
【全文無料】サーフゴーex(シティーリーグトナメ進出デッキ分析)
✓ シティリーグ(トーナメント進出デッキのみを集計)
✓ 上位進出数が増加しているサーフゴーexを分析
✓ トナメ進出デッキを分析し、上位デッキの傾向値を知ろう!
✓ 各採用型のサンプルデッキを掲載
✓ 全文無料でご覧いただけます
■トーナメント進出数の推移

■サーフゴーexデッキとは

青天井技「ゴールドラッシュ」
・『基本鋼エネルギー1枚』で攻撃が可能。手札から基本エネルギーをトラッシュした数×50をバトルポケモンにダメージを与えることができる。青天井のダメージを与えることができる技を有しており、HPの高い相手を一撃で気絶させることができる。
山札の進め方
・『サーフゴーex』は特性「ボーナスコイン」を有しており、特性で山札を進めることができる。またエネルギーを多数採用することから『かがやくゲッコウガ』の「かくしふだ」との相性も良く、山札を進めることができる。また『キチキギスex』や『ポケストップ』の採用率も高く安定的に山札を進めることができることが特徴といえる。「ボーナスコイン」で手札がドンドン増えていき、使用して楽しいデッキである。
環境内の立ち位置
・『サーフゴーex』は1進化ポケモンかつ1エネで攻撃が可能であることから比較的再現性の高いデッキと考えられる。また≪HP260≫は一撃で倒すことが難しいHPラインであり性能も高い。また『エネルギー転送PRO』の登場により、2ターン目から安定的に大ダメージを与えることができる構築が可能となった。3回の攻撃で≪2-2-2≫とサイドを取ることができ、環境上位の『タケルライコex』など≪サイド2≫のポケモンを中心としているデッキが得意デッキといえる。1ターン目を≪サイド1≫のポケモンのみで構成することで、相手に4回の攻撃≪1-2-2-2≫を必要とさせること(サイドの取られ方)が重要となっている。
・一方、≪サイド1≫のポケモンを中心としているデッキは苦手デッキといえる。特に『かがやくリザードン』は≪サイド1≫のポケモンであると同時に1撃で『サーフゴーex』が倒されてしまう為、天敵といえる。また、トラッシュされたエネルギーを再利用することが前提となっており、特性「ねんきんコロニー」をもつ『リククラゲ』が場にいると、トラッシュからエネルギーを手札に加えることができず、攻撃が続かなくなる為、最大の天敵といえる。
・直近では『トゲキッス』を採用する構築が目立っている。これは前述の≪サイド1≫のポケモンを主流としているデッキへの対抗策となっており、『サーフゴーex』のトナメ進出数の増加に大きく影響していると考えられる。
■採用カードの変動
コレクレー

『コレクレー』は≪HP70/逃げエネ2/ちいさなおつかい≫の採用が中心。『ドラパルトex』の「ファントムダイブ」を耐えることができるHPであることが理由と考えられる。「グッズロック」の『スボミー』が登場後は、≪逃げエネ1≫の『コレクレー』の採用が優先されるのでは、と考えている。
システムポケモン

・『かがやくゲッコウガ』『キチキギスex』は大半のデッキで採用されている。その他のポケモンは環境や使用者の考え方次第であることが伺える。
サブアタッカー

・11月上旬では『パルキアVSTAR』が主流であった。『パルキアVSTAR』を採用する場合は『かがやくゲッコウガ』の「げっこうしゅりけん」を使用することができ、HPの低いポケモンへの対応策として有効。また『サーフゴーex』デッキは「VSTARパワー」の活用方法が少なく、無理なく「スターポータル」を使用できるなど相性は悪くない。『ハッサム』は「パニックシザー」(素点10+相手の場の特性を持つポケモンの数×50ダメージ追加)という強力な技を鋼エネルギー1枚で使用することができ、特性持ちのポケモンが多数採用される環境下において、優秀なアタッカーといえる。また進化元の『ストライク』は逃げエネが≪ゼロ≫であり進化元も優秀。一方で『トゲキッス』型の増加に伴い、≪サブアタッカー≫の採用は減少傾向にある。
ヨノワールライン

・『サーフゴーex』における『ヨノワール』は手札のエネ不足による攻撃力の補足手段や『ツツジ』や『カウンターキャッチャー』を使用する為にサイドをずらすことなど、様々な手段で使用ができ相性が良い。しかし『エネルギー転送PRO』の採用が増加した為、エネ不足が減ったこと。また『トゲキッス』を採用する型が増えたことから採用数は若干ではあるが、減少傾向にあるものと考える。
トゲキッス

・『トゲキッス』は「ワンダーキッス」(相手のバトルポケモンが気絶するたびにコインを投げオモテの場合、サイドを1枚多くとる)特性をもっており、全てオモテが出れば、2回の攻撃で勝利することが可能に。また≪サイド1≫のポケモンを倒した場合でも≪サイド2≫を取ることができる可能性があるなど相性は非常に良い。『トゲキッス』採用の型が定着してきたことが、『サーフゴーex』のトナメ進出数の増加に繋がっているものと考えられる。
主なグッズ

主なサポート

『ナンジャモ』の採用率は減少。手札干渉は『ツツジ』が主流
主なスタジアム

エネルギー

ACE SPEC

■サンプルデッキ
トゲキッス採用型

ヨノワール採用型

トゲッキス・サマヨールのダブル採用型

パルキア型

ハッサム型

■今後の予想

・『サーフゴーex』に限らず、『スボミー』の出現は少なからず影響を与えてくることが想定される。『サーフゴーex』としては①後攻1ターン目に攻撃手段がなかった点②エネ採用率が高く『スボミー』をバトル場に出す再現性が高い点(この場合は≪逃げエネ1≫の『コレクレー』の採用が優先される)③≪サイド1≫を取られることに大きな支障がないことなどから相性は良いものと考えています。『スボミー』登場後は現状の採用に加え、『スボミー採用型』が出てくることが想定されます。
・『スボミー』採用の有無に関わらず、『トゲキッス』採用型は幅広いデッキに対応できる構築となっており、引き続き環境で活躍されることが期待されます。
■さいごに
・『サーフゴーex』は筆者がシティS1決勝戦にて敗戦した相手であり、注目していたデッキとなっています。S2に入り『トゲキッス』の採用が目立つなど更なる進化を遂げています。本データや文書が使用する方、対面する方の参考になれば幸いです。
さいごまでご覧いただき、ありがとうございます。
読者の方々の反応が執筆の原動力となります!
よろしければ『スキ』や『シェア』をお願いいたします。
いいなと思ったら応援しよう!
