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【全文無料】新レギュ環境で採用される「システムポケモン」9選を紹介!

✓ レギュレーション変更後も活用できるシステムポケモンを確認しよう
✓ 現環境での採用状況を確認し、今後の採用を予測する
✓ 本記事では「Gレギュ」のシステムポケモンを発売順に紹介します
✓ 全文無料でご覧いただけます


はじめに

みなさん、お疲れさまです!本記事をご覧いただきありがとうございます!
いよいよ1月24日(金)に『ポケモンカードゲーム』のレギュレーションが変更となりますね。これまでお気に入りだったデッキが使えなくなる悲しさと同時に新たなカードや環境にワクワクしている人も多いと思います。

本記事では新環境でも使用できる『システムポケモン』に焦点をあてた記事となっています。

『システムポケモン』とは

システムポケモンとは広義に≪デッキに採用されているポケモンのなかで主に補助的なポケモン≫を指します。

主なFレギュレーションのシステムポケモン

≪ネオラントV≫や≪かがやくゲッコウガ≫は発売から環境最後まで使用され続けた
『ロトムV』は≪リザードンデッキ≫や≪ドラパルトデッキ≫の多くで採用されている
≪ロストデッキ≫は登場時から活躍!『キルリア』は≪サーナイトex≫で現環境トップシェア!

本記事の目的

本記事では『Gレギュレーション』で登場したポケモンの中から新レギュレーションで期待される『システムポケモン9選』を紹介します。
今後のデッキ構築やカード集めの参考にしてください!!

①グレンアルマ(ひおくり)

ベンチの炎エネルギーを好きなだけ≪バトルポケモン≫へつけ替えることができる

活用方法

・『ソウブレイズex』のスペックが高く、進化元である『カルボウ』を共有することができる点が好材料。また『炎エネルギー』は≪ドラパルト≫や≪リザードン≫と共有可能。様々な組み合わせを可能としている。
・≪ソウブレイズ≫は様々なエネルギーの採用が可能であり、炎タイプのポケモンに限らず、『テツノカイナex』の「ごっつぁんプリファイ」のように必要エネルギーが無色エネルギーを主としたポケモンをアタッカーとしたデッキに採用可能である点もプラスといえる。
・『ガラスのラッパ』『Nのポイントアップ』などベンチポケモンにエネルギーをつける≪グッズ≫がある点も可能性を感じさせる。

現環境での採用状況

・1月以降のシティリーグでは≪アルセウスVSTARデッキ≫で採用し、『3』デッキが入賞。『アルセウスVSTAR』の「トリニティノヴァ」を使用し、山札よりエネルギーをつけていく方法と「マグマの滝壺」を活用し、トラッシュのエネルギーを付けていく方法により、場にエネルギーを溜めていくプランとなっている。
・サブアタッカーとして『マフォクシーV』『かがやくリザードン』などFレギュレーションポケモンもいるが、『テツノカイナex』『ミュウex』なども採用されている。

今後の見通し

・『アルセウスV』はレギュ落ちとなる為、新たなデッキの構築が必要。『マグマの滝壺』のレギュ落ちは厳しいが『ルミナスエネルギー』は活用可能。新しいエネルギーやポケモンの登場により評価が上がる可能性はある!
・新レギュ当初からの活躍は難しい可能性が高いが、研究する価値はあると考える。≪ソウブレイズ≫はもちろんのこと≪ドラパルト≫や≪リザード≫≪ウガツホムラ≫との組み合わせなど、様々な可能性を探りたい。

活躍可能性★★(研究を要するが可能性あり)

②ブロロローム(ランブルエンジン)

1進化ポケモンながら強力な特性を有する

活用方法

・『かがやくゲッコウガ』のレギュ落ちにより、同様の役割を担う可能性があるポケモンといえる。
・現環境で上位に位置する≪ブリジュラスexデッキ≫はトラッシュにエネルギーを送る必要があり、相性は良い。
・雷タイプの『ブロロロームex』鋼タイプの『ブロロロームex』と『ブロロン』からの進化先の種類が多く、今後の環境次第で様々な選択が可能!

