46%)
・『マナフィ』採用率33.3%(前週比+26.19%)

【採用理由】
・『リザード(フレアヴェール)』が増加した要因は≪偉大な大樹型≫の構築が増えてきていることが要因。一部『リザード(かえん)』も見受けられた。「かえん」の『リザード』は「しんぴのまもり」の『ミミッキュ』や『オーガポンいしずえのめん』などに対し、有効であるが、≪カビゴンLO≫が占めるシェアも少なく、「フレアヴェール」の『リザード』の採用が目立った。同様に≪偉大な大樹型≫構築の増加に伴い『ピジョットex』の採用も増加。環境内における『スボミー』の減少に伴い、以前のリザードンexにて採用されることが多かった『ロトムV』『ネオラントV』などの採用が増加。また非exのアタッカーとして『かがやくリザードン』の採用も増加。またベンチ狙撃対策に備え、≪リザードンex≫においても『マナフィ』の採用率が増加した。

グッズ

グッズは全体的に採用率が減少した

【採用率が減少したグッズ】
・『ともだちてちょう』採用率0.0%(前週比▲14.29%)
・『アンフェアスタンプ』採用率22.2%(前週比▲13.49%)
・『プライムキャッチャー』採用率0.0%(前週比▲14.29%)

【不採用理由】
『ともだちてちょう』を含む≪グッズ≫に関しては全体的に減少傾向。『スボミー』の影響による部分もあるが、≪中間進化ポケモン≫や≪エネルギー≫の採用増加に伴い≪グッズ≫の採用枚数が減少していることが要因と考えられる。『アンフェアスタンプ』や『プライムキャッチャー』などの≪ACESPEC≫は『偉大な大樹』にシフトしたことにより採用率が減少した。

ポケモンのどうぐ

≪ポケモンのどうぐ≫は全体的に採用率が増加

【採用率が増加したポケモンのどうぐ】
・『まけんきハチマキ』採用率88.9%(前週比+17.46%)
・『森の封印石』採用率94.4%(前週比+15.87%)

【採用率が減少したポケモンのどうぐ】
・『ワザマシンエヴォリューション』採用率38.9%(前週比▲11.11%)

【採用・不採用理由】
≪偉大な大樹型≫になり『ロストスイーパー(採用率72.2%)』を含め『ジャミングタワー』への対応が可能である点、また『ペパー』を4枚採用する型が中心であることから、≪ポケモンのどうぐ≫の採用率が増加した。従来同様『ヨノワールライン』の「カーストボム」と相性の良い『まけんきハチマキ』、採用率が増加した『ロトムV』や『ネオラントV』が使用できる『森の封印石』の採用率が増加する形となった。『ワザマシンエヴォリューション
』は後攻時に使用できれば強い道具といえるが、基本的に≪先攻≫を取る型であることや≪エネルギー≫が手元にないパターン、『ジャミングタワー』など再現性が高くないことから採用が減少したものと想定される。なお『マキシマムベルト』の採用率は11.1%となっている。

サポート

Fレギュレーションの『ツツジ』が最後まで活躍している!

【採用率が増加したサポート】
・『ブライア』採用率94.4%(前週比+23.02%)
・『ツツジ』採用率44.4%(前週比+37.3%)
・『ジニア』採用率33.3%(前週比+19.05%)
・『アクロマの執念』採用率33.3%(前週比+11.9%)

【採用率が減少したサポート】
・『ビワ』採用率0.0%(前週比▲14.29%)

【採用・不採用理由】
『ブライア』『ツツジ』など使用条件が限られているサポートは『ピジョットex』や『ネオラントV』の採用率と連動する傾向にある。従来より『リザードンex』と相性の良い『ブライア』と特性「カーストボム」と相性の良い『ツツジ』の採用率が改めて上昇する形となった。『ジニア』について中間進化ポケモンを含めた進化ポケモンの採用増によるもの。『アクロマの執念』については≪偉大な大樹≫型であることに加え、≪エネルギー≫を手札に加えられることも≪エネルギー≫の採用枚数が少ない≪リザードンexデッキ≫と相性の良さを感じさせる。

スタジアム・エネルギー

≪リザードンex≫のACESPECは偉大な大樹がシェア1位

【採用が増加したカード】
・『崩れたスタジアム』採用率16.7%(前週比+16.67%)
・『偉大な大樹』採用率55.6%(前週比+19.84%)
・『ダブルターボエネルギー』採用率38.9%(前週比+17.46%)

【採用が減少したカード】
・『ボウルタウン』採用率11.1%(前週比▲10.32%)

