'24-'25 チャンピオンズリーグ リーグフェーズ第3節(バルセロナvsバイエルン)
Guten Tag!!!
我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。
'24-'25シーズン新フォーマットによるUEFAチャンピオンズリーグ。
先だって8/29に行われた組み合わせ抽選により、リーグフェーズではPSG、
バルセロナ、ベンフィカ、シャフタル・ドネツク、ディナモ・ザグレブ、
フェイエノールト、ブラティスラヴァ、アストンビラとの対戦が
決まったバイエルンは第3節でスペインのバルセロナ(FCB)の
ホーム、(正確には違いますが…)エスタディ・オリンピック・リュイス・
コンパニスに乗り込み、結果的に1-4で敗れてしまいました。
※試合は現地時間10/23(水)に開催されました。
バイエルンの欠場者は以下の通りです。
■伊藤洋輝(ケガ)
■ヨシップ・スタニシッチ(ケガ)
■サシャ・ボエ(ケガ)
■アレクサンダル・パヴロヴィッチ(ケガ)
さて試合の方ですが、
バルセロナにはフリック監督とFWレバンドフスキがいて、彼らにとって
バイエルン戦は古巣対決となり、バイエルンにとっては対戦相手として
彼らと再会…ということになります。
バルセロナにとってバイエルンとは2勝2分11敗と通算対戦成績では
分が悪いようですが、フリックがバイエルンで獲得した6冠そのままの
勢いを以てリーグ戦で快進撃を続けており、バイエルン戦でも
立ち上がりからそのポテンシャルを遺憾なく発揮してきます。
まずは試合開始1分、バイエルンキックオフで始まったものの、
バイエルンからボールを奪い返したバルセロナが自陣左サイドでの
ビルドアップから、レバンドフスキが中盤まで下りてきてパスを受けると
キム・ミンジェのマークに耐えつつ、落としのパスを受けたF・ロペスが
ウパメカノのプレスを受ける前にスペースへ飛び出すラフィーニャへ
スルーパスを送ると、キミヒのブロックをかわしたボールを拾った
ラフィーニャがバイエルンゴール前まで独走で持ち上がると、
守護神ノイアーが飛び出してきたところを冷静にかわして左足で無人の
ゴールへ流し込み、0-1とバルセロナが先制。
早速試合が動きましたが、基本的に両チームともにハイライン/ハイプレスを
身上にしたチームだけに、高い時はハーフウェーまでラインが上がり、
お互い相手陣内スペースへ飛び出すことがあるとたちまち決定機を迎える
場面も想定される状況で前半10分、今度はバイエルンが自陣左サイドでの
ビルドアップから中盤で巧みに中央→右へのサイドチェンジでバルセロナの
プレスをかわしつつ前へ運ぶと右サイドでオリーセからパスを受けた
大外のミュラーがゴール前にクロスを送ると、これをケインが頭で押し込み
1-1の同点ゴール!…かと思われましたが、ミュラーのクロスに飛び出した
ケインのポジションがオフサイドであったとのVAR判定により、
バイエルンの得点は無効となっちゃいました。
それでもバルセロナに対してポゼッションでやや優位に試合を進める
バイエルンは比較的バルセロナ陣内でボールを保持する機会が多く
前半18分、再び自陣左サイドでのビルドアップから、キム・ミンジェが
右サイドへ大きく展開すると、パスを受けた大外のオリーセが巧みな
ボールタッチでバルセロナ守備陣を引きつけると、今度は左サイドへ
大きく展開します。
オリーセからのロングパスを巧みなトラップからスペースで受けた
ニャブリが今度はゴール前へ折り返しのクロスを巧みにGKとDFラインの
スペースに送ると、ここに飛び出してきたケインがジャンピングヴォレーを
バルセロナゴールへ叩き込み、今度は文句なくバイエルンが1-1の
同点に追いつきます。
終盤に入ると前半36分、今度はバルセロナの攻撃から右サイドでパスを
受けたクンデがスペースへ飛び出す動きを見せたF・ロペスめがけて
浮き球のスルーパスを送ると、ロペスに対してキム・ミンジェが前に入り、
ヘディングでブロックを試みるもロペスのプッシングを受けたのか、
キム・ミンジェのヘディングは不発に終わり、ボールを拾ったロペスが
独走でバイエルンゴール前まで持ち上がると、ゴールを飛び出してきた
守護神ノイアーとウパメカノのチェックを寸前でかわして逆サイドを
フリーで上がってきたレバンドフスキへパスを送ると、
あとはレバンドフスキが無人のゴールに押し込むだけで、
これで1-2としたバルセロナが勝ち越します。