現環境での採用状況

・1月以降のシティリーグでは≪ブリジュラス≫で採用し、≪2≫デッキが入賞。現環境では『かがやくゲッコウガ』と併用して採用されている。
エネルギーが一般的な≪ブリジュラス≫と比較し1枚~2枚程度多く、入れ替え札が入っているのが特徴といえる。

今後の見通し

・強力な特性を有しているものの、≪1進化ポケモン≫であり再現性は高くない。新たなシステムポケモンの登場で採用率が減少する可能性はある。
・現環境上位の『ブリジュラスex』との相性は良好。当面は≪ブリジュラス≫で採用され、環境上位勢の中でしばしば見ることがあるだろう。

活躍の可能性★★★(新レギュ当初は一部での採用が予想される)

③イキリンコex(イキリテイク)

現環境でも多くのデッキで採用されている

活用方法

・『イキリンコex』は≪最初の自分の番に1回使える。手札を全てトラッシュし、山札を6枚引く≫ことができる特性「イキリテイク」を有している。序盤の安定感向上を図るだけでなく、≪後攻1ターン目≫から攻撃する再現性向上や≪エネルギー≫や≪ポケモン≫をトラッシュする為に活用することが多い。
・唯一無二の特性を有しており再現性向上のため≪2枚採用≫となっている構築もある。

現環境での採用状況

≪ルギア≫≪ソウブレイズ≫≪ブリジュラス≫≪レジドラゴ≫≪ミライドン≫≪ガケガニ≫≪タケルライコ≫≪トドロクツキex≫など幅広いデッキで採用されている。1月以降のシティリーグで≪38≫デッキが『イキリンコex』を採用し、優勝。多くの上位デッキで採用されていることが伺える。

今後の見通し

・現環境の『システムポケモン』の中で採用率が高く、今後も様々なデッキで採用されるだろう。一方≪HP160≫と低く、負け筋となることも多いことが課題。対面や手札状況に応じた使用の見極めが必要。
・≪ソウブレイズ≫≪ブリジュラス≫≪タケルライコ≫などは今後も環境上位に位置する可能性は高く、引き続き高い採用率となることが予想される。

活躍の可能性★★★★(引き続き高い採用率を継続。使用の見極めが重要)

④ミュウex(リスタート)

逃げエネ0・特性・技、全てが有能なexポケモン

活用方法

・特性「リスタート」は手札を3枚になるよう山札を引くことができる。終盤に強い山を作ることで必要なカードを手札に加えることに役立つ!
・≪逃げエネ0≫のたねポケモンであり、ターン開始時のバトルポケモンとして使用することで、容易にベンチポケモンとの入れ替えが可能。自ターンの選択肢を拡げることができる。
・「ゲノムハック」は相手のバトルポケモンのワザをコピーする効果。『リザードンex』の「バーニングダーク」など強力なワザをコピーできる。ただい、『ダブルターボエネルギー』がレギュ落ちとなるため、ワザの使用難易度は高くなってしまった。

現環境での採用状況

・1月以降のシティリーグで≪8≫デッキが『ミュウex』を採用し優勝している。≪ミライドン≫≪ウガツホムラ≫≪ディアルガ≫≪ソウブレイズ≫など幅広いデッキで使用されている。

今後の見通し

『ミュウex』は1枚で様々な目的に使用することが可能であり、採用のハードルは高くない。≪逃げエネ≫に関しては『ラティアスex』、特性「リスタート」に関しては『キチキギスex』の「さかてにとる」と重なる点が多いが、現環境では同時に採用されている構築も多い。役割が重なるカードがある中で≪デッキの枠≫次第で採用可否が変わってくるカードと考えられる。『イキリンコex』同様、負け筋となる可能性も高く、場に出すタイミングが重要といえる。

活躍の可能性★★★(様々なデッキで採用可能。優先順位は高くはない)

⑤ピィ(にぎにぎドロー)

エネルギーなしで手札補充できるワザをもつ

活用方法

・『ピィ』は≪手札を7枚になるように山札を引く≫ことができるワザ「にぎにぎドロー」をもつポケモン。エネルギーゼロで使用することができ、序盤の盤面構築時に使用することで手札の安定性を高めることができる。
・『ピィ』は逃げエネがゼロである為、ポケモンの入れ替えが容易となる。
・『ピィ』は非exポケモンであり、たねのexポケモン主体のデッキにおいてサイドをずらす為の壁役になり得る。

