EURO2024 ラウンド16(ドイツvsデンマーク)
Guten Tag!!!
我が親愛なるドイツ代表。
EURO2024もグループステージを終えノックアウトステージへ突入。
そんな今節、ドルトムントはベストファーレン・シュタディオンにて
1992年大会優勝国、ダニッシュ・ダイナマイトことデンマーク(DEN)と
対戦し、2-0で勝ってベスト8進出一番乗りとなりました。
※試合は現地時間6月29日(土)開催。
◆欠場者
・ジョナサン・ター(サスペンション)
さて試合の方ですが、
キックオフからボールを支配してゲームのイニシアチヴを握り、
両サイドに開いたキミヒやラウムが幅を取りつつ、巧みな
パス&ムーヴでデンマーク陣内へ侵入してデンマーク守備陣の綻びを
探しながら相手守備陣のポケットを突こうと試みると前半3分に
右HSでアンドリッヒから左サイドへ大きく展開され、
パスを受けたラウムがバーと競り合いながらもゴール前へ低空クロスを
送りますが、ここはアンデルセンがクリアしてドイツのCKとなります。
そして、クロースがゴール前へ上げたボールを後方から飛び込んできた
シュロッターベックがランニングヘディングシュートを放つと
ボールはゴールネットを揺らしてドイツが先制!…と思われましたが
シュロッターベックをブロックしようとしたオルセンをキミヒが
ブロックして倒した…としてこれがファウルとなり無得点であった
ようです。
ドイツは更に前半7分、デンマーク陣内左サイドでボールをキープして
相手守備陣を引きつけるとクロースが右HSでフリーのキミヒを見つけて
パスを送ります。そしてパスを受けたキミヒはPA外ながら目の前に
スペースがある為、右足で強烈なシュートを放つもここは
GKピーター・シュマイケルの息子カスパー・シュマイケルが
片手パンチングでクリアして再びドイツの前に立ちはだかります。
ドイツは更に更に前半10分、レイオフを多用しながら縦パスを出して
デンマーク守備陣を揺さぶるもなかなか崩れないところを見るや、
今度は最終ラインのリュディガーがDFライン裏へのロングパスを
出してこれに合わせてスペースへ飛び出したハヴァーツが左足で
ダイレクトシュートを放ちますが、これは枠外となりここでも
スコアは動きませんでした。
中盤以降もデンマークに自陣への侵入を許すことはあったドイツですが
基本的に相手守備陣を押し込んでハーフコートゲームを展開します。
デンマークにインターセプトされても素早いプレスバックにより
簡単にゃあ相手に反撃を許しませんが前半21分、デンマークは
最終ラインでアンデルセンがボールを持つと最前線でドイツDFライン
裏への飛び出しを試みたエリクセンを見つけてロングパスを送ると
これを受けたエリクセンがフリーでシュートを放つも下がりながら
マークに付いていたリュディガーが瞬間左足を出してコースを変えて
CKへ逃れますが、この辺りから流れの中にもかかわらずデンマークは
修正力が優れているのか…ドイツのプレスを掻い潜り、巧みに中央突破を
試みるとバイタル付近で左サイドへ展開して一旦逃れ、再びボールを
中へ入れると左HSでエリクセンの縦パスを受けたメーレがPA内へ
侵入してシュートを放ちますがこれは枠外となります。
しかし、デンマークもボール支配に関してはドイツに劣る訳ではなく、
ポゼッションに歴然とした差がある訳ではありません。
ただ、引き続きこの時間帯では優位に試合を進めるデンマークは
終盤に入って前半31分、ペナルティアーク内でメーレがアンドリッヒに
倒されFKを得るとエリクセンの蹴ったボールは壁に当たってゴールとは
ならず、ここでも試合は動きませんでした。
