とりとめ日記(117)すごい人出ですこと

二月某日。先日見た『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』を脳内反芻し、噛み締める。
本編全て美しい映像で、飽きることなく楽しめた。ジョニデの枯れた色気は、最愛王の二つ名にふさわしかった。彼は無言の演技が最強だと思う。
ハプスブルク好きとしては、のちのルイ16世(王太子)とマリー・アントワネットの人物設定が最高だった。
王太子オーギュストは史実に寄せて、高身長かつ美少年そして無口だけど実直で誠実だったし、マリー・アントワネットは肖像画からスカウトしてきたのかと疑うほどそっくりで可憐で素直な少女だった。もう一度観たい。

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