'24-'25シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第5節(バイエルンvsレバークーゼン)


Guten Tag!!!

我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

今節は昨季優勝チームのレバークーゼン(B04)をホームに迎えて対戦、
首位を争うチーム同士の試合は非常に締まった戦いとなり、
結果的に1-0のドローに終わりました。
※試合は現地時間9/28(土)に開催されました。

バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■伊藤洋輝(ケガ)
■ヨシップ・スタニシッチ(ケガ)
■サシャ・ボエ(ケガ)

さて試合の方ですが、
オクトーバーフェスト仕様のユニフォームを纏ったバイエルンは、
スタニシッチに加えサシャ・ボエ負傷により右SBが不在であることを受け、
左利きのラファエル・ゲレイロを右SBに据えて、狙いはボール支配率を
高めることだと思ひますがこの一戦に臨んでいます。
そんな立ち上がりはバイエルンがボールポゼッションで上回り、
レバークーゼンはブロックを作ってややリトリートしてバイエルンが自陣に
侵攻してきたところでボールを奪いに行くスタイルのようであります。
さすがに昨季リーガ史上初の無敗優勝を決めたレバークーゼンはこれまでの
相手とは異なり、守備時バイエルンに自由なスペースを与えず、
バイエルンとしても決定機を生み出すのは容易ではなく、PA外からムシアラや
ゲレイロがシュートを放つシーンがありますが枠を外れスコアは動きません。

中盤になっても状況によってやキミヒが右サイドにポジションを移せば
ゲレイロとのポジションチェンジや味方との連携が巧みなオリーセとの
パスワークに、ムシアラの巧みなボールタッチからレバークーゼンの
守備陣5人と対峙するシーンがある等ゴールを期待させるプレーが多いのは
ここまでバイエルンであります。
一方、レバークーゼンはここまでバイエルンが自陣からビルドアップを
試みるのに最初のプレスをかわされ自陣への侵攻を許すとブロックを下げて
対応するスタイルでありますが、時折見せるスピードのあるフリンポンや
ドリブルの巧いヴィルツを生かしたカウンターがストロングとなるも、
ハイラインながら後方のリスク管理がしっかりしているバイエルンも
ボールロスト後複数の選手でプレスバックに移行する動きが俊敏で対応に
スキがなく、レバークーゼンをシュート0に抑えています。

しかし終盤に入って前半30分、ウパメカノの自陣からゲレイロに出した
縦パスにレバークーゼンが猛然とプレスに動いてボールを奪い、ヴィルツと
ボニフェイスのパスワークからバイエルンがピンチになりかけますが、
ここはパヴロヴィッチのプレスによりボールを奪い返し守護神ノイアーへの
バックパスを試みるもヴィルツのプレスもあってノイアーへのパスは
通らずエンドラインを割ってレバークーゼンのCKとなってしまいます。
そして前半31分、グリマルドの蹴ったボールがゴール前を流れて
ファーサイドでジャカが拾うと中央部PA外でフリーのアンドリッヒへ流した
パスをアンドリッヒがダイレクトに右足で合わせるとボールは
守護神ノイアーの横っ飛びも弾き返せずゴール右下隅へ突き刺さり、
アウェイのレバークーゼンがこの日最初のシュートで先制します。

ホームで相手に先制を許してしまったバイエルンですが再びマイボールとして
落ち着いてボールを回して相手陣内へ侵攻するも、レバークーゼンの固い
守備ブロックにただボールを左右に散らすことしかできませんでしたが
前半39分、左サイドにいたパヴロヴィッチからキミヒを経由して右サイドで
フリーのオリーセへパスが渡ると、PA角付近からでしたがオリーセが
ゴール前へクロスを送ります。
これはケインと競り合ったタプソバがヘディングで弾き返しますが、
中央部ペナルティアーク手前でこぼれ球を拾ったフリーのパヴロヴィッチが
ワントラップから巧みなタイミングで、右足アウトサイドで放ち、
シュートがかかって右に逸れたシュートがGKフラデツキの横っ飛びも
弾き返せずゴールに収まり、バイエルンが1-1の同点に追いつきます。
締まったゲームは前半同点にて終了します。後半へ続く…。