※ロペスとキム・ミンジェのやり取りはファウルとは認められ
ませんでした…。
バルセロナは更に前半45分、自陣右サイドでバイエルンとのボールの
奪い合いを制すると、カサドが左サイドを上がるラフィーニャめがけて
大きくサイドチェンジのロングパスを送ります。
これを受けたラフィーニャが、分が悪く半身で受けざるを得ず、
下がり続けるゲレイロを下げさせつつダイアゴナルに持ち上がってPA内へ
侵入すると、救援に入ったウパメカノの股を抜くかたちで右足の
シュートを放つと、ボールは横っ飛び守護神ノイアーの片手を掠めて
ファーサイド側のネットを揺らし、バルセロナが1-3とバイエルンを
リードして前半は終了します。
後半へ続く…。
さて後半。
前半に引き続き、お互いにハイラインを敷いて一方がボール保持を
試みれば、もう一方はハイプレスでボールを奪い返しにかかり、
中盤でのボールの奪い合いが展開されると後半5分にはバルセロナの
ハイプレスを巧みにタッチ数の少ないパスでプレスを受ける前に
繋いで右サイドのオリーセが受けると、カットインからドリブルで
PA内へ侵入すると、オリーセのシュートはブロックされるものの、
こぼれ球を拾ったパリーニャが押し出すように放ったシュートは
残念ながらクロスバーの上を越えてバイエルンの追撃弾とは
なりませんでした。
バイエルンは後半11分にもバルセロナ陣内へ押し込み、左サイドで
FKのチャンスを得ますが、ここからのこぼれ球を拾った右サイドの
オリーセのドリブルをカサド?がブロックすると、こぼれ球のパスを
受けたペドリから逆サイドのヤマルへ対角線のパスが通ると、今度は
フリーランでバイエルン陣内左サイドへ侵入したラフィーニャが
ヤマルからの対角線のパスを受けるとウパメカノとキム・ミンジェの
追走を受けながらもドリブルでバイエルン陣内を持ち上がり、
PAライン上で左足のシュートを放つと、またも守護神ノイアーの
ブロックを抜くボールがファーサイド側のネットへ収まり、1-4とした
バルセロナがバイエルンを大きく引き離します。
これでラフィーニャはドライアーパック達成となります。
悪い流れを断ち切りたいバイエルンは中盤になると一気に4枚ていう
交代カードを切ります。
ミュラーに代えてムシアラ、オリーセに代えてザネ、ニャブリに代えて
コマン、そしてパリーニャに代えてゴレツカが投入されます。
対するバルセロナはフェルミン・ロペスに代えてF・デ・ヨングを投入。
この辺りからバイエルンはブロックをやや引き気味に、バルセロナが
ボールを保持する時間が比較的長めに感じるようになります。
バルセロナとしては余裕のあるリードがあり、またバイエルンとしては
(特に)ラフィーニャに裏を取られ続けたことが理由だと思ひます。
終盤になるとバルセロナはラフィーニャに代えてダニ・オルモを投入。
バルセロナは更に後半40分になるとヤマルに代えてアンス、ファティ
そしてレバンドフスキに代えてパウ・ビクトル、そしてペドリに代えて
ガビを投入します。
一方のバイエルンはラファエル・ゲレイロに代えてライマーを投入します。
そして、バイエルンは流れを変えることができず、試合は1-4のまま終了、
バイエルンはリーグフェーズ突破に向けて痛い1敗となりました。
戦績:1勝2敗(勝ち点:3)
得点:10/失点:7
順位:23位
ゴール
▼バイエルン
前半18分:ハリー・ケイン
▼バルセロナ
前半1分:ラフィーニャ
前半36分:レバンドフスキ
前半45分:ラフィーニャ
後半11分:ラフィーニャ
■出場メンバー
◯バイエルン
GK:ノイアー
DF:ゲレイロ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:パリーニャ、キミヒ
OMF:オリーセ、ミュラー、ニャブリ
FW:ハリー・ケイン
▽交代
ミュラー→ムシアラ、オリーセ→ザネ、ニャブリ→コマン、パリーニャ→ゴレツカ、ラファエル・ゲレイロ→ライマー
イエローカード:キミヒ(累積1枚目)、ゴレツカ(累積1枚目)
監督:ヴァンサン・コンパニ
○バルセロナ
GK:ペーニャ
DF:クンデ、クバルシ、I・マルティネス、バルデ
CMF:カサド、ペドリ
OMF:ラミン・ヤマル、フェルミン・ロペス、ラフィーニャ
FW:レバンドフスキ
▽交代
F・ロペス→F・デ・ヨング、ラフィーニャ→ダニ・オルモ、レバンドフスキ→パウ・ビクトル、ヤマル→アンス・ファティ、ペドリ→ガビ
監督:ハンス=ディーター・フリック
では、Tschuess!!!(V)o\o(V)