2024.11.28:人生が変わった瞬間、音楽を始めようと思った時のこと


2024.11.28

仕事はリモートワークが許されているが、気分転換がしたくて出社した。やはり家よりスイッチが入る気がする。

夜は会食の予定があり、練馬へ。練馬には久しぶりに来た。

俺が音楽を始めたキッカケはノッツさんという方だ。高校生の時に彼の楽曲を知り、それまでミュージックステーションに出ているような音楽しか知らなかった自分にとって、地方在住のサラリーマンがこんなに素敵な曲を書いているということが衝撃だった。
音楽なんて選ばれし者しか出来ないものだと思い込んでいたが、大学生になったら絶対に軽音楽サークルに入って、自分も始めようと決意した。
彼はサラリーマンでありながら、曲を作って歌って、マンガを描いて、自分でMVも作っていた。インターネットラジオも配信していて、北海道に住む高校生の俺は、聴き方を一生懸命に調べて、聴こうとしたものだ。
CD化されていないデモ音源やセッション音源も全て、ホームページからなんとか録音して毎日MP3プレーヤーで聴いていた。初めてギターで弾けるようになった曲は、ノッツさんがYouTubeでカバーしていたスピッツの冷たい頬だし、初めて曲を作った時はノッツさんの曲のコード進行を真似した。

そんなノッツさんのバンドメンバーの一人に、誘っていただいての会食だった。
あの頃、インターネットの奥に実在するはずの未だ見ぬ存在に想いを馳せていた高校生の自分に教えてあげたい。君は突然上京して、憧れていたノッツさんにも会えるし、ノッツさんのバンドメンバーとご飯にも行けるし、なんならスタジオで演奏を合わせることも出来るのだと。
嘘みたいな本当の話である。
叶えられていない夢なんてまだまだ無数にあるけれど、俺にとって東京はずっと夢の街だ。札幌でも奇跡の出会いは沢山あったけれど、この街では想像もつかないことが起こりすぎる。

色んな話をしていただいた。そのどれもが、夢のようだが現実であった。色々と話をしながら、改めて今の俺がいるのは、ノッツさんの音楽と出会えたからだと実感した夜だった。

それはそれとして、行った中華は美味しかった。また今度行くとしよう。

久しぶりに始めた「メギド72」に生活を蝕まれている。
ゲームって俺に相性が良すぎて相性が悪すぎる。無限に出来てしまう。生活に支障が出るので、もっかい消そうかな…。

真夜中にゲームをしていたら、また寝落ちた。
さいきん意味もなく夜更かしをすることが増えている。やるべきことは無数にあるというのに。
規則正しさも良いがそれ以上に怠惰が好きだから、楽な方に流れてしまいがち。心ある機械になりたい。色んなことに心を動かしながら、やるべきことを機械的にこなせる存在になりたい。

いいなと思ったら応援しよう!