'24-'25シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第22節(レバークーゼンvsバイエルン)


Guten Tag!!!

我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

今節は昨季王者で2位レバークーゼン(B04)のホームに乗り込んで対戦し、
押されに押されまくった試合は何とか0-0のスコアレスドローに終わり、
バイエルンの連勝はストップしましたが勝ち点差は維持しました。
※試合は現地時間2/15(土)に開催されました。

バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ダニエル・ペレツ(腎臓損傷?)
■アルフォンソ・デイヴィス(ケガ)
■ジョアン・パリーニャ(風邪?)

さて試合の方ですが、
バイエルンのキックオフで始まったものの、ホームの地の利を生かした?
レバークーゼンが巧みにバイエルンのパスコースに入ったカットしたり
ボールホルダーへのチェックが早かったりでバイエルンからボールを奪うと
そこから速攻を仕掛けるケースがあり、バイエルンとしては相手陣内へ
侵攻する前のことなので、いつも通りプレーできていない印象であります。
すると前半10分、バイエルンが自陣でレバークーゼンのプレスを
かわしながら右サイドから左サイドへ繋ぐも、下りてきてパスを受けた
ムシアラがパラシオスのチャージを受けてインターセプトされると
ジャカからヴィルツ、そしてターへ返されたところから
ターが縦パスを入れてこれをヴィルツがフリックしてゴール前のスペースへ
流したところにテラ飛び込むもここはタッチの差でウパメカノがボールを
掻き出してバイエルンはピンチを逃れます。

中盤になってもバイエルンにはいまだシュートがなく、
比較的ボールを保持している時間はレバークーゼンよりも長めに感じるものの
バイエルンが相手陣内でプレーするところがあまり見られません。
そんな前半21分、レバークーゼンがバイエルン陣内左サイドでボールを
キープすると縦パスを受けたグリマルドからハーフスペースでフリーの
ヴィルツへ横パスが入るとヴィルツの仕掛けから一気にPA内へ侵攻します。
ヴィルツがウパメカノのマークを受けながらも超至近距離からシュートを
放ちますが、ここは守護神ノイアーが足に当ててセーヴするも、こぼれ球に
反応したフリンポンがヘディングシュートで詰めます。
しかし、ここは幸いにもクロスバーに弾かれ、更にキム・ミンジェのクリアに
よりバイエルンは再びピンチを免れますが、バイエルンにとって相手の
ホームで危険な時間帯が続いています。

更に前半25分にはバイエルンがラインをハーフウェー付近まで上げている
状態で中盤でインターセプトすると帰陣するバイエルン守備陣を尻目に
左サイドへ展開し、インカピエからゴール前へアーリークロスが
送られると、スペースに飛び込んだフリーのテラがシュートを放つも
これもクロスバーに弾かれバイエルンは何とかピンチを救われます。
更に更に前半33分には一時バイエルンに自陣まで侵攻されるも右サイドで
ライマーとキミヒにプレスをかけ、パスカットに成功するとゴールから
守護神ノイアーが飛び出しているのを見逃さなかったヴィルツが
ノイアーの頭上を超えるロングシュートを放ち、これがノイアーの頭上を
超えたもののボールは枠外へ流れてレバークーゼンの先制とはなりません。

一方、終盤に入ってもバイエルンはボールをキープすることはあっても
レバークーゼン陣内へ入ると相手の4-5-1の強固なブロックの前に
バイタルエリアでは崩しの糸口を見つけられず…まごまごしている内に
相手のプレスに引っかかってボールを奪われ反撃を許すていふ
負のスパイラルに陥っている感じで、何と前半40分にしてここまで
相手ゴールに放ったシュートが1本もありません。
あとは、アウェイでのピッチといふこともあるのか、パスミスが散見
されることも気にはなりますな。
前半終了間際にバイエルンがレバークーゼン陣内左サイドでパスを受けた
ムシアラが前方の空きスペースを利用して独力突破を試みると、
たまらずパラシオスがファウルでムシアラを倒した為、バイエルンがFKを
獲得しオリーセの蹴ったボールをケインがヘディングで合わせ
バイエルンがこの日最初のシュートを放ちますが、インカピエとの
競り合いもあってシュートはヒットせず枠外へ。
しかも、ケインのポジションがオフサイドであった為、シュートとして
カウントされていません。
そんなこんなで前半バイエルンはシュート0、そしてレバークーゼンの
攻撃に対しても危険なシーンが多かったもののスコアレスで終了。
後半へ続く…。

