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【全文無料】ガチデッキ!?ロマンデッキ!?マンムーexデッキ考察(5,000文字超)

✓ バトルパートナーズで登場した≪マンムーex≫を考察
✓ 新環境(1月24日~2月19日)トナメ進出デッキの採用状況を整理
✓ ≪マンムーex≫を項目別に整理。項目別の採用状況を発表
✓ 全文無料でご覧いただけます


はじめに

みなさん、お疲れさまです!本記事をご覧いただきありがとうございます。

CL2025福岡も無事に終わりましたね!優勝は≪オーダイルデッキ≫となりました。優勝・上位入賞された皆さま、おめでとうございます!

前週までは≪ドラパルトex≫や≪タケルライコex≫が圧倒的なシェアを誇っていましたが、大会当日は≪ミロカロスex≫≪オーガポンバレット≫など上位デッキに優位なデッキの活躍が目立つ結果となりました。メタの回転の速さに驚くばかりです。

筆者は残念ながら不参加となりましたが、多くの対戦を視聴させていただきました。面白いバトルが多く、気になるデッキがいくつもありました。

本記事の内容

筆者が気になったデッキの一つが≪マンムーex≫です!シティリーグでも一部優勝や入賞デッキが出ていましたが、配信で見事に勝利していましたね。

入賞デッキはまだ少ない。決勝戦での勝率は100%

2進化ポケモン主体の≪マンムーexデッキ≫を使う機会も少なく、どのようなポケモンを採用しているのか!?どのような≪ワザ≫や≪特性≫をもっているのか!?などしっかり理解できていない方も多いと思います。

今回はそんな知識を深める為、≪マンムーexデッキ≫の採用状況を整理、考察していきます。使用を検討している方も対戦に備える方も本記事をご覧いただき、入賞デッキの採用状況やデッキの特徴を理解していきましょう。

本記事は全文無料≫となっています。最後まで気軽にご覧にください。

≪マンムーex≫とは

≪HP340≫と高い耐久力を持つ2進化ポケモン

・≪マンムーex≫はHP340の闘タイプのポケモン。2進化ポケモンとして高い耐久力を有するが、にげる為のエネルギーは4枚と重たい。弱点は≪草≫

・特性≪マンモスキャリー≫
『自分の番に1回使え、山札からポケモンを1枚手札に加えることができる』
この特性を活かし、ベンチに2進化ポケモンを展開していくことができる!

・ワザ≪とどろくこうしん≫【ダメージ:180+】
『自分のベンチの2進化ポケモンの数×40ダメージ追加』
最大ダメージは≪380≫と大半のポケモンを一撃で気絶させることができる!

・ポケモンを手札に加える≪特性≫を活かし、ベンチに多くの≪2進化ポケモン≫を並べていくことで高いダメージを与えることがコンセプト。早期に≪マンムーex≫へ進化させる為、ベンチにポケモンを展開し、≪ワザマシンエヴォリューション≫活用することが序盤のゲームプランと想定される。

・また≪マンムーex≫以外の2進化ポケモンの≪特性≫≪ワザ≫を活かしていくことが重要となってくる。ここからは入賞デッキの採用状況を整理し、どのような≪ポケモン≫や≪トレーナーズ≫を活用しているか確認していく。

ポケモン(アタッカー)

アタッカーの採用状況を掲載

・≪マンムーex≫ラインは≪マンムーex≫から数えて≪3‐2‐4≫の採用が多い。
≪イノムー≫や≪ウリムー≫は現レギュでは1種類しか存在していない。
≪ウリムー≫はワザ「なかまをよぶ」をもち、山札からベンチに2枚のたねポケモンを出せる。序盤にポケモンを並べられない場合に使用が想定される。

突如場に出現する2進化ポケモン

・≪レントラー≫は自分のサイド枚数が相手の枚数より多い場合に使用できる特性『みなぎるせんこう』をもち、突如ベンチに出現することができる。ワザ「ワイルドボルト」はリバーサルエネルギー1枚で使用可能。リバーサルエネルギーもサイド数が負けている際に有効に活用できるエネルギーであり、≪レントラー≫との相性は良好。雷弱点のexポケモンに使用していきたい

・≪ギギギアル≫は相手の場に2進化ポケモンがいる場合にベンチに出すことができる特性「きんきゅうかいてん」を有する。対面依存の特性となるが、≪マンムーex≫のダメージ上昇に役立てることができる。ワザ「ハイパービーム」は無色エネルギー2枚で使用可能。現環境では≪リーリエのピッピex≫をワンパンできる性能であることは覚えておきたい。