【採用・不採用理由】
『スボミー』登場以降シェアが低下した≪リザードンexデッキ≫。『偉大な大樹』を活用することで『ふしぎなアメ』に頼ることなく、進化することが可能。環境の変化により『スボミー』の採用が減少したこともあり、『偉大な大樹』を使用し『ピジョットex』へ進化→「マッハサーチ」→『ふしぎなアメ(採用率100%/平均採用枚数3.39枚)→『リザードンex』へ進化という形が成立。≪リザードンexデッキ≫のシェアが回復基調となっている。『崩れたスタジアム』は『ロトムV』や『ネオラントV』との相性が良い点に加え、ダメージを負った『リザードンex』をトラッシュすることも可能。『ダブルターボエネルギー』は『かがやくリザードン」に使用することで早期攻撃が可能になる点に加え、『ピジョットex』や『キチキギスex』の攻撃時に使用するなど使用方法は多岐にわたる。『ボウルタウン』は環境デッキに使用されてしまうケースも多く、採用が減少したものと思われる。

ミライドンex(入賞数18デッキ)

≪ミライドンデッキ≫は環境の中でシェアの変動が激しい

ポケモン

『かがやくゲッコウガ』を採用する型が出現

【採用率が増加したポケモン】
・『かがやくゲッコウガ』採用率22.2%(前週比+22.2%)

【採用率が減少したポケモン】
・『ミュウex』採用率83.3%(前週比▲16.67%)
・『レアコイル(かじょうほうでん)』採用率88.9%(前週比▲11.11%)
・『ラティアスex』採用率83.3%(前週比▲16.67%)
・『ライチュウV』採用率88.9%(前週比▲11.11%)
・『ピカチュウex(がんばりハート)』採用率77.8%(前週比▲22.22%)
・『レントラーV』採用率0.0%(前週比▲12.50%)

【採用・不採用理由】
『かがやくゲッコウガ』は従来よりエネルギーの採用数が多い≪ミライドンデッキ≫とは相性が良かった。ただし水タイプのポケモンであることから『ミライドンex』の特性「タンデムユニット」でベンチに持ち込むことができない点やその他のポケモンとの比較の中で採用が減少していた。今週においては『博士の研究』の採用が増加するなど、山札を掘るスピードを意識した構築が目立っており、『かがやくゲッコウガ』の採用に関しても多く山札を掘ることを目的に採用していることが想定される。採用が減少したポケモンに関しては引き続き高い採用率を誇るポケモンが多く、≪ミライドンデッキ≫の主力構築に大きな変化はなし。ただし少数ではあるが、これまでと異なるタイプの構築が出現。『サンダーex』と『ルチャブル(フライングエントリー)』を採用し、ベンチ狙撃を行うプランに加え、『ポケモンキャッチャー』を4枚採用するなど、これまでに見られない新たな構築が優勝していた。

グッズ

Fレギュレーションの『キャンセルコロン』の採用数が増加

【採用率が増加したグッズ】
・『夜のタンカ』採用率61.1%(前週比+11.11%)
・『キャンセルコロン』採用率27.8%(前週比+27.78%)
・『プライムキャッチャー』採用率38.9%(前週比+13.89%)

【採用率が減少したグッズ】
・『ヒスイのヘビーボール』採用率72.2%(前週比▲15.28%)
・『シークレットボックス』採用率61.1%(前週比▲13.89%)

【採用・不採用理由】
≪ミライドンexデッキ≫は『イキリンコex』の特性「イキリテイク」などを使用し、序盤から手札・山札を掘り進めていくデッキであり、道中で終盤に必要なポケモンをトラッシュすることが多い。終盤『テツノツツミ(ハイパーブロア)』や『キチキギスex』『レアコイル(かじょうほうでん)』などをトラッシュから拾うことで勝利に繋がるケースもあり『夜のタンカ』の採用率が増加しているものと考えられる。『ヒスイのヘビーボール』の採用率が減少している要因は≪ゼロの大空洞型≫の構築が減少したことが要因の一つ。また、『ヒスイのヘビーボール』不採用デッキは『イキリンコex』を2枚採用とするなど、序盤の事故を別の形で補っている採用が目立った。『キャンセルコロン』の採用に関しては『クレッフィ(いたずらロック)』に対する対抗策としての採用に加え、『サンダーex』採用型では『マナフィ(なみのヴェール)』への対抗策としての活用手段も考えられる。ACESPECは『シークレットボックス』と『プライムキャッチャー』の2択となっている。

ポケモンのどうぐ

『緊急ボード』の採用率が増加している

【採用が増加したポケモンのどうぐ】
・『緊急ボード』採用率88.9%(前週比+13.89%)