さて後半。
レバークーゼンが前半での優勢さそのままに立ち上がりでもバイエルン
陣内へ侵攻して、逆にバイエルンを自陣に追い込むと後半13分に
バイエルン陣内で得たFKから右サイドでCKを獲得します。
このCKをグリマルドがゴール前に上げると、ファーサイドで待っていた
ターが頭で中央へ折り返し、これをジャカがバイエルンDF陣と競り合い
ながらも前にいたテラへ頭で流すもこれはキム・ミンジェが足に当てて
コースを変えますが、これをテラがジャンピングヴォレーでとらえるも
ボールは左ポストの更に左に流れていき、レバークーゼンはチャンスを
逃してしまいますが、バイエルンとしてはなかなか試合の流れを
変えることができません。

更にレバークーゼンは後半21分、再びバイエルン陣内へ侵攻し右サイドで
CKを得ると、先ほどと同様グリマルドがファーサイドに上げたボールを
ターが折り返し、これをゴール前でフリーのテラが頭で合わせ、
守護神ノイアーが対応できない方向にシュートを打たれませすが、
ここはゴーラインで待っていた伊藤洋輝が頭でクリアしてバイエルンの
絶体絶命の大ピンチを救います。
この後、何とか試合の流れを手繰り寄せたいバイエルンは伊藤洋輝に
代えてスタニシッチ、パヴロヴィッチに代えてゴレツカ、コマンに代えてザネ、
そしてオリーセに代えてニャブリの4枚替えを一気に敢行します。

ただ、バイエルンの選手が変わっただけでレバークーゼンは守備時は
強固なブロックを作って高い位置からバイエルンのビルドアップを阻み、
更に攻撃時は巧みなパス&ムーヴでバイエルンのプレスをかわして
巧みにバイタルエリアまで侵攻して決定機を作るといふ…レバークーゼン
主導の流れを断ち切ることは容易ではないようで、バイエルンは相手に
攻められっぱなしのまま試合は終盤を迎えます。
試合時間残り5分のところでレバークーゼンはテラに代えてアドリを投入。
一方のバイエルンはムシアラに代えてボエを投入します。

0-0のまま迎えた後半A/T、残り3分といふタイミングでしたがレバークーゼンが
ボールをキープすると最終ラインでボールを持ったジャカから左サイドの
ハーフスペースを飛び出したグリマルドにスルーパスが送られると
これが見事に通り、PA内に侵入したグリマルドからゴール前へクロスが
送られると巧みにウパメカノとキム・ミンジェの間に位置取ったアドリが
ヘディングで合わせますが、これは守護神ノイアーがパンチングで弾き出し、
バイエルンはまたも大ピンチを脱し、こぼれ球を拾ったヴィルツが詰めの
シュートを放つも、ライマー等を含めたバイエルンDF陣が懸命の寄せで
ヴィルツのシュートを外させ、この後もスコアは動かず、
結果的に0-0で試合は終了。
バイエルンにとってこれまでにない大苦戦で、色んな修正点があったかとは
思いますが、逆に勝てたであろうレバークーゼンを勝たせずに終えたことは
満足とはいかなくとも良かったことではあるのかなと思ひます。

戦績:17勝4分1敗(勝ち点:55)
得点:64/失点:19
順位:首位

★ゴール

▼バイエルン

ゴールなし

▼レバークーゼン

ゴールなし

■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ライマー、ウパメカノ、キム・ミンジェ、伊藤洋輝
CMF:キミヒ、パヴロヴィッチ
OMF:オリーセ、ムシアラ、コマン
FW:ハリー・ケイン

▽交代
伊藤洋輝→スタニシッチ、パヴロヴィッチ→ゴレツカ、コマン→ザネ、オリーセ→ニャブリ、ムシアラ→ボエ

イエローカード:伊藤洋輝(累積1枚目)、パヴロヴィッチ(累積2枚目)、ウパメカノ(累積6枚目)

監督:ヴァンサン・コンパニ

○レバークーゼン

GK:フラデツキ
DF:ムキエレ、ター、タプソバ、インカピエ
MF:フリンポン、ジャカ、パラシオス、グリマルド
FW:テラ、ヴィルツ

▽交代
テラ→アドリ、グリマルド→シック

監督:シャビ・アロンソ

では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

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