現環境での活用状況

・1月以降のシティリーグで≪1≫デッキが『ピィ』を採用し入賞している。採用デッキは≪レジドラゴ≫であり、新レギュレーションでは主ポケモンがレギュ落ちするデッキとなっている。
・『ピィ』はこれまで≪レジドラゴ≫以外にも≪リザードン≫や≪ドラパルト≫に採用されることが多かったが、『スボミー』登場後に採用率が減少。登場後≪ドラパルト≫はスボミー採用に変更。≪リザードン≫はシェアが大幅に減少した為、採用率が減少したものと想定される。

今後の見通し

・『ロトムV』のレギュ落ちに伴い、序盤の手札補充を目的に採用される可能性は十分にある。ただし『ロトムV』と異なり、ワザによる手札補充につき≪後攻1ターン目に攻撃するプランではないデッキ≫での採用が中心となる。その点においては『スボミー』と競合する部分は多く、環境の変化に応じ採用率が変化していくことが予想される。その他採用デッキとしては≪たねのexポケモン主体のデッキ≫であり、新規登場ポケモンを含め、新たなデッキの登場に期待したい。HP30と低く、≪ドラパルトex≫や≪ホップのザシアンex≫のワザで簡単に気絶してしまう点は留意が必要。

活躍の可能性★★(リザードンの復権や新デッキの登場が期待される)

⑥ピジョットex(マッハサーチ)

「マッハサーチ」は山札から好きなカードを加えられる強力な特性

活用方法

・『ピジョットex』は山札から好きなカードを1枚手札に加えることができる強力な特性「マッハサーチ」をもつポケモン。特性のおかげで1枚採用のキーカードを手札に加えられるため、構築の柔軟性を高めることが特徴。
・また『ピジョットex』および中間進化の『ピジョン(はばたく)』は逃げエネがゼロであり、ポケモンの入れ替えが容易となる点も評価できる。
・ワザ「ふきすさぶ」は『ダブルターボエネルギー』のレギュ落ちにより、使用難易度は高くなった。

現環境での活用状況

・1月以降のシティリーグで≪10≫デッキが『ピジョットex』を採用し、優勝している。採用デッキは≪リザードン≫≪ドラパルト≫≪テラパゴス≫
・『ピジョットex』へ進化する為には中間進化である『ピジョン』を経由するほか、『ふしぎなアメ』『偉大な大樹』を活用する方法がある。『スボミー』登場後は『ふしぎなアメ』が活用しにくくなったこともあり、結果的に『ピジョットex』の採用は減少傾向にあった。一方、採用率が低かった『偉大な大樹』の採用率は上昇傾向となっている。

今後の見通し

・『ピジョットex』の他、進化元の『ポッポ』や『ふしぎなアメ』、中間進化の『ピジョン』を採用する必要があり、デッキの枠を多く使用することはネックといえる。また『スボミー』登場以後、『ふしぎなアメ』は活用しにくく採用は減少傾向にあり、新レギュ環境においても同様の状況が続く可能性はある。ただし環境変化による≪リザードン≫の復権や『マナフィ』レギュ落ちによる≪サザンドラ≫のシェア増加により、『ピジョットex』を採用するデッキの採用率が増加する可能性も十分にある。≪確定サーチ≫の特性をもつ唯一無二のポケモンであり、今後も環境上位での活躍が期待される。

・活躍の可能性★★★★(環境次第だが唯一無二の特性。活躍が期待される)

⑦ネイティオ(アカシックセンス)

エネ加速とドロー効果を併せ持つ特性を有する

活用方法

・『基本超エネルギー』限定ではあるが、≪エネ加速≫と≪ドロー効果(山札2枚)≫の効果を併せ持つ特性をもつ。
・現環境では環境上位の≪ドラパルト≫の一部で採用されている。同デッキはエネルギーの採用数が少なく、エネルギーを加速する手段として活用されている。

現環境での活用状況

・1月以降のシティリーグで≪4≫デッキが『ネイティオ』を採用し、入賞している。採用デッキは全て≪ドラパルト≫となっている。
・現環境で『超エネルギー』といえば≪サーナイト≫が君臨しており、超タイプ中心のデッキにおける採用が見られない結果となった。

