'24-'25 チャンピオンズリーグ リーグフェーズ第4節(バイエルンvsベンフィカ)
Guten Tag!!!
我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。
'24-'25シーズン新フォーマットによるUEFAチャンピオンズリーグ。
先だって8/29に行われた組み合わせ抽選により、リーグフェーズではPSG、
バルセロナ、ベンフィカ、シャフタル・ドネツク、ディナモ・ザグレブ、
フェイエノールト、ブラティスラヴァ、アストンビラとの対戦が
決まったバイエルンは第4節でポルトガルのベンフィカ(SLB)を
アリアンツ・アレーナに迎えて対戦、結果1-0で勝って連敗ストップに
成功しました。
※試合は現地時間11/6(水)に開催されました。
バイエルンの欠場者は以下の通りです。
■伊藤洋輝(ケガ)
■ヨシップ・スタニシッチ(ケガ)
■サシャ・ボエ(ケガ)
■アレクサンダル・パヴロヴィッチ(ケガ)
さて試合の方ですが、
バイエルンのキックオフながら、いつものように一度後方へボールを
下げてじっくりビルドアップ…ではなく、ボールは下げるものの、
守護神ノイアーまで下げてラインをベンフィカ陣内まで押し上げる
ていう変わった立ち上がりを見せたバイエルン。
ただ、ベンフィカとの中盤でのボールの奪い合いを経て、落ち着いた
ところで再び後方からのじっくりビルドアップへと移行します。
ここではいつもように中盤のキミヒが最終ラインまで下りるも
右CBの位置からパスを供給、右SBのライマーと左SBのデイヴィスが
高い位置まで上がって幅を取りつつベンフィカ陣内へ侵攻します。
一方のベンフィカは、(いつもなのかバイエルン戦だからかまでは不明だが)
5-3-2の守備的な布陣でバイエルンの攻撃陣を前に引き気味に、
かつ左右のスペースを埋めて自陣ゴール前でバイエルンにフリースペースを
与えないような備えで序盤はお互いに決定的なシュートを放つとこまでは
いかないような立ち上がりであります。
おそらくベンフィカはバイエルンの攻撃に対して引いて守ってボールを
奪ったらカウンターていう狙いなのだと思われますが、
ベンフィカの中盤にはバイエルンOBのレナト・サンチェスがいる為、
あわやの時は危険なシーンを作られる恐れがありますが、
中盤に突入したところでバイエルンのボール保持率が7割となっている為、
今のところはバイエルンペースで進んでいる試合といへます。
前半27分にはバイエルンが中盤でベンフィカからボールを奪うと
相手の両SBが高い位置を取って最終ラインが3人しかいないスキを突いて
縦パスを受けたムシアラがバイタルエリアまで持ち上がり、
左サイドでフリーのニャブリへ渡すところまではベンフィカゴールに
近いところでプレーができましたが、ベンフィカDF陣の帰陣が早く、
ゴール前のスペースを埋められてしまって決定機へとつなげることが
できませんでした。
また、終盤に入って左サイドのムシアラからパスを受けたケインが
相手DF陣2人を背負いながら巧みな切り返しで前のスペースへ抜け出ると
PA外ながらロングレンジの強烈なシュートを放ちますが、
ここはGKトルビンの正面に留まりバイエルンは先制することができません。
続く前半33分にはバイエルンが自陣ゴール前から守護神ノイアーの
ケインへの縦パスを起点にオリーセとのワンツーからパスを受けた
ムシアラがドリブルでベンフィカ陣内をバイタルエリアまで持ち上がると
右サイドを上がってきてPA内に侵入したケインへパスを送り、
ケインが左足でシュートを放つも再びGKトルビンのブロックに
遭ってしまいます。
前半38分には右サイドでCKを得たバイエルンがゴール前での混戦から
最後はフリーのニャブリ?が左足で至近距離から強烈な左足でのヴォレーを
放つも、ここでもGKトルビンの正面に飛んでブロックされ、
バイエルンは決定機を逸してしまいます。
ただ終盤になってより展開が激しくなると、前半41分にバイエルンが
右サイドでCKを得るもこれをベンフィカに弾き返されると
そこからカウンターを試みるベンフィカがラインを一気に上げると
バイエルンは守護神ノイアーがベンフィカ陣内まで上がってきて
こぼれ球の処理をするとパスを受けたデイヴィスがアフターで
アムドゥニからチャージを受けたことで一旦プレーが切れ、
