'24-'25シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第7節(バイエルンvsシュツットガルト)


Guten Tag!!!

我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

今節は日本人選手であるチェイス・アンリ擁するシュツットガルト(VfB)を
アリアンツ・アレーナに迎えて対戦し、4-0で勝って再び上昇傾向と
なるであろうことが期待できそぅな結果をホームで得ることができました。
※試合は現地時間10/19(土)に開催されました。

バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■伊藤洋輝(ケガ)
■ヨシップ・スタニシッチ(ケガ)
■サシャ・ボエ(ケガ)
■ジャマル・ムシアラ(ケガ)

さて試合の方ですが、
シュツットガルトボールでのキックオフでしたがバイエルンが早速ボールを
奪い返すと前半3分には自陣左サイドでデイヴィスがドリブルを開始して
シュツットガルト陣内まで持ち上がると逆サイドでどフリーで上がってきた
オリーセめがけてサイドチェンジのパスを送ります。
これがオリーセが頭で触れるも流れてしまったボールをゲレイロが拾い、
後方から上がってきたニャブリがパスを受けて右足でシュートを放つものの
ボールは枠の外へ流れて行ってしまいます…が、バイエルンがホームで
いつも通り相手をポゼッションで上回る支配的なゲームが期待されそうな
ワンシーンでありました。

しかし、前半5分にバイエルンにアクシデント発生。
中盤でリーデルとハイボールを競り合ったパヴロヴィッチがジャンプから
着地の際に肩から?地面に落下してしまい、治療の為に一旦ピッチを離れ
るもののその後プレー続行と判断され、ジョアン・パリーニャとの交代を
余儀なくされてしまいます。
※この後パヴロヴィッチは鎖骨骨折?でしばらくの間離脱する羽目に
 なってしまいました…。

ただ、だからと言ってバイエルンのプレーの質が落ちる訳ではありません。
その後も巧みにボールを支配して崩しの糸口を探すバイエルンは前半11分、
右サイドでミュラーがボールを持つと、シュツットガルトのハイラインを
突いて裏のスペースへケインが飛び出したところにミュラーから
スルーパスが通るとパスを受けドリブルでPA内まで侵攻したものの、
最後までルオーがマークについており、ゴール前まで上がってきた
ニャブリに対して送った低空クロスは的を外してチャンスを逸して
しまいます。

ただ、中盤になってもシュツットガルトに主導権を奪われることなく、
引き続き相手を攻め立てるバイエルンは前半20分には右サイドでミュラーが
ゴール前にクロスを送るとこれに反応した、ここ2試合無得点のケインが
ヘディングシュートを放ちますが、これは力なくGKニューベルに抑え
られてしまいます。
一方ここまでバイエルンの守備はシュツットガルトに決定的なシュートを
許しておらず、守護神ノイアーがあまり大変なシーンは見られませんが、
この日シュツットガルトの初シュート?をリーデルが放つとこれも
ノイアーの正面に飛ぶにとどまり、がっちりキャッチングで抑えます。
ちなみにシュツットガルトは前節対戦したフランクフルトに比べると、
引いてブロックを作ってカウンターといふよりも、バイエルン同様
前輪駆動型でハイラインを敷いて臨んでくることからバイエルンとしても
比較的裏を狙いやすい戦い方をしてきています。

終盤に入り、時折シュツットガルトが巧みなパスワークからバイエルン
陣内でプレーする機会が増えたりするような気もしましたが、
バイエルンもウパメカノとキム・ミンジェを中心としたガッチリとした
守備でシュツットガルトに決定的なシュートを打たせることは少なく、
しかしバイエルンも相手の守備に阻まれ決定的なシュートを打つことが
できず…前半はお互いにスコアレスで終了します。
後半へ続く…。

さて後半。
バイエルンがパヴロヴィッチの負傷退場を受けての交代以外は両チーム
ともに後半開始に際しての交代はなくキックオフとなりますが、
前半に引き続きボール支配率でシュツットガルトを上回るバイエルンが
早速相手陣内でプレーする割合が強いです。
後半6分には右サイドで裏へ飛び出したニャブリがゲレイロからの
スルーパスをPA内で受けるとゴール前に低空クロスを送ったところに
フリーで飛び込んできたケインがスライディングしながら合わせようと
試みるも僅かにボールに触れた程度で枠には収まらなかったものの、
決定機を迎え、しかも前節前々節に比べ確実にゴール前でボールに触れる
機会が増えているケインのゴールの期待が高まります。

これに対してシュツットガルトは後半9分、自陣から前線へロングボールを
送るとデミロヴィッチとウンダフでボールをキープすると、
PA外ながらフリーとなったデミロヴィッチが右足でシュートを放つも
ここはバイエルンもキム・ミンジェが懸命なブロックでコースを外すも
こぼれ球を拾ったレヴェリングが粘ってキープして再びゴール前にクロスを
送ったところでパスを受けたヴァグノーマンがフリーでシュートを放ち
ますが、これも決定機だったもののボールはクロスバーを越えて
シュツットガルトの先制とはなりません。