今後の見通し

・≪ドラパルト≫はレギュ落ちの影響が少なく、新環境においても環境上位に位置することが予想される。≪ドラパルト≫の構築における『ネイティオ』の採用は現時点では高くない。『ネオラント』『ロトム』『ワタル』のレギュ落ちにより『アカマツ』による≪エネ加速≫の再現性は低くなることが想定され、『きらめく結晶』に加え『ネイティオ』を採用する型が増加する可能性はある。また新カード『リーリエのピッピex』は超エネルギーと無色エネルギーの2枚が攻撃条件となっており、同カードを採用するデッキへの採用も検討できる。これまでは≪ドラパルト≫一択であった『ネイティオ』であったが、≪エネ加速+ドロー効果≫の特性をもつシステムポケモンとして超タイプを採用する別のデッキでの採用が期待される。

・活躍の可能性★★★(ドラパルトとの採用増加に期待。研究次第で別デッキでの採用も期待される)

⑧オトシドリex(ファストキャリー)

現環境ではあまり採用が見られない

活用方法

・「ファストキャリー」は先攻1ターン目で使用することが可能なワザであり、≪山札からたねポケモンを3枚までベンチに出す≫効果となっている(非常に強力なワザではありませんか!?)
・「シャドーウインド」は無色エネ3つが攻撃条件。130ダメージと同時に≪ついているカードとともに手札に戻すことができる≫効果をもっている。

現環境での採用状況

・現環境での入賞デッキにおける採用は≪ゼロ≫という結果となった。

今後の見通し

・登場以後目立った活躍はなく、採用が爆増することは期待できない。ただし「ファストキャリー」は強力なワザであり、先行1ターン目の使用に関する再現性を高められれば、採用する価値は十分にあるものと考える。『ピィ』の「にぎにぎドロー」と異なり、無色エネルギー1枚が使用条件であり、エネルギーの手張りとバトル場に出すことが条件となってくる。『ジェットエネルギー』や入れ替え札が多いデッキでの採用が期待される。

・活躍の可能性★(相当な研究を要する。本記事内の大穴システムポケモン)

⑨テツノツツミex(ハイパーブロア)

相手のバトルポケモンを入れ替える特性を有する

活用方法

・『テツノツツミ』は相手のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える特性を有するポケモン(バトル場に出すポケモンは相手が選択する)壁役となるポケモンを入れ替える手段や序盤にベンチに隠れているキーポケモンの呼び出し手段などで活用されている。
「れいきゃくジェット」次の相手の番、進化ポケモンがワザを使うことができなくなる効果があることも頭の中に入れておきたい。

現環境での採用状況

・1月以降のシティリーグで≪37≫デッキが『テツノツツミ』を採用し、優勝している。採用デッキは≪ブリジュラス≫≪ミライドン≫≪ソウブレイズ≫≪ウガツホムラ≫≪ロスト軸≫≪レジドラゴ≫≪ドラパルト≫≪ルギア≫≪ガケガニ≫など多岐にわたる。

今後の見通し

・『テツノツツミ』は≪非exのたねポケモン≫として採用難易度は低い。新環境では『リーリエのしんじゅ』が登場。≪しんじゅ≫がついたバトル場のポケモンを入れ替える手段としても活用が見込まれる。現環境でも幅広いデッキに採用されているが、環境上位の≪ブリジュラス≫≪ソウブレイズ≫≪ドラパルト≫などに加え、≪タケルライコ≫での採用も期待され、同デッキの数が増えることで更に採用率が上昇することが期待される。

・活躍の可能性★★★★★(多くのデッキに採用されることが予想される)

■さいごに

いかがでしたでしょうか?すでに環境で使用されているポケモンから環境上位では見られないポケモンも紹介致しました。レギュレーションの変更で評価が上がるポケモン、下がるポケモンが出てくると思います。ぜひ参考にしてみてください。

いよいよレギュレーション変更当日になりましたね!(投稿日は1月24日)
とはいえ新しいカードが手に入らない方も多いのではないでしょうか?(筆者は抽選で多数敗戦)
まずは手元にある『システムポケモン』を改めて見直し、新たな環境に向け≪デッキビルド≫してみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました。
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Yu
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