闘エネルギーと相性の良い2進化exポケモン

・≪コノヨザルex≫は闘エネルギー1枚で≪40~240≫ダメージを与えることができる「アンガーグラッジ」が特徴。≪マンムーex≫と同じ闘タイプのポケモンであるが、弱点は≪超≫であり弱点が異なることも特徴の一つといえる。

・≪ガブリアスex≫は水タイプのポケモン。闘エネルギー1枚で≪160≫ダメージを与えつつ、トラッシュから闘エネルギー3枚までベンチポケモンに好きなようにつける効果をもつワザ「ハイドロランダー」が特徴。弱点は≪雷≫

両ポケモンともに≪闘エネルギー1枚≫で攻撃できるのが特徴といえる。

異なるタイプのエネルギーを必要とする≪アタッカー≫

・≪ゲッコウガex≫は闘タイプのexポケモンであるが、水エネルギー1枚で≪170≫のダメージを与えつつ、山札から好きなカードを1枚手札に加える効果をもつワザ「しのびのやいば」を有する。ダメージを与えつつ次ターンの準備ができる強力なワザをもつ2進化ポケモン。弱点は≪超≫

・ダーテングは草エネルギー1枚で『ベンチポケモンを3枚指定し、その後指定していないベンチポケモン全員とついているカードを山札に戻す』という特徴的なワザ「おいだしトルネード」を有する。現環境では『ゼロの大空洞』を活用しベンチを展開するデッキも多く、対面の重要なポケモンを山札に戻すことができる可能性があるかもしれない。

システムポケモン

≪システムポケモン≫の採用状況を掲載
確定サーチをもつ≪ピジョットex≫がシステムポケモンの軸

・システムポケモンでは≪2進化≫であり≪確定サーチ≫の特性をもつ≪ピジョットex≫が軸。入賞デッキの採用率は100%。≪2‐1‐2≫の採用が多い。

・≪キョジオーン≫は特性「エナジーがんえん」が特徴のポケモン。「自分の番に1回使え、トラッシュから基本闘エネルギーを1枚自分のポケモンにつけることができる。その後つけたポケモンのHPを30回復する」効果をもつ。
アタッカー項で記載した≪ガブリアスex≫もエネ加速の効果を持っており、≪バシャーモex≫も同様の特性をもつポケモンであることから≪マンムーex≫の課題の一つとして≪エネ加速手段の確保≫があげられると考えられる。

・≪キョジオーン≫の進化元である≪コジオ≫は2種類の採用がある。
なかでもワザ「おいつめる」は受けたポケモンが逃げることができなくなる効果をもち、注意が必要だ。

≪システムポケモン≫と≪アタッカー≫の2種の役割を担う

・≪バシャーモex≫は特性「たぎるとうし」を使用し、トラッシュから基本エネルギーを1枚、自分のポケモンにつけることができる。また炎エネルギーを採用すれば、≪アタッカー≫としても活用可能。≪炎弱点≫のポケモンは当然のこと、ダメージ≪200≫と最低限のスペックを有していることも覚えておきたい。

・≪ドラパルトex≫の性能に関しては既公開の記事を参照願いたい。
≪マンムーex≫は闘エネルギーが中心となる為、≪ドラパルトex≫として攻撃に転じるには≪アカマツ≫や事前の手張りが必要となってくる。≪アタッカー≫の要素もあるが、≪ドロンチ≫の特性「ていさつしれい」を使用する目的も大きいと考える。

グッズ(ACE SPECを除く)

≪グッズ≫の採用状況を掲載

・ポケモンを並べる手段は≪なかよしポフィン≫が中心。≪ACE SPEC≫で≪プレシャスキャリー≫の採用率が高いため、採用枚数は1枚~4枚と様々だ

・2進化ポケモンを並べる為、≪ふしぎなアメ≫は必須となっている。またエネルギーの供給が重要となる為、≪大地の器≫も必須カードとなっている。

・注目カードとしては≪ポケギア3.0≫≪すごいつりざお≫だろう。後攻1ターン目に≪ペパー≫を使用する為、また終盤≪サポートカード≫にアクセスする為などに≪ポケギア3.0≫は有効に活用できる。また上位デッキで≪博士の研究≫の採用が多く、トラッシュした≪ポケモン≫や≪エネルギー≫を山札に戻すための≪すごいつりざお≫は相性が良い。この2つのカードを使用したデッキが上位に多かった点は注目すべきだろう。

ポケモンのどうぐ

≪ポケモンのどうぐ≫の採用状況を掲載

・≪ワザマシンエヴォリューション≫は後攻1ターン目に使用することが重要なプランとなっている為、多くのデッキで採用されている。

環境で見かけることの少ない≪ポケモンのどうぐ≫をピックアップ

・≪大きなふうせん≫は≪2進化ポケモン≫のにげるためのエネルギーをなくすことができ、逃げエネの重い≪マンムーex≫と相性が良い。≪キョジオーン≫などがバトル場で縛られる場合に使用できる。