【採用率が減少したポケモンのどうぐ】
・『勇気のおまもり』採用率55.6%(前週比▲19.44%)

【採用・不採用理由】
≪ミライドンex≫では『ラティアスex』を採用し、逃げる為のエネルギーを不要とする構築が多いが、『ラティアスex』は雷タイプでない為、1ターン目にベンチに置くことができないことが多い。『テツノカイナex』や『ガチグマex』を除き、≪逃げエネ1≫のたねポケモンが多い≪ミライドンex≫において『ラティアスex』を置けないサブプランとして『緊急ボード』を採用し、1ターン目に攻撃できる再現性を高めているものと考えられる。『勇気のおまもり』はかつては『テツノカイナex』に貼ることで『リザードンex』の攻撃≪240ダメージ≫を耐えることが非常に強かった。また『ドラパルトex』の「ファンドムダイブ」のダメカン計算をずらす効果なども期待できたが、『ジャミングタワー』や『ロストスイーパー』などの採用が増加傾向にあり、『勇気のおまもり』の採用が見送られたことが予想される。

サポート

『博士の研究』を採用し、山札を掘り進める型が増加

【採用率が増加したサポート】
・『博士の研究』採用率61.1%(前週比+36.11%)
・『ジャッジマン』採用率11.1%(前週比+11.11%)

【採用率が減少したサポート】
・『ツツジ』採用率0.0%(前週比▲12.5%)

【採用・不採用理由】
現環境において山札を進めるスピードを高める『博士の研究』、相手の事故を誘う『ジャッジマン』がともに採用率が上昇。『ジャッジマン』は序盤の動きを鈍らせるのに有効なカードであり、目的が異なる2枚のサポートが採用率が増加したのは興味深いデータとなった。優勝2デッキはともに『博士の研究』を採用しており、スピード感を重視した採用が結果を残した。『ツツジ』に関しては『ネオラントV』『森の封印石』を除き確定サーチがなく、序盤に手札にきても弱い為、採用数がゼロとなったものと考える。

スタジアム・エネルギー

優勝デッキは≪ゼロの大空洞≫を採用していない新たな型だった

【採用が増加したカード】
・『タウンデパート』採用率11.1%(前週比+11.11%)

【採用率が減少したカード】
・『ゼロの大空洞』採用率77.8%(前週比▲22.22%)
・『ダブルターボエネルギー』採用率88.9%(前週比▲11.11%)

【採用・不採用理由】
≪ミライドンデッキ≫は『森の封印石』や『緊急ボード』『ブーストエナジー未来』など多くの≪ポケモンのどうぐ≫を採用しており『タウンデパート』との相性は良い。『タウンデパート』を採用することで若干ではあるが、再現性を高めることができている。『ゼロの大空洞』『ダブルターボエネルギー』は引き続き採用率は高いが、≪優勝2デッキ≫に関してはどちらも『ゼロの大空洞』『ダブルターボエネルギー』を不採用としており、新たな構築が入賞デッキに登場したことを感じさせる結果となった。

次週の注目カード

「ごっつあんプリファイ!!」

現環境は≪サーナイトex≫の1強と考えています(苦手デッキが少ない・使用者のデッキ理解が深い・マナフィ採用が増加傾向にあるなどが理由)その中でサーナイトexに勝つためには「ごっつあんプリファイ」を後攻1ターン目or先攻2ターン目から2ターン連続で使用し、≪サイド4を先行する≫こと位しか正直思いつきません。。。(またはサナミラーで勝負する)≪リザードンexデッキ≫が増加傾向にあることは不安要素ですが、≪ミライドンex≫≪ルギアVSTAR≫≪パオジアンex≫など『テツノカイナex』を採用するデッキが活躍する環境となっていると考えます。

『スボミー』の採用率がどうなるのか?

その他の注目としては『スボミー』の採用率がどうなるか?です。環境に与えるインパクトが大きい『スボミー』ですが、現在は採用率が減少傾向にあり、≪グッズロック≫を考慮しない構築が結果を残している側面もあります。採用率は底をついたのか?それともまだ減少していくのか?注目していきたいと思います!

さいごに

Fレギュレーションが使用できる期間も残り僅かですね。最後に何を使用するか?迷われている方も多いと思います。筆者もどうしようか迷っているところです。最後までFレギュレーションを楽しめると良いですね!

さいごまでご覧いただきありがとうございます。今後も精力的に執筆していきたいと思いますので、参考になった方は、よろしければ『スキ』や『シェア』をお願いいたします_(._.)_

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Yu
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