さて後半。
キックオフと同時にレバークーゼンがバイエルンゴール目指して猛然と
プレスをかけてきますが、これを巧みにかわしたバイエルンがボールを
キープすると後半3分、右サイドでキミヒからの縦パスを受けたオリーセが
タッチライン際に開いたケインへパスを送ると、今度はケインが
バイタルエリアで左サイドへ向けて大きく展開するとフリーでPA内へ
飛び込んできたニャブリがダイレクトに左足で合わせます。
このシュートがGKフラデツキをかわすもファーサイド側のポストに弾かれ、
こぼれ球に反応したニャブリが右足でシュートを放つも今度はこれが
クロスバーに嫌われ、バイエルンの勝ち越しとはなりません。
このバイエルンのチャンスは、後半になってレバークーゼンが全体の
ラインを上げてきたことが1つのきっかけになっていると思われます。

バイエルンは更に後半13分には中盤でのボールの奪い合いからヴィルツの
ファウルによりレバークーゼン陣内でFKを得ると、両チームの選手が
ヘッドで競り合った後こぼれ球が落下するところをオリーセが左足で
ダイレクトに合わせて至近距離から強烈なシュートを放ちますが、
これはGKフラデツキが足でブロックしてスコアは動きません。
この後レバークーゼンはテリエに代えてアドリを投入します。
一方のバイエルンは中盤に突入するとニャブリに代えてコマンを投入します。
後半23分にはそのコマンとデイヴィスのパスワークによりレバークーゼン
陣内左サイド深くへ侵攻するも相手守備陣のブロックに遭うと、
サポートで左ハーフスペースに位置取ったフリーのキミヒにパスを送ります。
これを受けたキミヒがPA外ながらファーサイドを狙ったシュートを
狙い打ちますが、これは残念にも枠外となってしまいます。

序盤はレバークーゼンがやや前がかりではあったものの、
後半はここまで押すバイエルンに対して引くレバークーゼンの構図が
ハッキリしており、それでいながらバイエルンが巧みにレバークーゼンの
カウンターの脅威を比較的排除できている状況である為か、
終盤に突入するとバイエルンはオリーセに代えてザネ、そしてゲレイロに
代えてライマーを投入します。
一方のレバークーゼンはボニフェイスに代えてネイサン・テラを投入。
試合時間残り10分に臨むことになります。

後半38分には自陣右サイドでタプソバがボールを大きく前に出すと、
キム・ミンジェ、ウパメカノと競り合ったアドリが勝ってマイボールとし
フリンポンからの縦パスを受けてドリブルで持ち上がると、戻ってくる
バイエルン守備陣の中に左サイドをフリーで上がってくるグリマルドを
見つけ、サイドチェンジのパスを送ります。
これをグリマルドが受けるもライマーがファウルスレスレ?の
チャージでこれを阻むとザネがボールを持ってバイエルンが反撃に
転じますが、これもレバークーゼン守備陣の戻りの早さによって
シュートまでこぎ着けることができませんでした。
また、一連のプレーの中でハリー・ケインがアドリと交錯して左足を
痛めてしまい、大事を取って?ミュラーとの交代となります。
一方のレバークーゼンはヴィルツに代えてパラシオスを、
そしてグリマルドに代えてベロシアンを投入します。

そして、昨季レバークーゼン躍進の一因となったであろう、
5分も設けられたA/Tの攻防でバイエルンはチャンスを迎えるものの、
レバークーゼンから勝ち越せなかったものの、逆に相手にも勝ち越しを
許すことはなかった為、トータルすると非常に締まった試合はお互いに
譲らず互角の戦いでドローに終わりました。

戦績:4勝1分(勝ち点:13)
得点:17/失点:4
順位:首位

ゴール

▼バイエルン

前半39分:パヴロヴィッチ

▼レバークーゼン

前半31分:アンドリッヒ

■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ゲレイロ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、パヴロヴィッチ
OMF:オリーセ、ムシアラ、ニャブリ
FW:ハリー・ケイン

▽交代
ニャブリ→コマン、オリーセ→ザネ、ゲレイロ→ライマー、ハリー・ケイン→ミュラー

イエローカード:ウパメカノ(累積3枚目)

監督:ヴァンサン・コンパニ

○レバークーゼン

GK:フラデツキ
DF:タプソバ、ター、インカピエ
MF:フリンポン、アンドリッヒ、ジャカ、グリマルド
ST:テリエ、ヴィルツ
FW:ボニフェイス

▽交代
テリエ→アドリ、ボニフェイス→テラ、ヴィルツ→パラシオス、グリマルド→ベロシアン

監督:シャビ・アロンソ

では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

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