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神奈川のタクシー会社が16名新卒採用できた話

2021年卒、16名入社!

本当に嬉しい限り。 思い返せば、悪戦苦闘の道のりでした。。

ここまで来るのに、色んなことあったので時間ある人は読んでください!

2019年卒 契約

部長が新卒をやると宣言をする。
当時僕は人材会社で働いていて、たまたま部長の電話を取った。

そこでアポ日が決まり、訪問することに。

考えてみたら、あのとき受電をしなければ今の縁はない。
電話を取るのはめんどくさいけど、良かったと心から思う!

そして訪問、、

「新卒を取りたい!」「若い力が必要だ!」
部長から熱い思いをお聞きした。

しかも、学校にも電話をかけている。とお聞きして
「スゲーーーやる気あるな!この会社。」と思ったのが第一印象でした。

タクシー会社でも神奈川なら新卒が取れる。
東京は、日本交通さん、国際自動車さんの2大巨頭。(この牙城を崩すのは難しい)
→この2大巨頭の下にも、イケイケなタクシー会社があるので東京で新卒ドライバーを取るのは鬼のように厳しい。

その点、神奈川ではコレと言った新卒採用をするタクシー会社が無い。
なのでタクシー業界を志望する神奈川県民の学生は東京で就職をする。

てことは、#地元ではたらく #神奈川 を打ち出せば採用できるでしょ!と考えた!!
単純な発想で、神奈川に住んでる学生にタクシーの魅力さえ伝えれば採用出来る!!
浅い考えだけど当時、自分のヒラメキは天才だと思った(笑)


その後、10名取りましょう!とか大きいこと言って契約を勝ち取ったわけだが、
内心「タクシー会社で新卒取れるの?」という不安にもかられた。

19年卒の10月に新卒採用をスタート

奇跡的に19年卒で1名採用が出来た。
たまたま、合説で声をかけたのがキッカケで採用までつながった。

一点問題なのは採用をした学生はドライバー職ではないこと。
あくまで経理職に興味を持ち、入社をしたので真の採用は出来たとは言えない、、

でも、採用シーズンの終盤である10月から初めて1名採用出来たのは大きな功績。
20年卒は3月(はじめ)から採用活動がスタートできるので、「採用出来ますよ!10人くらい取れるんじゃないですか?(オラッ!!)」
とか言ってみたりもした。

(この言葉が自分の首を絞めることになるとは、、泣)

20年卒

3月に学生が沢山きて、幸先の良いスタートが切れる。
結果、5名の内定承諾を獲得。

ところが、

1人また1人として辞退をして、10月の内定式では1名しか残らなかった。ここで、この1名が辞退をしたら20年卒は0になる。

やばい。。 まじで残ってくれ!(アーメン)

案の定悪いことは大体的中するもの。

最後に残った学生は辞退した。。

そこから、部長とは2週間近く音信不通になった。
(僕の声が聞きたくなかったのであろう。。)

何とか、しつこいのが得意の僕は電話をしまくり21卒もやりましょう。となる。
(1日5回は電話をした笑)

20卒と同じことをしたら、同じ結果になることは明白。
しっかり反省をして対策を練らなければいけない。

辞退者が出ることに原因がある、
失敗をした原因はこれ↓

①説明会→面接→内定 (卒業までに学生と会うのは2回)

→これは、学生も不安になるわけだ。
1回しか面接をしてないのでこの会社に入社をする苦労をしない。
そして内定後は、ほったらかしである。単純に接触回数が極端に少ないので、学生が不安になり辞退してしまった。

 学生は不安になってしまう。。
「この会社に入社して大丈夫だろうか、、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」みたいな、、

よく恋愛と就活は似ていると言うけど、確かにその通り。
 恋愛は学校、職場で生まれることが多い。理由は接触回数が多いから。新卒採用も同じ理論で学生と接触回数を増やせば、承諾してくれる率が高くなる。

21卒は、下記のフローでやることに↓

説明会→一次選考→最終選考→内定→内定者面談→内定者研修(都度)

(会うのは4回以上)学生には苦労をさせ、内定後も研修に参加させる。接触回数も多くなり、不安に陥ることを最小限にさせる。

②打ち出し

20卒では神奈川県に住んでいる学生にタクシーの魅力を伝えるだけでは採用が出来なかった。本当に反省。甘い考え。

21卒の打ち出しはどうしよ。。( ;∀;)
タクシー業界は良くも、悪くも規制に縛られていて、新規でタクシー会社を起業するのは極めて難しい。ていうか、ほぼ無理である。

新規参入がないので、企業間の競争もない。
「ペーパーレス」、「働き方改革」、「リモートワーク」「SDGs」
何て言葉も関係の無い業界である。

だったら、「私たちから業界を変えれば良いんじゃないか!!」

そこで考えた!!

「タクシー業界を変える」
この打ち出しで21卒を挑もう。

口先だけでは無くて、実際にタクシー業界変革のために取り組む。

タクシーアプリの導入。AIを活用した新たな試み。キャッシュレス対応などなど  まずは出来るところから変えていく!

21卒

背水の陣で挑んだ21年卒。
この頃、僕は前職を辞めて、ご縁がありこの会社に業務委託で働くことになった。

新型コロナの影響で頼りにしていた合同企業説明会が全て吹っ飛んだ。
「あ、、、終わった。。」って心の中で100万回つぶやいた。。

ところが、採用フローの見直し、打ち出しが功を奏して21卒は16名採用が出来た!!

ここで面白いのが、20卒の反省を生かして21卒はうまくいったけど、新たな課題もたくさん発生した。

「もっと、こうすれば良かった。」「こうしたら上手くいったのではないか」反省点は沢山。

新卒採用は毎年あるイベントなので、次年度に生かせることが良い。

鬼滅の刃で煉獄さんが死んだときにタンジロウが「一個出来るようになっても、また壁が立ちはだかる」的なことを言ってたのを思い出す。。(笑)

半信半疑で始めた新卒採用が初めて形になるのが入社式。


画像:実際の新入社員
すごーーーく嬉しかった!

しかも、入社した方たちの志望理由が

「ホスピタリティを持ってお客さんを乗せたい」
「タクシードライバーを子供の夢にしたい」

入社理由は人それぞれだけど尊敬するくらい素敵です!


タクシー会社は超高齢化が進んでいる。
そのため「若い力」「若い考え」「若い行動」を欲している。
若年層の人がいれば、活気がつく。会社は元気になる。


もちろん、業者さん、社内の協力が無ければ出来ないもの。
感謝!(謝謝!)いつもご贔屓にありがとうございます!!

16名が会社で大きく活躍してくれることを期待してます♪

頑張れ!!未来のHOPE!!

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