バイエルンはピンチを免れます。
※この後、一旦はプレー続行となった為、自陣からコクチュが無人の
バイエルンゴールへ放ったシュートが枠に収まった為、
ゴールかと思われましたがファウルでプレーが切れたので良かったです。
そんなこんなで前半は両チームスコアレス…しかし、ベンフィカを
シュート1本に抑えたバイエルンが優勢なかたちで終了します。
後半へ続く…。
さて後半。
前半劣勢気味だったベンフィカはアムドゥニに代えてパヴリディス、
そしてカボレに代えてベステを投入します。
しかし、前半同様バイエルンが立ち上がりから押し気味に試合を進めると
前半2分、ベンフィカ陣内左サイドを侵攻したバイエルンのケインがPA手前で
アラウージョにファウルを受けると絶好の位置でバイエルンがFKを得ます。
これをオリーセが巧みに壁の上を超えるシュートを放ったものの、
ボールはGKトルビンの正面へ飛んでしまい、キャッチングされてバイエルンの
先制とはなりません。
後半開始から10分経つと、バイエルンはオリーセに代えてザネを、
一方のベンフィカはアクトゥルコールに代えてディ・マリアを投入します。
オリーセよりもスピードで勝負できるザネが入ったことで、
バイエルンの攻撃はより加速し、ザネ投入直後から立て続けにシュート
チャンスを得たバイエルンでしたが、シュートは枠外やGKトルビンの
好セーヴに遭い、ここでも先制することができませんでした。
そして中盤に入ってベンフィカの攻撃を許したバイエルンですがこれを
守り切って反撃に転じると、後半19分にPA外からながらザネが左足で
強烈なシュートを放つも、ここもGKトルビンの好セーヴに阻まれ、
両チームスコアレスの時間が続きます。
しかし後半22分、バイエルンがベンフィカ陣内左サイドでボールを保持し、
キミヒから右サイドのライマーへパスが渡り、更に大外のザネがパスを受けて
ゴール前へフワリとクロスを上げるとこれをファーサイドでケインが
アラウージョと競り合いながら中央部へ頭で返したところにフリーの
ムシアラが飛び込んできて、これを更にヘディングシュートでゴールへ
押し込んで、1-0とバイエルンがよぅやく試合を動かす1点を先制します。
ゴール後、ムシアラ?のオフサイド?がVARにて判定されるも
ムシアラのゴールが認められます。
この後、バイエルンはニャブリに代えてコマンを投入します。
先制したこで気持ち的にが余裕ができ、力みなく落ち着いてプレー可能と
なったからか、バイエルンはこの後交代直後のコマンやムシアラが
立て続けにシュートを放ちますが、ここはGKトルビンが正面でキャッチ
したり、ボールが枠を外れたりと追加点を得ることはできませんでしたが
ベンフィカを自陣内に押し込み、相手に反撃を許しません。
そして終盤に突入するとベンフィカはコクチュに代えてカブラルを投入。
更にレナト・サンチェスに代えてロールハイザーを投入しますが、
ここまでシュート20本以上を放ったバイエルンの攻撃力が最大の防御となり、
ベンフィカは後半1本もシュートを打てず、試合終了間際にムシアラに
代えてミュラーを投入して巧みに時間を使ったバイエルンが1-0のまま
ベンフィカを破り、連敗脱出に成功したバイエルンが17位へ浮上
しています。
戦績:2勝2敗(勝ち点:6)
得点:11/失点:7
順位:17位
ゴール
▼バイエルン
後半22分:ムシアラ
▼ベンフィカ
ゴールなし
■出場メンバー
◯バイエルン
GK:ノイアー
DF:ライマー、ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、パリーニャ
OMF:オリーセ、ムシアラ、ニャブリ
FW:ハリー・ケイン
▽交代
オリーセ→ザネ、ニャブリ→コマン、ムシアラ→ミュラー
イエローカード:ムシアラ(累積1枚目)、
監督:ヴァンサン・コンパニ
○ベンフィカ
GK:トルビン
DF:カボレ、アラウージョ、オタメンディ、シルバ、カレーラス
MF:レナト・サンチェス、アウルスネス、コクチュ
FW:アムドゥニ、アクトゥルコール
▽交代
アムドゥニ→パヴリディス、カボレ→ベステ、アクトゥルコール→ディ・マリア、コクチュ→カブラル、レナト・サンチェス→ロールハイザー
監督:ブルーノ・ラージ
では、Tschuess!!!(V)o\o(V)