そして、天候情報として曇りと言われてはいましたが前半35分に
画面内に降雨が目視確認されると空には激しい雷も発生し、このまま
プレー続行するのは危険と主審が判断し、試合は一旦中断されます。
約25分の中断期間を経て試合が再開されるとドイツがらしい攻撃で
デンマークゴールを襲うと前半37分に左サイドからラウムのクロスに
ニアでリュディガーが囮になったことによりフリーになった
ハヴァーツが頭で合わせるも再びGKシュマイケルがブロック。
更にこぼれ球を拾ったギュンドアンからキミヒがバックパスを受けると
再びゴール前にクロスを送り、今度はシュロッターベックが頭で
合わせるもこれは枠外となりますが、ドイツは試合中断の影響を受けて
集中が途切れた…なんてこたぁなさそうです。
ただ、前半42分にはデンマークのサイドチェンジを伴った攻撃を
ドイツは巧みにブロックするもゴール前でシュロッターベックがボール
処理を誤りホイルンドに奪われてしまうがシュートは結果的に枠外
となりドイツはピンチを免れますがヤバい瞬間だったと思ひます。
デンマークは更に前半終了間際、自陣でドイツにプレスをかけると
左HSでムシアラが苦し紛れに出したパスをディレイニーがカットすると
その後パスしたオルセンとエリクセンのワンツーの間にディレイニーは
ハーフウェーよりデンマーク陣内へ入っていたドイツDFライン裏の
スペースへと飛び出してエリクセンよりパスを受けてドリブルで
ドイツ陣内を持ち上がります。
ここに追いついたリュディガーが寄せる前にディレイニーが中央の
スペースへパスを出すとこれを拾ったホイルンドが後はフィニッシュのみ
というところまで来ますが既に守護神ノイアーが飛び出してシュート
コースをほぼほぼ塞いでおりブロックに成功。
そんなこんなで前半は両チームスコアレスで終了します。
後半へ続く…。
さて後半。
前半のよぅにまた雷に邪魔されるのでは…?と危惧しながらも
なんだかんだでキックオフされた試合はいきなり動きます。
後半3分、ドイツ陣内左サイドでホイルンドがアンドリッヒに倒された
ことによりデンマークのFKとなると、エリクセンからファーサイド側に
蹴られたボールはPA内で誰かがヘディングで落として後方へ返すと
オルセンを経由して右HSでフリーのホイビェルクが拾い、
ゴール前へクロスを送ると密集地帯での混戦からディレイニーが
シュートを試みるも空振り、しかしブロックを試みたアンドリッヒに
当たったこぼれ球をアンデルセンが左足で押し込むとこれが
ドイツゴールへ収まってしまいます。
デンマークが0-1と先制!…かと思われましたが後にVAR判定により
ディレイニーがオフサイドとなり、またも試合は動きませんでした。
その後、後半5分にドイツボールでリスタートするとシュロッターベックの
ロングフィードにより一気にデンマーク陣内へとドイツが攻め上がります。
左サイド、エンドライン際でボールを拾ったムシアラのゴール前への
折り返しはヴェステルゴーアに弾かれてしまいますが、後から上がって
きてPA内でこぼれ球を拾ったラウムがゴール前にクロスを送るもボールは
ファーサイドへ流れ、こぼれ球をドイツが繋いで最後はペナ角付近にいた
アンドリッヒが左足でクロスのようなシュートのようなキックを蹴るも
これは枠外となり一旦プレーが途切れます…が、
一連のプレーの中…ラウムのクロスの時にブロックを試みたアンデルセンに
ハンドの疑いアリにより、この後VARによってレヴューされると
最終的にPKの判定となり、ドイツにPKが与えられます。
コレをハヴァーツがGKシュマイケルの読みをものともせず、右ポストの
内側に当たってゴールに収まり、1-0とドイツが文句なしに先制します。
