2025.02.13：マフィアとルアー

2025.02.13

配信中のフリクリをちょっとずつ観ている。遠くに住む友達にオススメされたのだが、確かにその友達の匂いがした。
その子には色んな作品を教えてもらっていて、いくつか読んだり観たりしているんだけど、どれからもなんとなく同じ匂いを感じる。

その子にオススメされて買ったマフィアとルアーを読み返した。TAGRO先生の短編はゾッとするくらい肌に合う瞬間がある。体験していない物語から知っている感情に巡り会う。マンガが好きだった理由を思い出した。

マフィアとルアーに収録されている短編「トラベリングムード」を元に作られた、whooさんのトラベリングムードを聴いていたら少しセンチメンタルになってしまった。まったくあの頃に戻りたくはないけれど、10代の頃のエネルギーだけが溢れていて息苦しい時代を思い出した。

whooさんは音楽活動を辞めて、今どこで何をしているのだろうか。SNSの誕生によって、会ったこともないのに一方的に知っている人が増えた。SNSの先にも人生がある。願わくば、祝福ある暮らしをおくっていてほしい。