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【全文無料】ブリジュラスex(シティーリーグトナメ進出デッキ分析)

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■入賞数・シェアの推移

シェア数は増加傾向にある

シェア数は増加傾向。また直近ではトーナメント進出後に高い勝率を誇る(ベスト4以上の比率が高い)など、上位勢と相性が良いデッキであることが予想される。

■ブリジュラスexデッキとは

1進化ポケモンの中で圧倒的な耐久力を誇る!

特性「ごうきんビルド」

『ブリジュラスex』は特性「ごうきんビルド」を有しており、進化時にトラッシュから基本鋼エネルギー2枚を自分の鋼ポケモンに好きなようにつけることができる。攻撃技「メタルディフェンダー」は鋼エネルギー3枚が必要となるが、特性「ごうきんビルド」により手張りと合わせ1ターンで攻撃に必要なエネルギーを準備することができる。また本特性を活かし、『オリジンディアルガVSTAR』の「スタークロノス」に必要なエネルギーを準備することで、一気に局面を打開することも可能としている。

環境の立ち位置

高い耐久率を誇る『ブリジュラスex』デッキは、現在シェアトップである『ドラパルトex』に対し、優位であると考えられる。『ドラパルトex』の攻撃では一発で気絶されることは少なく、『フトゥー博士のシナリオ』や『ポケモン回収サイクロン』を使用し、受けたダメージを受け流すことが可能(※『サマヨール』の「カーストボム」は要警戒)『サーナイトex』に対しては明確に優位を取れているとは言えないものの、「ジャミングタワー」を使用することで「ワザマシンエヴォリューション」や「勇気のおまもり」などを無効化することが可能。その他≪HP220以下≫のポケモンVやポケモンexを主体とするデッキや『ブリジュラスex』をワンパンできないデッキに対しては優位であると考えられ、現環境では立ち位置が良いデッキといえる。

苦手対面としては『ソウブレイズex』や『サーフゴーex』が挙げられる。『ソウブレイズex』は≪HP270≫と高く、最終局面では300ダメージ以上の火力を出すことが可能。また炎タイプのポケモンであり、「メタルディフェンダー」を使用していない鋼ポケモンは弱点を突かれてしまう。『サーフゴーex』も≪HP260≫の1進化ポケモンであり、耐久力と青天井の攻撃力を有しており、苦手対面といえる。

『ブリジュラスex』デッキは安定性で勝負する型と『オリジンディアルガVSTAR』の攻撃力とVSTARパワーで局面を打開する型の大きく2つの型が存在する。後述では各カードの採用状況を確認していく。

■採用カードの変動

主なポケモン(採用率25%以上)

CL大阪前後の採用率を掲載 

『ブリジュラスex』は以前は3枚採用も目立ったが、直近では4枚採用が基本となっている。『ジュラルドン』は技「ぶちかます」をもつ『ジュラルドン」の採用が基本。「ぶちかます」は鋼エネルギー1枚で30ダメージを与えることができ、『スボミー」を一撃で撃破できる点が強い。また『ジーランス」を採用することで『ブリジュラスex』が『ジュラルドン」の技「レイジングハンマー」を使用することが可能。「レイジングハンマー」は素点80に加え、このポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージを与えることができ、状況次第では大ダメージを与えることが可能。またこの技が存在することで中途半端なダメージを与えられず相手の選択肢を狭めることができるなど、『ジュラルドン(ぶちかます)』と『ジーランス』の採用が基本となっている。また『かがやくゲッコウガ』や『キチキギスex』は直近採用率は100%。大阪CL後『ディアルガ採用型」のシェアが増加したものの、直近では採用率が減少。一方、『テツノツツミ(ハイパーブロア)』『ネオラントV』『イキリンコex』などの採用率は増加傾向にあり、再現性を重視する使用者が増えていることが伺える。

採用率が低いポケモンを掲載

CL大阪後に構築の標準化が進み、その他ポケモンの採用は減少傾向。サブアタッカ―候補の『ストライク』の採用率は減少。また四天王決定戦で話題となった『スターミー』の採用も直近ではゼロとなった。直近では『ルチャブル(フライングエントリー)』『マシマシラ(アドレナブレイン)』を採用する型がでてきている。

グッズ

グッズの採用率を掲載

グッズについては大きな変動はなし。≪ポケモン≫や≪エネルギー≫に繋がるカードの採用が中心。また『夜のタンカ』を4枚採用する構築が基本となっている。

ポケモンのどうぐ

ポケモンのどうぐの採用率を掲載

ポケモンのどうぐは直近は採用なし。スタジアム『ジャミングタワー』を有効的に使用する為にポケモンのどうぐの採用は限定的となっている。

サポート

サポートの採用率を掲載

サポートに関しても直近では標準化が進んでいる。『博士の研究』『ボスの指令』は4枚採用が主流。その他『ナンジャモ』を3枚採用し、安定して山札を進めていくことができる構築が目立つ。また『フトゥー博士のシナリオ』が≪100%採用≫となっており、耐久力を活かした戦い方が主流となっている。その他『オリジンディアルガ』採用型に関しては『ネジキ』を採用。『オリジンディアルガ』採用型の減少に伴い『ネジキ』の採用率も減少傾向にある。

スタジアム

スタジアムの採用率を掲載

スタジアムは『ジャミングタワー』の採用が主流。採用枚数も徐々に増加傾向にあり、最大枚数である4枚採用の構築も出現。

エネルギー

エネルギーの採用率を掲載

エネルギーは『基本鋼エネルギー』が9枚~10枚採用が主流。『マシマシラ』採用型は『基本悪エネルギー』を1枚採用。『オリジンパルキア』採用型は『基本水エネルギー』を採用。ともに現時点では採用率は限定的。

ACE SPEC

ACE SPECの採用率を掲載

ACE SPECは『ブリジュラスex』の耐久力を活かす為、『ポケモン回収サイクロン』の採用が主流。その他攻撃力を補う為の『マキシマムベルト』の採用も一定数存在する。

■今後について

『ブリジュラスex』は現環境シェアトップの『ドラパルトex』とも相性が良く、CL大阪優勝後にシェア伸ばしてきました。残り2週間の現環境下ではシェア10%前後を維持するものと予想されます。またレギュレーション変更後も『かがやくゲッコウガ』『オリジンディアルガ』のレギュ落ちにより一定の影響を受けるものの、影響はその他デッキに比べ少なく、今後も環境上位に残ることが予想されます。
また『ホップのザシアン』など新たなパートナーが出現するなど、形を変えていく『ブリジュラスex』デッキ。新レギュレーションでも注目していきたいと思います!

■さいごに

みなさま、あけましておめでとうございます。
いよいよレギュレーション変更が近づいてきましたが、現環境でシティーリーグに臨む方も多いと思います。残り2週間は現環境を引き続き分析していければと思っています!

1月11日~12日の採用状況は以下にて公開済です。是非ご覧ください!

さいごまでご覧いただき、ありがとうございます。
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Yu
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