・≪岩のむねあて≫は闘ポケモンの相手から受けるダメージを≪‐30≫することができる。≪マンムーex≫につけることで≪オーガポンみどりのめんex≫のワザ『まんようしぐれ』を耐えることができる(対面のエネルギーが3枚、マンムーexのエネルギーが2枚の場合)ことは覚えておきたい。

サポート

≪サポート≫の採用状況を掲載

・サポートは≪ナンジャモ≫≪ボスの指令≫≪ペパー≫が採用の中心。繰り返しとなるが、後攻1ターン目に≪ぺパー≫を使用し、ポケモンをベンチに展開。更に≪エヴォリューション≫を使用することが≪ゲームプラン≫となる。

・≪アクロマの執念≫は≪ACE SPEC≫の採用が≪偉大な大樹≫の際に採用されるカード。≪エネルギー≫を手札に加えることができる点も良い点。

・≪フトゥーのシナリオ≫は2進化ポケモンの耐久力を生かすケースとバトル場に縛られてしまった場合などに使用される。≪スグリ≫も同様に入れ替え手段とexポケモンへのダメージ追加効果の両面で使用される。
≪ピジョットex≫が採用されている為、1枚採用でも必要なタイミングで使用でき、プレイの選択で差が出るデッキであることが伺える。

スタジアム(ACE SPECを除く)

≪スタジアム≫の採用状況を掲載

・スタジアムの採用状況は定まっていない。≪ACE SPEC≫の≪偉大な大樹≫以外では≪ポケモンリーグ本部≫や≪ジャミングタワー≫≪ボウルタウン≫などが採用されているが、どれも採用率50%未満。対面する場合は上記≪スタジアム≫を意識してプレイする必要がある。

エネルギー

≪エネルギー≫の採用状況を掲載

・≪エネルギー≫は≪基本闘エネルギー≫を中心に、採用するポケモンに合致した種類のエネルギーが採用されている。≪リバーサルエネルギー≫の採用状況は約3割程度となっている。

ACE SPEC

≪ACE SPEC≫の採用状況を掲載

・≪ACE SPEC≫は≪プレシャスキャリー型≫と≪偉大な大樹型≫で二分化されている。筆者としては≪偉大な大樹≫は対面に使用される可能性もあることから≪プレシャスキャリー型≫を推奨したい。≪ペパー≫から使用することが可能であり、再現性も高いことも推奨のポイントといえる。

全体総括

・採用状況の整理は以上となります。2進化ポケモンが主体となっていることから普段環境では見られないカードの採用もあったうように感じます。

・≪マンムーexデッキ≫の強さは『様々な2進化ポケモンを繰り出せること』や『対面実績が少ない』ことなど≪奇襲性の高さ≫にあると考えます。基本は闘エネルギーに関連したポケモンが多いが、採用されるポケモンは種類が豊富で対策が難しい。また対面実績が少ないことでゲームプランを立てる難しさも感じられます。また≪ピジョットex≫を採用していることから1枚採用のカードを巧みに使用することができ、プレイングに差が出るデッキといえる。序盤の安定感に課題はあるが≪マンムーex≫に進化すれば、特性で好きなポケモンを手札に加えることができ、中盤以降の安定感は高いと考えます。

・課題点といえば『序盤の安定感』『エネルギー供給』に加え、『ACE SPECのサイド落ち』などが挙げられます。現環境では後攻を選択するデッキも多く、先行時にポケモンを並べることができる手段が少ない点は明確な課題といえます。またエネルギーの採用枚数は多くなく、≪キョジオーン≫に進化するまでエネルギーの供給は課題の一つとなります。≪ACE SPEC≫への依存度が高い為、サイド落ちした場合のダメージが大きいことも課題点といえます。

・安定感に課題は残すものの、序盤にポケモンを並べることができれば、中盤以降の再現性は高く十分に環境トップのデッキに抗うことはできると考えます。

更に強力な2進化ポケモンが登場すれば更なる強化の可能性あるかもしれません。今後の≪マンムーex≫の活躍に期待したいですね!!

さいごに

いかがでしたでしょうか?

なかなか対面する機会も少なく、採用されるポケモンやデッキ構築などご存じない方には参考になる≪整理・分析≫となったのではないでしょうか!?

環境外のデッキでも十分な強さを誇り、可能性を感じさせることは≪ポケモンカードゲーム≫の醍醐味の一つだと感じます。
これからも新環境の採用状況を中心に≪整理・分析≫を行っていきます!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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Yu
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