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バックパッカー体験記⑥【マニラ:スモーキーマウンテンで感じたこと編】
目的地である、スモーキーマウンテンに行った!
まず、行く前にホテルの人からは「あそこはスラムだから気をつけろ!」と言われる。睡眠薬を飲まされた次の日だったこともあり、今回はしっかり用心しようと決める。
余談ながら、スモーキーマウンテンを説明します。
スモーキーマウンテンについて
場所はマニラのトンド地区。マニラ中心部から車で30分くらいの場所だ。
名前の通り、スモーキーマウンテンはマニラで大量に出るゴミの最終到着地で、そのゴミ山から出るメタンガスによって自然発火が起こり、煙が出ている。そのことから「スモーキーマウンテン」と名付けられた。
ゴミの中から鉄・缶・瓶を拾いジャンクショップに行き生計を立て生活をしている生活困窮者が集まる。そうすると、スモーキーマウンテンはスラム化をしていった。
フィリピンの貧困の象徴的な場所である。
今ではゴミ山は閉鎖されたものの、まだまだゴミが沢山あるのが現状だ。
生活するひとたち
ゴミの中には注射器など危険なものが沢山ある。。
炎天下の中ゴミを拾っている子どもを見つけた。素手でゴミを触っている。刺さったりしたら、凄く危ない、、
子どもは慣れたような手つきでゴミをさばき、お金になりそうなものは拾う。日本では、まずこんな光景を目にすることはない。
画像 ゴミを拾いお金に換える子ども
笑顔があふれる
スモーキーマウンテンは、ほぼ貧困層である。
一軒、家に訪問をしてみた。もちろんタガログ語なんて1ミリもわからない。インドシナ半島の旅を通して現地人と触れ合うのに大切なことは言葉じゃないと知っていた。
訪問した先の家の方々はみんな笑顔で溢れていた。
とびっきりの笑顔。顔がクシャクシャになるくらいの笑顔で外国人の僕を迎え入れてくれた!!
訪問した家で飯も食わせてくれた。(まったく口に合わなかったが、、笑)
お返しに「ぷっちょ」をあげた。そしたら、また笑顔を返してくれた。
そして、最後に思った。。
画像 ぷっちょをあげたら100点の笑顔で返してくれた!
画像 訪問した家の人たちは明るい様子
貧困とはナニ(・・? ものを欲しがってばかりの僕の方が貧困ではないのか? 貧困は心で決まるのではないのか? とか色々考えた。
スモーキーマウンテンに住む人は貧困では決してない。私たちより衣食住は圧倒的に足りてないけど、私たちより心は豊かであると感じた。
画像 めっちゃ良い笑顔だったので写真とった!
次回バックパッカー体験記⑦【バックパックした国を超絶簡単に感想してみた編】