ドイツは更に後半14分、自陣左サイドでデンマークのビルドアップを
インターセプトするとクロースの縦パスを横に捌いたハヴァーツが
スペースに飛び出す動きを見せるとタッチライン際でパスを受けた
ラウムからハヴァーツへの折り返しのパスが渡るとハヴァーツが独特な
タッチでアンデルセンとヴェステルゴーアのポケットを突いて
抜け出すとドリブルで一気にデンマークゴールまで上がります。
ただ、最終的にシュートはヒットしなかったのか、枠の外へ流れて
ドイツの追加点とはなりませんでした。
ドイツは更に後半19分にもデンマークのハイラインを突いて右サイドで
ザネがボールキープしてタメを作るとまたもハヴァーツの裏抜けから
デンマーク陣内をドリブルで駆け上がってPA内へ侵入すると、
クリステンセンのマークがあった為、シュートは打てませんでしたが
ゴール前へ上がってきたフリーのザネへ返しのパスを送ります。
これをザネが右足でダイレクトシュートを放つもボールは枠を外れ、
またもドイツはデンマークを引き離せず…。
時折デンマークに反撃を許しながらも守護神ノイアーの好セーヴに
救われたドイツは後半23分、一旦ゴール前へ返したボールを
左サイドのシュロッターベックがデンマークDF陣がラインを上げたと
見るやムシアラを走らせスペースへロングフィードを送ります。
これを拾ったムシアラがアンデルセンの追撃を振り切り、PA内へ侵入
すると冷静にGKシュマイケルの位置を見ながら空いてるコースを
突いてファーサイド側のネットへ収め、2-0とドイツが追加点を決めて
デンマークを引き離します。
この後デンマークはディレイニーに代えてノアゴーアを、
更にオルセンに代えてユスフ・ポウルセンを投入します。
終盤になるとコンタクトプレーも増して選手達のダメージも考慮され、
ドイツはラウムに代えてヘンリヒス、ムシアラに代えてヴィルツが投入、
一方のデンマークはバーに代えてクリスチャンセン、
更にクリステンセンに代えてブルーン・ラーセン、更にホイルンドに
代えてヴィンが投入されます。
そのヴィルツは後半A/T、一旦ゴール前へ戻されたボールをノイアーが
大きく前へ蹴り出し、これを巧みにフュルクルクが収めて
フリーで飛び出したヴィルツへ渡すとドリブルでゴール前まで持ち
上がったヴィルツが冷静にGKシュマイケルの飛び出しをかわして
ゴールへ収めて追加点かと思いきや…またもオフサイドの判定により
無得点となり、ホントはもっと点差がついてもおかしくなかった試合は
2-0のままドイツが勝ってベスト8進出。
その準々決勝の相手は元バイエルンのウィリー・サニョル監督率いる
グルジアを破ったスペインとなります。
●ゴール
▼ドイツ
後半8分:ハヴァーツ(PK)
後半23分:ムシアラ
▼デンマーク
ゴールなし
▼出場メンバー
○ドイツ
GK:ノイアー
DF:キミヒ、リュディガー、シュロッターベック、ラウム
CMF:アンドリッヒ、クロース
OMF:ザネ、ギュンドアン、ムシアラ
FW:ハヴァーツ
▽交代
ギュンドアン→エムレ・ジャン、アンドリッヒ→フュルクルク、ラウム→ヘンリヒス、ムシアラ→ヴィルツ、ザネ→アントン
イエローカード:ナーゲルスマン(累積1枚目)
監督:ユリアン・ナーゲルスマン
〇デンマーク
GK:シュマイケル
DF:アンデルセン、ヴェステルゴーア、クリステンセン
MF:バー、ディレイニー、ホイビェルク、マーレ
ST:オルセン、エリクセン
FW:ホイルンド
▽交代
ディレイニー→ノアゴーア、オルセン→ユスフ・ポウルセン、バー→クリスチャンセン、クリステンセン→ブルーン・ラーセン、ホイルンド→ヴィン
監督:カスパー・ヒュルマンド
では、Tschuess!!!(V)o\o(V)