長い時間スコアレスが続いた試合ですが後半12分、
バイエルンがシュツットガルト陣内左サイドで相手とボールを奪い合い、
最終的にキミヒがボールをキープするとPA外ながらゴール前30m辺りの
地点でフリーのケインへパスを送ると、ケインはそこからシュートコースを
見出したのか、右足を振り抜いてグラウンダーのシュートを放つと
ボールは懸命の横っ飛びでブロックを試みたGKニューベルの手を掠めて
ゴール左隅へ収まり、1-0とバイエルンが先制して試合が動きます。
バイエルンは更に後半15分、左サイドでボールをキープしたニャブリが
ゴール前へアーリークロスを入れると、ミュラーの落としのパスを受けた
ケインが相手守備陣3人に囲まれながらも巧みなボールコントロールから
至近距離ながらも右足を振り抜くと、ブロックに入ったヘンドリクスの
足に当たるもボールはゴールに収まり、バイエルンが2-0と一気に
シュツットガルトを引き離します。

中盤に入るとシュツットガルトはヘンドリクスに代えてミッテルシュテット、
更にデミロヴィッチに代えてミローを投入します。
しかし、この交代にものともしないバイエルンは後半23分、自陣左サイドの
エンドライン際からロングボールで相手のプレスを回避すると、ミュラーを
経由してタッチライン際を飛び出したデイヴィスがパスを受けてドリブルから
速攻に転じます。すると中央をフリーで上がってきたケインにパスを送り、
これを受けたケインが右足でシュートを放ちますがこれはクロスバーの
上を越えてケインはこの時間帯でのハットトリックを逃してしまいます。
この後バイエルンはゲレイロに代えてライマー、オリーセに代えてザネ、
そしてニャブリに代えてコマンを投入します。
一方のシュツットガルトはレヴェリングに代えてヴォルテマーデ、
そしてウンダフに代えてトゥレを投入します。

終盤に入ると後半31分、右サイドでスピードのあるザネがパスを受けると、
ハーフスペースを運動量の激しいライマーがオーヴァーラップして
裏へ抜けるとザネからのスルーパスを受けてシュートまで放ちますが、
これは決定打とはならず無得点に終わってしまうも後半35分、
バイエルンがデイヴィスの好守備でシュツットガルトの攻撃を止めて
速攻に転じると、ケインとザネだけでカウンター完結させることは
できませんでしたがその後味方の上がりを受けて再び相手を自陣ゴール前に
張り付けてパスワークを展開すると左サイドでコマンとデイヴィスの
連携から後方へパスを返したところに飛び込んできたパリーニャが
右足で強烈なシュートを放つと、これはシャボがブロックするも
ボールを弾き返すには至らず、こぼれ球に反応したケインがゴールへ
押し込んで3-0としてシュツットガルトを更に引き離し、
自らも2試合連続無得点を払拭するハットトリックを達成します。
この後バイエルンはウパメカノに代えてゴレツカを投入します。
一方シュツットガルトはヴァグノーマンに代えてチェイス・アンリを投入。

そして後半44分、バイエルンはシュツットガルト陣内右サイドで
パリーニャがファウルを受けてFKを得ると、クリックリスタートから
ライマー、ザネ、そしてミュラーへパスをワンタッチで繋ぐと
ダイアゴナルに中央部へ持ち上がるミュラーが相手守備陣を引きつけ、
左サイドでフリーのコマンがパスを受けると巧みな切り返して
チェイス・アンリのチェックをかわして右足でシュートを放つと
ボールはゴール右隅へ突き刺さり、バイエルンがこの決定的な4点目を
追加してシュツットガルトをくだしました。

戦績:5勝2分(勝ち点:17)
得点:24/失点:7
順位:首位

ゴール

▼バイエルン

後半12分:ハリー・ケイン
後半15分:ハリー・ケイン
後半35分:ハリー・ケイン
後半44分:コマン

▼シュツットガルト

ゴールなし

■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ラファエル・ゲレイロ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、パヴロヴィッチ
OMF:オリーセ、ミュラー、ニャブリ
FW:ハリー・ケイン

▽交代
パヴロヴィッチ→ジョアン・パリーニャ、ラファエル・ゲレイロ→ライマー、オリーセ→ザネ、ニャブリ→コマン、ウパメカノ→ゴレツカ

イエローカード:

監督:ヴァンサン・コンパニ

○シュツットガルト

GK:ニューベル
DF:ヴァグノーマン、ルオー、シャボ、ヘンドリクス
MF:リーデル、カラゾール、シュティラー、レヴェリング
ST:ウンダフ
FW:デミロヴィッチ

▽交代
ヘンドリクス→ミッテルシュテット、デミロヴィッチ→ミロー、レヴェリング→ヴォルテマーデ、ウンダフ→トゥレ、ヴァグノーマン→チェイス・アンリ

監督:セバスチャン・ヘーネス

では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

いいなと思ったら応援しよう!